【エコキュート交換工事施工例】埼玉県川口市~3階ベランダに設置されたタンクをクレーンで搬出&パナソニック「HE-H37KQS」を設置~

エコキュート交換工事の様子や、それにまつわるトラブル事例を紹介するこのコーナー。今回紹介するのは、埼玉県川口市にお住まいのK様邸で行った交換工事の様子。3階のベランダに設置されたエコキュートをクレーンで持ち上げて交換しました。

<交換工事概要>

【交換前設置EQ】

メーカー: パナソニック National

システム型式:HE-37W3QWS

貯湯ユニット型式: HE-37W3Q

ヒートポンプユニット型式: HE-UK45W

リモコン型式:HE-RQF7W/HE‐RQV7W

製品タイプ:薄型 > フルオート > 標準圧 > 370

【交換後EQ】

メーカー: パナソニック

システム型式:HE-H37KQS

貯湯ユニット型式:HE-H37KQ

ヒートポンプユニット型式:HE-PH45K

リモコン型式:HE-TQWKW

製品タイプ:薄型 > フルオート > 標準圧 > 370

目次

3階ベランダに設置されたタンク

今回交換工事に訪れたのは、埼玉県川口市。埼玉県南東部に位置し、東京都の足立区や北区とも隣接している市です。今回交換工事のご依頼を頂いたK様のご自宅は3階建ての二世帯住宅で、2階のベランダと3階のベランダにエコキュートが設置されていました。

それぞれのヒートポンプは、タンクのすぐ側の壁に設置されています。

今回交換するエコキュートは、3階のベランダに設置されているエコキュート。宅内を通って搬出入することができないので、クレーン車を使って外からタンクの搬出入を行います

既設のエコキュートは、ナショナルの「HE-37W3QWS」。2006年に発売されたエコキュートです。以前にも故障して交換を検討したことがあったそうですが、搬出入経路の確保が難しい現場ということもあり交換工事を引き受けてくれる業者が見つからなかったとのこと。そして今回、複雑な搬入経路クレーンを使った搬出入にも対応している当社に依頼してくださいました。

約7mの高さに設置されたヒートポンプを撤去

まずは、ヒートポンプの交換から行います。通りに面した壁に設置されているヒートポンプの高さはおよそ7m。アップスライダーを使って固定されている部分を取り外したら、本体をクレーンで吊り下げて降ろします。

周辺にぶつからないように、ゆっくりと丁寧に降ろしていきます。

続いて、新しいヒートポンプの搬入です。搬出時と同様にクレーンで吊り下げた本体をスタッフが下から支えながら少しずつ上げていきます。架台にしっかりと固定できたら、ヒートポンプの交換完了です。

パナソニック「HE-H37KQS」を設置

次に、3階のベランダに設置されたタンクを交換していきます。クレーンにタンク本体を取付けて吊り上げるのですが、ベランダの天井があるためそのまま真上に吊り上げることはできません。そこでまずはスタッフ4人がベランダでタンクを斜めに持ち上げて、タンクをベランダの外に出します

ベランダ外に出たタンクをクレーンで吊り下げて、ゆっくりと下に降ろしていきます。

既設タンクが撤去できたら、いよいよ新しいタンクを搬入します。本体が建物にぶつからないように、ゆっくりと少しずつクレーンで吊り上げていきます。

3階の高さまでタンクを吊り上げたら、ベランダに待機していたスタッフ4人でタンクをキャッチ。搬出時と同様にタンクを斜めに傾けて、ベランダに運び入れます。これで搬出入が完了です。

あとはタンクとヒートポンプのそれぞれに配管や配線を繋ぎ合わせて、排水などの処理を行います。

最後に漏電対策のためのアース工事をしたら、試運転を行って問題なく稼働するかどうか確認します。

新たに設置したのは、パナソニックの「HE-H37KQS」。スタンダードクラスの薄型フルオートタイプのエコキュートで、人の出入りを感知して効率よく保温を行う「エコナビ」など便利な機能が搭載された人気機種です。ご検討の際は、下記の寸法を参考にぜひお気軽にお問い合わせください。

【製品寸法】

1834mm × 幅1078mm × 奥行き440mm

工事終了後に、一連の作業の様子をご覧になっていたご主人様から「こんなに大変な工事だとは思っていなかった!他社で断られる理由がわかりました。2階に設置されているエコキュートも交換しなければならないので次回もぜひお願いしたい」というお声を頂きました。

年間8,000件を超える工事を行う当社には、経験豊富な熟練スタッフが多数在籍しています。搬入経路の確保が難しい現場など、他社では断られてしまう工事にも可能な限り対応しているのでエコキュートの交換をご検討の際はぜひ一度お気軽にご相談ください

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