【エコキュート交換工事施工例】京都府京都市山科区~搬入経路を工夫してまさかの場所にパナソニック「HE-NS37KQS」を設置~

エコキュート交換工事の様子や、それにまつわるトラブル事例を紹介するこのコーナー。今回は、京都府京都市山科区にお住まいのM様邸で行った施工の事例を紹介します。搬入経路の確保が難しい特殊な設置環境にご対応させて頂いたケースです。

<交換工事概要>

【交換前設置EQ】

メーカー:長州産業

システム型式:HP-372FSZ

貯湯ユニット型式:HPT-372FSZ

リモコン型式:RC-74M/RC-74Z

製品タイプ:角型 > フルオート > 標準圧 > 370


【交換後EQ】

メーカー:パナソニック

システム型式:HE-NS37KQS

貯湯ユニット型式:HE-NS37KQ

ヒートポンプユニット型式:HE-PNS45K

リモコン型式:HE-TQWKW

製品タイプ:角型 > フルオート > 標準圧 > 370

目次

エコキュートの設置場所が狭小!

今回エコキュート交換のご依頼を頂いたM様邸は、名神高速道路すぐ脇の戸建てです。

道路に沿って少し斜めにご自宅が建っていて、隙間にできた三角形のわずかなスペースにエコキュートが設置されていました。

エコキュートを搬入するには、家の角とフェンスの間を通るしかありません。その距離わずか620mm。この隙間からエコキュートを持ち上げて搬入する必要があります。重さが100kg近くある貯湯タンクを傷付けないように搬入するのは、ただでさえ至難の業。通常エコキュート交換の施工工事はスタッフ2人で行うことが多いですが、今回は3人で搬入作業を行うことになりました。

即席の足場を作り作業開始

まずは、作業をしやすくするために簡易的な足場を作ることに。実際に人が立っている写真を見ると、このスペースがいかに狭いかご理解頂けると思います。

木材を使って簡単な足場を作り、人が立てるスペースを確保します。横に倒したエコキュートを左右で支えながら、フェンスの上を這わせるように搬入します。そのため、エコキュートに傷を付けないようフェンスに養生しています

足場が出来たら、まずは既設エコキュートの撤去から。お客様と相談した結果、交換前のエコキュートは念のため解体してから搬出することになりました

経年により劣化した配管の保温材や化粧テープを巻きなおし、新しく設置するエコキュートに合わせてアンカーボルトを打ったら、いよいよ新しいエコキュートの搬入です。

最初に作った足場の上にあがり、エコキュートを横に倒したらフェンスの上を這わせながら運んでいきます。足場のない部分は狭い塀の上を歩くことになるので、足元に十分気を付けながら進みました。もちろんエコキュートを傷付けることがないように、3人がかりで慎重に運び設置場所に降ろします。

今回は設置場所が斜面になっていたので、座金を使って脚の高さを調整することになりました。

さらに上からモルタルで固めて、倒れないように補強しています。

貯湯タンクやヒートポンプの配管を繋いだら設置完了です。

新しく設置したエコキュートは、パナソニックの「HE-NS37KQS」。外出先から湯はりができる専用アプリ「スマホでおふろ」や、人の出入りを感知して効率的な保温を行う「エコナビ」対応の人気機種です。

ご検討の際は、下記の寸法を参考にぜひお気軽にお問い合わせください。

【製品寸法】

貯湯タンク:高さ 1810mm × 幅 600mm × 奥行き 680mm

さらに今回は、浴槽内のアダプターを「ウルブロZ」に交換しました。お湯はりや追い焚き時にウルトラファインバブルを発生させる循環アダプターで、高い洗浄効果や保温効果をもたらしてくれます

当社では、ウルブロZの在庫を多数確保しており、エコキュートと同時交換ならお得に設置できます。ぜひお気軽にご相談ください。

関連記事