エラーコードの修理対応は行っておりません。
交換をご希望の場合は、ご相談ください。
Er31
エラー内容(確認内容)
「Er31」はヒートポンプユニットと貯湯タンクユニット間の通信が正常に行われていないことを示すエラーです。両ユニット間の情報交換に問題があり、お湯が作れないなど給湯機能に影響が出る可能性があります。
考えられる原因
貯湯タンクとヒートポンプユニットを繋ぐ配線において、接触不良・断線・誤接続が発生している可能性があります。
また、貯湯タンクユニットやヒートポンプユニットの内部にある制御基板の故障も原因として考えられます。
お客様ができる対処法
安全に試せる初期対応として、エコキュート専用のブレーカー(または貯湯タンク本体にある漏電しゃ断器の電源スイッチ)を探し、一度OFFにしてください。
5秒以上(可能であれば1分程度)待ってから、再度ONに戻してエラー表示が消えるか確認します。
リモコン画面に「メニューボタンを3秒以上押す」などの操作指示が表示されている場合は、その指示に従ってください。
【ご注意】
上記はお客様ご自身でご確認・対応いただくための一般的な情報提供です。エコキュート内部の点検や修理作業は専門的な知識と技術が必要であり、危険も伴います。ご自身での分解・修理は絶対に行わないでください。
業者による対応が必要かの判断基準
上記の対処法(電源のON/OFF)を試しても「Er31」のエラー表示が消えない場合、または一度エラーが消えてもすぐに再表示される場合は、配線や電子基板などの部品が物理的に故障している可能性が高いです。
速やかに専門業者へ点検・修理をご依頼ください。
修理費用の目安
日立の公式情報によると、貯湯タンクユニットの制御基板交換が必要な場合の修理費用目安は、部品代・技術料・出張料込みで約56,000円~62,000円(税込)です。メーカー保証期間もご確認ください。
※症状や環境、業者により費用は変動します。正確な金額は業者にご確認ください。
日立修理コールセンターの連絡先
日立家電エコーセンター
フリーダイヤル 0120-3121-68
携帯電話から 0570-0031-68(有料)
エコキュート交換は即日対応の急湯デポにおまかせ!
寿命が近い場合、修理費用も高額になり故障も多くなりがちです。
お使いのエコキュートが寿命が近づいているかチェックしてください!
エコキュート寿命チェック
エコキュート交換の目安
エコキュート設置から10年以上が経過している場合
ヒートポンプユニットの場合は5年から15年、貯湯ユニットの場合は10年から15年が目安と言われています。
また、日常的に操作を行う「リモコン」にも5年から15年程度の寿命があり、寿命を超えると故障症状が現れることがあります。例えば、ボタンが反応しなくなる、外れる、液晶が映らなくなる、音が鳴らなくなる、リモコン線が断線するなどです。10年以上が経過しているようであれば、交換をご検討ください。
エコキュートの寿命を確認するには?
貯湯タンクに記載されている製造年月から、おおよその寿命を把握できます。
製造年月から数えて13年ほどたっているのであれば、正常に稼働していても寿命が近いと言えるでしょう。

エコキュートの修理や交換にかかる費用相場は?
劣化した配管の交換や、不具合が生じた混合弁の修理、エラー表示された際の部品交換など、部分的な修理や交換には約0.8万~7万円かかります。保証の対象外となっている部分の場合は、修理費用も高くなります。お湯が出ない、エラー表示が消えないといった場合は、ヒートポンプユニットの修理を必要とするケースが多く見られます。電子回路などの部品を交換する場合、一般的には15万円前後かかると考えておくと良いでしょう。
故障時に要確認! 在庫と納期について
半導体不足等の影響をうけて、エコキュートの在庫確保が厳しい状況が全国的に続いています。商品によっては納品が数ヶ月後という場合もあり、納期に対して特に注意が必要です。急なトラブルとはいえ、すぐに買い替えできない可能性もありますので、在庫・納期は以下より必ずチェックしておいて下さい!