【代表松田のつぶやき】ダイキン・おユぴちょんくんの思い出~業界トップを叶えた「Xシリーズ」~

先日弊社でお取引のあるエコキュートメーカー・ダイキンさんからお茶を頂きました。
このお茶に描かれていたマスコットキャラクター・ぴちょんくんを見て、10年程前のことを思い出していました。

目次

おユぴちょんくんになって子どもたちを虜に!

こちらは10年程前に、とあるショッピングモールで撮影された一枚。ダイキン「エコキュート」のイメージキャラクター・おユぴちょんくんが、子どもたちに囲まれていますね。じつはこの時、おユぴちょんくんの中に入っていたのが何を隠そう私、松田です。

当時、家族連れが賑わうショッピングモールで、おユぴちょんくんの着ぐるみを着てエコキュートの営業をしていたのです。休日は子どもの姿も多く、ヘリウムガスを入れた「浮く風船」や、イヌやウサギの形の「バルーンアート」を作って配ったりしていました。

一度風船を配り始めると、風船を渡した子どもたちがそれを持ってモール内を歩くので、それを見たほかの親子が風船をもらいにやって来るようになります。こうしておユぴちょんくんの周りは、常に子どもたちでいっぱいに! とても忙しかったのを覚えています。

もちろん1日中ただ風船を膨らましていたわけではなく(笑)、来てくれた親子にヒアリングを行い、ガス給湯器からエコキュートへの切り替えなど、エコキュート製品のご提案をさせて頂いていました。

ガス給湯器からエコキュートに交換すると…

このときよくお話させて頂いていたのが、ガス給湯器からエコキュートに交換した際の経済効果です。各メーカーが発表しているエコキュートの電気代は、年間12,000円~24,000円程度。

ガス給湯器と比較すると、ガス給湯器の年間電気料金が72,600円のところ、エコキュートの場合は21,780円。およそ70%ものコストカットになり、年間の電気料金は5万円以上安くなると言われています。

さらにエコキュートの本体価格を45万円、ガス給湯器を18万円と仮定して導入費用を考慮した場合でも、エコキュートの方が断然お得! エコキュートは初期費用こそ大きいですが、10年間のシミュレーションでは約24万円もコストダウンできる結果になりました。ランニングコストが大きく変わることがわかりますね。

このほかにも、環境にやさしく地球温暖化防止に貢献できたり、災害時に貯湯タンク内のお湯が使えることなど、エコキュートの魅力をたくさんの方に直接伝えながら営業活動に励んでいたことを懐かしく思い出しました。

業界トップの省エネ性を実現した「Xシリーズ」

この当時、ダイキンで人気だったのが2010年2月に発売された「ダイキンエコキュート Xシリーズ」です。角型フルオートタイプのエコキュートで、業界初の「フルカラー液晶リモコン」や浴室で好きな音楽を楽しめる「BGM機能」を搭載した多機能エコキュートとして話題になりました。

このとき発売された同シリーズは、下記の製品です。

当時発売の同シリーズ製品

【EQX37LFV】角型フルオート(一般地用)370L  
メーカー希望小売価格:860,000円

【EQX37LFVE】角型フルオート(塩害地域用)370L  
メーカー希望小売価格:875,000円

【EQX37LFVH】角型フルオート(重塩害地域用)370L  
メーカー希望小売価格:910,000円

【EQX46LFV】角型フルオート(一般地用)460L  
メーカー希望小売価格:930,000円

【EQX46LFVE】角型フルオート(塩害地域用)460L  
メーカー希望小売価格:945,000円

【EQX46LFVH】角型フルオート(重塩害地域用)460L  
メーカー希望小売価格:980,000円

なかでも着目すべきは、当時業界トップとなる省エネ性を実現したAPF(年間給湯効率)。貯湯タンクに真空断熱材を使用することにより保温性能を向上したり、熱交換器の面積を拡大することで熱交換率をアップするなど、ダイキンの省エネ技術を結集することでAPF3.8という数字を達成させました。

さらにお客様自身の節水・節電行動をサポートする「エコ確認」機能を搭載。これは、洗面時のお湯の流しっぱなしや長時間の保温など、各家庭の使用状況を分析して節水・節電のためのワンポイントアドバイスを行う機能です。これにより、エコキュート本体の省エネに加えて、機器を使う人の省エネ行動をナビゲートすることを実現。地球環境への貢献が非常に高いエコキュートとして注目されました。

今でこそ街中のいたる所で「SDGs」などのワードを目にする世の中になりましたが、この頃は「省エネ」や「環境保全」への関心が高まりつつある時代でした。そんな中で、人々の暮らしに密接した「給湯」に関して、省エネ化に貢献するエコキュートを普及させることは大変有意義なことだと思います。

当時、私自身がそんなことを感じながら営業活動を行っていたことを、このお茶を見て懐かしく思い出したのです。

それにしても…おユぴちょんくんの中は暑かったなぁ~(着ぐるみの中はバッテリーを背負って電動ファンで空気を送る仕組み)。中は暑いし、バッテリーは重いし…なかなか大変な思いをしながらエコキュートの普及に努めたこともいい思い出です。

関連記事