宮城県仙台市泉区「ナイスブライトピア八乙女」でパナソニック「HE-SU37LQS」を設置~宅内を通ってベランダのEQを交換~<エコキュート交換工事例>

エコキュート交換工事の様子や、それにまつわるトラブル事例を紹介するこのコーナー。今回紹介するのは、宮城県仙台市泉区にあるマンション「ナイスブライトピア八乙女」にお住まいのM様邸で行った交換工事の様子。ベランダに設置されたエコキュートを交換するため、宅内を通ってタンクの搬出入を行った例です。
【交換前設置EQ】
メーカー:ナショナル(パナソニック)
システム型式:HE-K37AQS
貯湯ユニット型式:HE-K37AQ
ヒートポンプユニット型式:HE-PK45A
リモコン型式:HE-RQFAW
製品タイプ:角型 > フルオート >高圧 >370
【交換後EQ】
メーカー:パナソニック
システム型式:HE-SU37LQS
貯湯ユニット型式:HE-SU37LQ
ヒートポンプユニット型式:HE-PSU45L
リモコン型式:HE-TQWLW
製品タイプ:角型 > フルオート > 高圧 > 370
宅内を通ってタンクを搬出入&天吊りのヒートポンプを換

今回交換工事に訪れたのは、宮城県仙台市泉区。市の北部に位置する区で、冬になると市街地でも冷え込みが厳しいエリアです。交換工事のご依頼を頂いたM様のご自宅は、地下鉄南北線八乙女駅から徒歩10分程のところにあるマンション「ナイスブライトピア八乙女」の一室。

エコキュートはベランダに設置されているので、玄関から宅内を通ってタンクの搬出入を行います。搬入経路となるすべての場所を採寸し、経路上にあるものを片付けて養生を行ってから作業を進めます。マンションでエコキュートの交換を行う際は、宅内だけでなく廊下やエレベーターなどマンションの共用部分も通ってタンクを運ぶため、事前に管理会社などへの確認が必要です。当社ではマンションのエコキュート交換工事を数多く行っています。マンションでエコキュートを交換する際に知っておきたいポイントなどを紹介した記事もあるのでぜひ参考にしてください。
▶マンションでエコキュートの交換するには? 施工時の様子も紹介!

既設のエコキュートは、ナショナルの「HE-K37AQS」。新築時に設置された2009年製の角型・フルオートタイプのエコキュートです。故障して「H54」のエラーコードが表示され、あたたかいお湯が出なくなってしまったそうです。エコキュートの耐用年数も考慮すると買い替えのタイミングとなるため、新しいエコキュートに交換します。ヒートポンプは通気スペースが確保できるようベランダの天井から吊るされているので、慎重に取り外して交換します。
パナソニック「HE-SU37LQS」を設置

まずはタンクの水抜きなど下処理を行ってから、既設のタンクとヒートポンプを運び出します。基礎や配管に問題がないことを確認し、新しいタンクの脚位置に合わせてアンカーボルトを打ち込みます。

続いて新しいタンクとヒートポンプを運び入れて設置し、それぞれに配管や配線を繋ぎ合わせます。ベランダの勾配が少ないため、マンション専用の排水溝にタンクの配管を通します。

最後に漏電対策のためのアース工事と試運転を行い、問題なく稼働することが確認できれば施行完了です。

新たに設置したのは、パナソニック「HE-SU37LQS」。高圧給湯をさらにパワーアップさせた「ウルトラ高圧」など高性能な機能を多数搭載し、専用アプリで外出先から湯はりができる「スマホでおふろ」にも対応した人気の機種です。ご検討の際は、下記の寸法を参考にぜひお気軽にお問い合わせください。
1810mm × 幅600mm × 奥行き680mm