2段の足場を作成してタンクを搬出入

今回交換工事に訪れたのは、高知県高知市。高知県の中部に位置する県庁所在地で、県内で最も人口の多いエリアです。交換工事のご依頼を頂いたC様のご自宅は、閑静な住宅街にある大きな一軒家。エコキュートが設置されているのは、隣家との間の家屋脇です。

外壁とブロック塀との間のわずかなスペースに薄型のタンクがギリギリで設置されています。通路が狭すぎて搬入経路を確保するのが難しいため、今回は足場を作成してタンクの搬出入を行うことになりました。

既設のエコキュートは、三菱の「SRT-HP43WZ4ーBS」。2009年に発売された薄型フルオートタイプのエコキュートです。

重いタンクを抱えて通ることができるスペースを確保するため、ブロック塀と隣家の植木の上に足場を作成していきます（お隣の家主様に許可を頂いて作業しています）。

横から見ると、このように2段の足場になっています。

上段にタンクを乗せて、下段を人が通るイメージでタンクを搬出入します。

まずは既設のタンクを撤去します。水抜き等の処理を行ったタンクをゆっくりと運び出していきます。

ダイキン「EQX46XFTVE」を設置

基礎や配管をきれいに整えてタンクの脚位置に合わせてアンカーボルトを打ち込んだら、新しいエコキュートを運び込みます。

再び足場の上を通り、養生マットにくるんだタンクを慎重に運び入れていきます。

タンクとヒートポンプが設置できたら、それぞれに配管や配線を繋ぎ合わせます。

最後に漏電対策のためのアース工事と試運転を行って施行完了です。

新たに設置したのは、ダイキンの「EQX46XFTVE」。熱交換器や電気部品のプリント基板まで防錆・防腐処理が施された耐塩害仕様のエコキュートです。ご検討の際は、下記の寸法を参考にぜひお気軽にお問い合わせください。