【エコキュート交換工事施工例】埼玉県戸田市~追い焚き配管&アダプターを交換してパナソニック「HE-J46JXS」を設置~
エコキュート交換工事の様子や、それにまつわるトラブル事例を紹介するこのコーナー。今回紹介するのは、埼玉県戸田市にお住まいのN様邸で行った交換工事について。酸素入浴機能付きエコキュートの交換工事で、地中に埋まっている追い焚き配管と酸素チューブの交換も行いました。
柵を飛び越えてタンクを搬出入
今回工事に訪れたN様邸は、閑静な住宅街の中にありました。道路に面した柵ごしに敷地内を覗くと、奥の方にエコキュートが設置されているのが見えます。
住居の側面にあたるこの通路には、設置に十分な幅があり一見問題なさそうです。しかしこの現場の問題は、搬入経路となる住居手前側(玄関門から住居側面まで続く通路)にありました。手前側の通路幅が大変狭く、そこを通ってタンクを搬出入することができないのです。そこでタンクの搬出入のみ、スタッフ3人で対応(通常工事の場合は2人)。タンクを持ち上げ、道路際の柵の上から搬出入を行いました。
既存のエコキュートは、パナソニックの「HE-46K3XUS」。2006年に発売されたエコキュートなので、15年ほど活躍してくれたようです。
既存のタンクを運び出したら、基礎と配管を確認。新たに設置するエコキュートの脚位置に合わせてアンカーボルトを打ち込んで、新しいタンクを運び込みます。
追い焚き配管とアダプターを交換&パナソニック「HE-J46JXS」を設置
新たに設置するエコキュートは、パナソニックの「HE-J46JXS」。身体を芯から温め、湯冷めしにくい温浴効果が期待できる「酸素入浴機能」が付いた人気機種です。
N様宅では、以前からこの「酸素入浴機能」が付いたエコキュートをご使用されていました。そのため酸素を供給するための接続アダプターはもともと設置されていたのですが、今回はこの接続アダプターと追い焚き配管も一緒に交換します。地中を通って繋がれていた追い焚き配管と酸素チューブを交換し、外壁にあけた穴から屋外へ。あけた穴の隙間から害虫などが入らないようコーキング(目地剤で隙間を塞ぐ作業)もしています。
屋外に出された配管とチューブは、それぞれタンクに繋ぎます。さらに保温材や化粧テープを巻いてきれいに仕上げていきます。
最後に、タンクからヒートポンプに配管を繋ぎ合わせたら設置は完了!
漏電対策のアース工事と試運転を行い、問題なく稼働することを確認して施工完了です。