
電気温水器からエコキュートへの交換工事例まとめ 必要工事や費用も紹介
エコキュートの交換を専門に行う当社ですが、電気温水器からエコキュートへの交換にも対応可能です。ランニングコストの面などからエコキュートへの関心が高まると共に電気温水器からエコキュートへの交換をご希望されるお客様も多く、当社でも日々多数工事を行っています。そこで今回は、電気温水器からエコキュートへ交換について、メリットやデメリット、実際に当社で施工した工事例をまとめて紹介します。
電気温水器とエコキュートの違いは?

電気温水器とエコキュートの大きな違いは、お湯の作り方にあります。電気温水器が水の入ったタンクをヒーターで温めてお湯を作るのに対し、エコキュートは外気から取り込んだ熱を使ってお湯を作ります。タンクにお湯をためて使うのは同じですが、お湯の作り方の違いによって消費電力に大きな差が生まれるのです。
一般的に、エコキュートは電気温水器の約1/3の消費電力で同じだけのお湯を沸かすことができると言われています。当然、給湯にかかる電気代(ランニングコスト)も1/3程度になると考えられます。このランニングコストの大幅な削減こそが、電気温水器からエコキュートに交換する大きなメリットと言えるでしょう。電気料金の違いやそれぞれのメリット、デメリットを詳しく紹介した記事もあるのでぜひ参考にしてください。
電気温水器からエコキュートへの交換に必要な工事や費用
電気温水器からエコキュートへの交換工事で通常の交換工事(エコキュートからエコキュートへの交換)とは異なる大きなポイントは2つ。
一つ目は、ヒートポンプ設置位置の確保。電気温水器がタンク一つなのに対して、エコキュートはタンクの他に外気を取り入れるためのヒートポンプを屋外に設置する必要があります。電気温水器からエコキュートへの交換を検討する際には、ヒートポンプをどこに設置するのか確認しておきましょう。
二つ目は、電力会社への電力申請です。電気温水器からエコキュートに交換するには、エコキュート専用のブレーカーを設置する必要があります。その際に専用ブレーカーをエコキュート本体まで繋ぐ配線工事が必要となるため、事前に電力会社へ申請を行う必要があります。
このほかに、電気温水器からエコキュートへ交換する際に必要な工事や手続きをまとめて紹介した記事もあるので参考にしてください。
このように電気温水器からエコキュートへの交換に必要な各種手続きについても、当社では基本工賃(エコキュートからエコキュートへの交換)に+7,000ですべて承っております。
電気温水器からエコキュートへの交換工事例
ここでは、実際に当社で行った交換工事の中から電気温水器からエコキュートに交換したものをピックアップしてご紹介します。
経年20年の角型電気温水器が故障(愛知県県みよし市)

愛知県みよし市で行った工事では、経年20年の電気温水器を三菱「SRT-S465」に交換。設置スペースも広く、タンクのすぐ側にヒートポンプが設置できました。
セミオートの電気温水器からフルオートへ(神奈川県横浜市戸塚区)

神奈川県横浜市戸塚区では、経年15年の電気温水器を交換。セミオートタイプの電気温水器からフルオートタイプの三菱「SRT-S375A」に交換するため、浴槽からタンクまでの追い焚き配管追加などの工事も併せて行っています。
クレーンで角型電気温水器を撤去(神奈川県横浜市青葉区)

神奈川県横浜市青葉区では、クレーンを使ってブロック塀と外壁の間に設置された電気温水器を撤去。さらにクレーンを使ってヒートポンプとタンクを運び入れ、三菱「SRT-S465」に交換しました。
宅内からの搬出入で電気温水器をエコキュートに(埼玉県上尾市)

埼玉県上尾市で、大きな一軒家のご自宅裏に設置された電気温水器をパナソニック「HE-J37JXS」に交換。宅内を通って搬出入を行いました。新しく設置したエコキュートは酸素入浴機能付きで、酸素供給チューブの新設と循環アダプターの交換も行っています。
電気温水器からの交換で専用ブレーカーを設置(奈良県宇陀市)

奈良県宇陀市では、2002年に生産が終了されている三菱のセミオートタイプの電気温水器「SRT-5566CFU-BL」を「SRT-C465」に交換しました。タンクのすぐ横にヒートポンプを設置、さらに専用ブレーカーを設置して関西電力に変更申請も行っています。
給湯専用の丸形電気温水器を交換(宮崎県宮崎市)


宮崎県宮崎市では、給湯専用の丸型電気温水器を同じく給湯専用の三菱のエコキュート「SRT-N375」に交換。コストを抑えて効率良くお湯を使いたいというご相談を受けて、エコキュートに交換させて頂きました。タンクのすぐ近くにヒートポンプの設置スペースが確保できています。
塀を乗り越えてタンクを搬入出(兵庫県西宮市)

兵庫県西宮市では、狭小スペースに設置された電気温水器・三菱の「SRT-5567WFU-BL」を東芝のエコキュート「HWH-B376L」に交換しました。家屋の周りの通路に搬入経路が確保できなかったため、ブロック塀を乗り越えてタンクの搬出入を行いました。
少し離れた場所にヒートポンプを設置(京都府京都市左京区)


京都府京都市左京区で、パナソニックの電気温水器「DH-46G3QUB」を撤去して、三菱のエコキュート「SRT-S375UA」に交換しました。タンク設置位置のすぐ裏にエアコンの室外機などが並んでいてヒートポンプの設置スペースを確保できなかったため、今回は少し離れた場所に設置しています。
専用ブレーカーを設置して電気温水器をエコキュートに(長崎県西彼杵郡長与町)


長崎県西彼杵郡長与町では、日立の電気温水器「BE-F37-BWU」を東芝のエコキュート「HWH-B466L」に交換。エコキュート専用配線の工事を行い、専用ブレーカーを設置しています。ヒートポンプはエアコンの室外機を挟んだ少し離れた位置に設置しました。
凍結防止をしてエコキュートに交換(宮城県大崎市)

宮城県大崎市では、サンヨーの電気温水器「MH-HA468F-BL」を日立のエコキュート「BHP-F46TU」に交換。工事当日は雪の降る中での作業となりましたが、寒さの厳しいエリアでは積雪や凍結予防の対策が必須です。ここでは、配管に凍結防止のヒーターバンドを巻きつけて対応しました。
テラス内の電気温水器を撤去(新潟県新潟市北区)

新潟県新潟市北区ではテラススペースに設置された電気温水器をエコキュートに交換。タンクの搬出入は、本体を斜めに傾けながらテラス入口を通る形で行います。電気温水器を撤去して、日立「BHP-F46TD」を設置しました。
経年18年の電気温水器を交換(福岡県福岡市南区)

福岡県福岡市南区で交換したのは、経過年数が18年の電気温水器。大きな一軒家で敷地内の庭や通路を通ってタンクの搬出入を行いました。メーカー独自の水道直圧給湯が魅力の日立の「BHP-F46TD」に交換させて頂きました。
2002年製の電気温水器を撤去(東京都荒川区)

東京都荒川区では、住居の1階にある駐車スペースに設置された三菱の「SRT-4667WFUD-BL 」を撤去。2002年製の電気温水器です。ヒートポンプの設置場所を確保してダイキン「EQ37WFV」に交換しました。
40Aから20Aのブレーカーに交換(福岡県八女市)

福岡県八女市で交換したのは、セキスイの「AUS-37M7K-N」。2007年製の電気温水器で、突然の故障にすぐに対応させて頂きました。ブレーカーを40Aから20Aのに交換して、三菱の「SRT-C375」を設置しました。
屋内設置の電気温水器を撤去(兵庫県養父市)

兵庫県養父市では、納屋の中に設置された電気温水器をエコキュートに交換しました。ヒートポンプは屋外に設置する必要があるため、納屋の壁に穴をあけて配管が通るように加工。ハイグレードな機能が人気の三菱の「SRT-S465U」を設置しました。
追い焚き配管を追加してフルオートに交換(鹿児島県霧島市)

鹿児島県霧島市で、パナソニックの電気温水器「DH-37G3SUB」をダイキン「EQ37WFV」に交換しました。既設がセミオートタイプの電気温水器だったのでふろ配管の追加工事を行い、追い焚き可能なフルオートタイプのエコキュートを設置しました。
経年19年の電気温水器を交換(福岡県福岡市東区)


福岡県福岡の東区では、20年近く使用された日立の電気温水器「BE-F46BWU」を撤去して、水道直圧給湯が特徴の日立「BHP-F37TD」に交換。ランニングコストの削減が期待されます。
電気温水器からEQに&循環アダプターも交換(福岡県糸島市)


福岡県糸島市では、三菱の電気温水器「SRT-4668FU-BL」を撤去して、ダイキン「EQ46WFV」を設置しました。循環アダプターも同時に交換したほか、スマホ連携で外出先からの湯はりが可能な無線LAN対応リモコンも設置しました。
経過年数15年の電気温水器を撤去(長野県伊那市)

長野県伊那市では、東芝の電気温水器「HPL-2TFB465RAU」を三菱「SRT-SK465UD」に交換。経過年数が約15年の電気温水器を三菱の中でもハイグレードなエコキュートに交換したことで、年間給湯効率の大幅アップが期待できます。
宅内を通ってタンクを搬出入(滋賀県大津市)

滋賀県大津市では、ご自宅裏に設置された電気温水器を交換するため宅内を通ってタンクを搬出入。パナソニックの角型電気温水器「DH-37G3SUB」を撤去して、三菱「SRT-C375」を設置しました。
配管を増設してセミオートからフルオートに交換(大阪府大東市)

大阪府大東市ではセミオートタイプの電気温水器をパナソニック「HE-NS37KQS」に交換。フルオートタイプに変更するため、床下をあけて追い焚き配管を増設しました。人の出入りを感知して効率的に保温を行う「エコナビ」が搭載されているので、無駄なエネルギー消費を抑えて快適に入浴して頂けます。
壁に穴をあけて配管を追加&フルオートに(鹿児島県霧島市)

鹿児島県霧島市ではセミオートタイプの電気温水器・パナソニック「DH-37G3SUB」を撤去して、フルオートタイプのエコキュートに交換。ダイキンの2022年モデル・「EQ46WFV」を設置しました。増設したふろ配管をタンクのある屋外に出すため、壁に穴をあける施工も行いました。
足場を作成して物干し部屋の電気温水器を交換(京都府向日市)

京都府向日市で行った工事では、物干し部屋に設置された三菱の電気温水器「SRT-4667WFU-BL」をエコキュートに交換しました。タンクが設置されている物干し部屋までの通路が狭かったため、足場を作成して搬入経路を確保。独自の水道直圧給湯が人気の日立「BHP-F46UU」を設置しました。
マンションのベランダ設置の電気温水器を交換(千葉県市川市)

千葉県市川市にあるマンション「ゼファー浦安ブライトシティ」では、ベランダに設置された三菱の電気温水器「SRT-4668WFUM-BL」を撤去してエコキュートに交換する工事を行いました。タンクの近くにヒートポンプの設置場所を確保して、三菱のなかでもハイグレードタイプの「SRT-S375A」を設置しました。
お問い合わせ翌日に交換対応(福島県南会津郡南会津町)

福島県南会津郡南会津町でパナソニックの電気温水器「DH-46G4QUB」が故障したというご相談を頂いて、お問い合わせの翌日すぐに交換工事を行いました。ランニングコストが抑えられるエコキュートに交換したいというご要望で、ダイキンの「EQ46WFHV」に交換しました。
狭小スペースに足場を作成して搬出入(大阪府岸和田市)

大阪府岸和田市では、狭小スペースに設置された電気温水器をエコキュートに交換するため簡易的な足場を作成してタンクの搬出入を行いました。三菱の電気温水器「SRT-4667FU-BL」を撤去して、ダイキンの「EQ46WFV」を設置しました。
追い焚き配管を交換してセミオートからフルオートに(佐賀県鳥栖市)

佐賀県鳥栖市ではセミオートの電気温水器(長府の「DO-465GPAH」)をフルオートタイプのエコキュートに交換する工事を行いました。追い焚き用の配管を追加して、三菱の「SRT-P465UB」を設置。循環アダプター(ホットあわー用)の交換と空気チューブの設置も行っています。
ブロック塀を乗り越えて電気温水器を撤去(福岡県久留米市)

福岡県久留米市でも同じくセミオートタイプの電気温水器をフルオートタイプのエコキュートに変更する工事を行いました。搬入経路が確保できなかったためブロック塀を乗り越える形でタンクを搬出入、配管工事を行って三菱の「SRT-4666CF-BL」を三菱「SRT-S465A」に交換しました。
経年劣化した電気温水器から多機能なエコキュートへ(愛知県豊川市)

愛知県豊川市では、経年劣化により故障した角型の電気温水器(三菱の「SRT-4668WFU-BL」)をエコキュートに交換。ヒートポンプの設置場所を確保して、多機能でハイグレードな三菱の「SRT-S465U」。
このように当社では、電気温水器からエコキュートの交換工事も数多く対応しています。このほかにも搬入経路の確保が難しい複雑な現場やクレーンを使った搬出入などさまざまな工事実績があります。他社では難しいと断られてしまうような現場にも可能な限り対応しているので、設置や交換をご検討の際はぜひ一度お気軽にご相談ください。