【エコキュート交換工事施工例】和歌山県海南市~足場を作成して電気温水器からパナソニック「HE-NS37KQS」に交換~
エコキュート交換工事の様子や、それにまつわるトラブル事例を紹介するこのコーナー。今回紹介するのは、和歌山県海南市にお住まいのS様邸で行った交換工事の様子。狭小スペースに設置された電気温水器をエコキュートに交換するため、足場を作成して交換工事を行った施工例です。
足場を作成して搬入経路を確保
今回交換工事に訪れたのは、和歌山県海南市。和歌山県の北部沿岸部に位置する市で、紀州漆器の産地としても知られています。交換工事のご依頼を頂いたS様のご自宅は閑静な住宅街にある一軒家。通りに面して並んでいる家の中央の家屋です。
既設の電気温水器は玄関脇を奥に進んだ隣家との間の通路に設置されています。
通路は非常に狭く、真ん中にブロック塀があるためタンクを持って通ることはできません。そこで今回はブロック塀をまたぐように足場を作成し、その上を通ってタンクの搬出入を行います。
タンク周りには雨除けなどが設置されていて、設置スペースにも余裕がないため搬出入時には細心の注意が必要です。
既設の給湯器は、三菱の「SRT-4667WFU-BL」。2003年に発売された角型フルオートタイプの電気温水器です。
通路幅にあわせて用意した木版で足場を作成して施工の準備を行います。
パナソニック「HE-NS37KQS」を設置
既設のタンクはその場で解体してから運び出します。
基礎や配管を確認したらアンカーボルトを打ち込み、新しいタンクを運び入れます。
壁などにぶつけてタンクを傷付けないように、狭い足場の上を慎重に運んでいきます。
タンクとヒートポンプを設置したら、それぞれに配管や配線を繋ぎ合わせます。
室内にリモコンなどを設置している間に、漏電対策のためのアース工事を行います。最後に試運転を行って問題なく稼働するかどうか確認します。
今回は電気温水器からエコキュートへの交換なので、電力会社への電力申請や専用ブレーカーの設置も行います。
新たに設置したのは、パナソニックの「HE-NS37KQS」。浴室への出入りを感知して効率的に保温する「AIエコナビ」対応の人気機種です。ご検討の際は、下記の寸法を参考にぜひお気軽にお問い合わせください。