屋内設置のエコキュート交換工事例まとめ 設置条件や特長について解説
大気熱を利用して給湯するエコキュートは基本的に屋外に設置されますが、寒冷地やマンションの場合は屋内に設置されているケースもあります。当社では屋内設置のエコキュートの交換も対応しています。そこで今回は、屋内設置のエコキュートの設置条件や特長について解説、さらに施工事例をまとめて紹介します。
屋内設置型のエコキュートとは
基本的にエコキュートは、屋外に設置するよう設計されています。タンクにためたお湯の温度やヒートポンプから排気される冷風が室温に大きく影響するため、屋内に設置するのは難しいからです。しかし冬場の外気温が氷点下20℃を下回るような寒冷地や、屋外に設置場所が確保できないマンションなどでは例外として屋内に専用のエコキュートを設置するケースもあります。
屋内設置用のエコキュートの特徴として、「漏水センサーが付いている」ことが挙げられます。万が一水漏れした場合に給水をストップできるように、屋内仕様のエコキュートには漏水センサーとエマージェンシーストップ機能が搭載されています。
エコキュートを屋内に設置する際の注意点
屋内にエコキュートを設置する場合は、次のことに注意する必要があります。
必ず屋内仕様のエコキュートを選ぶ
前述した通り、屋内仕様のエコキュートには必ず漏水センサーが付いているのが特徴です。屋内にエコキュートを設置する場合は、必ず屋内仕様のエコキュートを選択してください。
屋内に設置できるのは貯湯タンクのみ
外気を取り込むヒートポンプの冷媒には二酸化炭素が使われているため、もしもガス漏れなどを起こした場合に二酸化炭素中毒を引き起こす可能性があります。そのためタンクを屋内に設置する場合でも、ヒートポンプは必ず屋外に設置しなければなりません。
通気口が必要
タンクを屋内に設置する場合、密閉された空間はNGです。必ず通気口を設ける必要があります。
屋内設置のエコキュート交換事例
ここからは当社で実際に行った交換工事の中から、屋内に設置されたエコキュートを交換した施工例を紹介します。
室内に三菱「SRT-W305D」を設置（東京都江東区「キャナルファーストタワー」）
東京都江東区にあるマンション「キャナルファーストタワー」で、室内に設置された角型フルオートタイプのエコキュート・ナショナル「HE-30C1QMPS」を三菱「SRT-W305D」に交換しました。
新たに設置するエコキュートの脚位置と配管の位置が前回とは異なるため、後ろ脚部分の嵩上げキットのみ横向きにしてオフセットで配置しました。
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室内に三菱「SRT-W305D」を設置（東京都江東区「キャナルファーストタワー」）
タワーマンションで屋内設置のEQを交換（東京都江東区豊洲「トヨスタワー」）
東京都江東区豊洲にあるタワーマンション「トヨスタワー」では、宅内に設置された三菱の「SRT-HP30WD1-E」を三菱「SRT-W305D」に交換しました。ベランダに設置されたヒートポンプもあわせて交換しています。
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タワーマンションで屋内設置のEQを交換（東京都江東区豊洲「トヨスタワー」）
メーターボックス内のEQを交換（福島県郡山市「シティータワー郡山 」）
福島県郡山市のマンション「シティータワー郡山 」では、廊下にあるメーターボックスの中に設置されたエコキュートを交換。扉幅がタンクよりも狭く搬出入が行えなかったため、管理会社に依頼して扉を切り抜いて施工することになりました（扉は管理会社によって後日修繕）。三菱の「SRT-HP37WU4」を撤去して、三菱「SRT-SK375UD」を設置しました。
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メーターボックス内のEQを交換（福島県郡山市「シティータワー郡山 」）
階段を上がって宅内にタンクを搬出入（東京都世田谷区「アライエ等々力」）
東京都世田谷区にあるマンション「アライエ等々力」では、突然お湯が出なくなってしまったパナソニックの「HE-K37BQMS」を撤去して三菱の「SRT-W305D」と交換しました。エレベーターがないマンションのため、二階の宅内まで階段を使ってタンクの搬出入を行いました。
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階段を上がって宅内にタンクを搬出入（東京都世田谷区「アライエ等々力」）
テラスハウスで宅内設置のEQを交換（東京都新宿区「四の坂テラス」）
東京都新宿区では、複雑な構造のテラスハウス「四の坂テラス」の二階に設置されたエコキュートの交換工事を行いました。既設のエコキュート・ダイキン「EQ37ＶFV」を撤去してから、宅内の階段をのぼってダイキンの「EQN37VFV」を搬入・設置しました。
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テラスハウスで宅内設置のEQを交換（東京都新宿区「四の坂テラス」）
クレーンを使って2階屋内のEQを交換（神奈川県横浜市港北区）
神奈川県横浜市港北区で行った交換工事では、大きな一軒家の二階（宅内）に設置されたエコキュートを交換。宅内の階段が狭く搬入経路の確保が難しかったため、クレーンを使ってタンクの搬出入を行いました。日立の「BHP-F46AU」を撤去して、日立「BHP-F46TU」を設置しました。
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クレーンを使って2階屋内のEQを交換（神奈川県横浜市港北区）
津波の多いエリアならではの設置パターンも（宮城県気仙沼市）
宮城県気仙沼市でタンクが宅内に、ヒートポンプが2階位置の壁に設置されているエコキュートの交換工事を行いました。室外機が高い位置に設置されているのは、津波が多い同エリアならではです。2階に上がった先に玄関がある構造で、階段を使ってタンクを搬出入。コロナ「CHP-H3712AK」をダイキン「EQ37VFHV」に交換しました。
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メーターボックス内のEQを交換（神奈川県横浜市神奈川区「エムエムヒルズプレイス横浜」）
神奈川県横浜市神奈川区にあるマンション「エムエムヒルズプレイス横浜」では、廊下のメーターボックス内に設置されたエコキュートを交換（ヒートポンプはベランダ設置）。パナソニック「HE-30C3QMVS」から三菱「SRT-W305D」に交換しました。
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メーターボックス内のEQを交換（神奈川県横浜市神奈川区「エムエムヒルズプレイス横浜」）
テラス内に日立の「BHP-F46TD」を設置（新潟県新潟市北区）
新潟県新潟市北区では、テラススペースを備えた大きな一軒家の施工に訪れました。電気温水器からエコキュートへの交換で、既設のタンクはテラスの中に設置されています。屋外に設置したヒートポンプとタンクを繋ぐためガラスに穴あけ加工を行い、日立の「BHP-F46TD」を設置しました。
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テラス内に日立の「BHP-F46TD」を設置（新潟県新潟市北区）
ストックヤードにダイキン「EQ46WFV」を設置（大阪府東大阪市）
大阪府東大阪市では大きな一軒家の施工を行い、ストックヤード内に設置されたエコキュートを交換しました。ダイキン「EQ46FFV」を撤去して、ダイキン「EQ46WFV」を設置しました。
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ストックヤードにダイキン「EQ46WFV」を設置（大阪府東大阪市）
マンションでメーターボックス内のEQを交換（埼玉県白岡市「ダイアパレス白岡」）
埼玉県白岡市にあるマンション「ダイアパレス白岡」では、廊下のメーターボックス内に設置されたタンクを交換しました。養生したエレベーターを使ってタンクの搬出入を行い、新築の際に設置されたコロナの「CHP-371D1A8-4」を撤去。新たにコロナ「CHP-S30AY1-12」を設置しました。
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マンションでメーターボックス内のEQを交換（埼玉県白岡市「ダイアパレス白岡」）
小窓からヒートポンプを搬出入（兵庫県神戸市東灘区「パークホームズ本山エルグレース」）
兵庫県神戸市東灘区でも同じくマンションのメーターボックス内に設置されたエコキュートを交換。新築時から設置されていたサンヨーの「SHP-TC37B」を撤去して、日立「BHP-F37UU」を設置しました。ベランダスペースに設置されたヒートポンプは、宅内の小窓から搬出入を行って交換しました。
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小窓からヒートポンプを搬出入（兵庫県神戸市東灘区「パークホームズ本山エルグレース」）
豪雪地帯に寒冷地仕様のＥＱを設置（福島県耶麻郡西会津町）
豪雪地帯としても知られる福島県耶麻郡西会津町では、積雪対策のため屋内に設置されたエコキュートを交換。タンクの搬出入を行うため入口戸を外し、コロナの「CHP-461DA8K」を寒冷地仕様の三菱の「SRT-WK465D」に交換しました。
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電気温水器からEQに交換（兵庫県養父市）
兵庫県養父市では、納屋の中に設置された電気温水器（三菱「SRT-4665F200V-BL」）をエコキュートに交換する工事を行いました。タンクが屋内に設置されている場合でもヒートポンプは屋外に設置する必要があるため、壁に穴あけ加工を行って三菱「SRT-S465U」を設置しました。
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カーポートに設置されたEQを交換（新潟県妙高市）
新潟県妙高市では、カーポート内に設置されたエコキュートを交換。タンクの裏側に壁掛け設置されたヒートポンプは脚立にのぼって交換作業を行い、三菱の「SRT-HPK37WX4」を三菱「SRT-SK375UD」に交換しました。
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マンションで宅内設置のタンクを交換（東京都大田区「大森プロストシティレジデンス」）
東京都大田区にあるマンション「大森プロストシティレジデンス」で、宅内に設置されたタンクとベランダ設置のヒートポンプを交換。エレベーターや廊下、エントランスなど搬入経路となる全ての寸法を確認して、ダイキン「EQ37E2FV」を撤去。耐塩害仕様のダイキン「EQN37VFVE」を設置しました。
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マンションで宅内設置のタンクを交換（東京都大田区「大森プロストシティレジデンス」）
狭小スペースを通ってタンクを搬出入（福井県大飯郡高浜町）
福井県大飯郡高浜町では、納屋のようなスペースに設置されたエコキュートの交換工事を行いました。搬入経路が狭いため工夫しながら既設の三菱「SRT-HP46W1」を撤去。シンプルな機能が魅力の三菱「SRT-W465」に交換しました。
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納屋の電気温水器を撤去してEQを設置（山口県下関市）
山口県下関市でも、納屋に設置された電気温水器をエコキュートに交換する工事を行いました。カーポートに駐車された車をどかして頂き、日立の電気温水器「BE-F37BW」を撤去。パナソニックのエコキュート「HE-NS46KQS」を設置しました。
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衣装部屋に設置された電気温水器をEQに交換（新潟県新潟市西蒲区）
新潟県新潟市西蒲区では、宅内のウォークインクローゼットにタンクが設置された電気温水器（東芝の「HPL-2TFB465RAU」）を撤去。屋外にヒートポンプを設置するため壁に穴をあけて配管を通し、寒冷地仕様のエコキュート（三菱「SRT-WK375D」）を設置しました。
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衣装部屋に設置された電気温水器をEQに交換（新潟県新潟市西蒲区）
マンションで室内設置のタンクを交換（東京都江東区「キャナルファーストタワー」）
東京都江東区にある高層マンション「キャナルファーストタワー」では、タンクが室内、ヒートポンプがベランダに設置されているエコキュートを交換しました。追い焚きができなくなってしまったエコキュート（ナショナルの「HE-30C1QMPS」）を撤去して、シンプルな機能が魅力の三菱「SRT-W305D」に交換しました。
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マンションで室内設置のタンクを交換（東京都江東区「キャナルファーストタワー」）
足場を作成してタンクを搬出入（京都府向日市）
京都府向日市では、物干し部屋の中に設置された電気温水器（三菱の「SRT-4667WFU-BL」）をエコキュートに交換しました。搬入経路を確保するため入口に足場を作成してタンクを搬出入。日立の水道直圧給湯が魅力のエコキュート（「BHP-F46UU」）を設置しました。
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納屋に設置されたEQを交換（岐阜県高山市）
岐阜県高山市では、納屋に設置されたエコキュートの交換工事を行いました。突然お湯が出なくなってしまったというエコキュート（サンヨーの「SHP-TC37G-K」）を撤去し、無線LAN対応リモコンが人気のダイキン「EQ37WFHV」に交換。さらにウルブロＺの設置も行いました。
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倉庫内＆外壁に設置されたEQを交換（新潟県小千谷市）
豪雪地帯としても知られる新潟県小千谷市では、家屋1階の倉庫スペースに設置されたエコキュートを交換しました。積雪に備えて地上から2m以上高い場所に設置されたヒートポンプは脚立を使って交換。東芝の「HPE-FB462HN」を撤去して、三菱「SRT-SK465UD」を設置しました。
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宅内を通って室内設置のタンクを交換（東京都台東区「アサクサバシKHビル」）
東京都台東区にあるオフィス物件「アサクサバシKHビル」では、室内にタンクが設置されたエコキュートの交換工事を行いました。宅内を通ってタンクを搬出入しながら、パナソニックの「HE-K46FQMS」を三菱「SRT-WK465D」に交換しました。
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宅内を通って室内設置のタンクを交換（東京都台東区「アサクサバシKHビル」）
豪雪地帯で納屋に設置されたタンクを交換（新潟県上越市）
特別豪雪地帯に指定されている新潟県の上越市では、納屋の中に設置されたエコキュートの交換工事を行いました。雪で埋もれないよう納屋の入口上部に設置されたヒートポンプも交換して、三菱の「SRT-HP46W3」を三菱「SRT-S376」に交換しました。
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当社では、搬入経路の確保が難しい宅内に設置されたエコキュートの交換も多数行っています。交換工事をご希望の際は、お気軽にご相談ください。
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