【エコキュート交換工事施工例】新潟県上越市~能登半島地震で傾いたタンクを交換&ダイキン「EQX46XFV」を設置~
エコキュート交換工事の様子や、それにまつわるトラブル事例を紹介するこのコーナー。今回紹介するのは、新潟県上越市にお住まいのS様邸で行った交換工事の様子。令和6年能登半島地震の影響で傾いてしまったタンクの交換対応を行いました。
補助金を利用して被災したタンクを交換
今回交換工事に訪れたのは、新潟県上越市。新潟県の南西部に位置し、県内では新潟市、長岡市に次いで第3位の人口を誇る都市です。交換工事のご依頼を頂いたS様のご自宅は、閑静な住宅街の通りに面した大きな一軒家。
道路沿いの家屋脇に電気温水器のタンクが設置されています。
よく見るとタンクが傾いてしまっているのがわかります。これは先日の令和6年能登半島地震によって傾いてしまったものだそう。
脚部は基礎に固定されているので転倒こそしなかったものの、地震によってタンクの上部が大きく横揺れしたことによってアンカーボルトが緩んで本体が破損してしまったようです。
既設の電気温水器は長府製作所の「DO-466GPAH」。2018年には部品の生産供給が終了しています。今回給湯器を交換するにあたってランニングコストがお得になる&補助金制度が利用できるエコキュートに交換したいとご相談を頂いて、当社で交換させて頂くことになりました。
電気温水器からエコキュートに交換する際には、電力会社への申請や専用ブレーカーの設置などが必要です。当社ではそれらの手続きや工事も全て対応させて頂きます。
セミオートからフルオートに
また今回はセミオートタイプから追い焚き可能なフルオートへの交換になるため、配管の増設工事が必要です。
タンクから浴槽に繋がる配管を増設するため、床下に潜って作業を行います。
追い焚き機能を使うために必要な往き戻りの配管を追加します。
循環アダプターも専用のものに交換します。
ダイキン「EQX46XFV」を設置
フルオートのエコキュートを設置するために必要な準備が整ったら、いよいよエコキュートを設置します。既設のタンクを撤去して基礎を確認、配管や配線を整えます。
アンカーボルトを打ち込みタンクを運び込んだら、配管を繋いでいきます。凍結を防ぐため、配管に保温材をしっかりと巻きつけます。
タンクの真横にはヒートポンプを新設。こちらも配管で繋ぎ合わせます。
本体の設置ができたら、アース工事と試運転を行って施行完了です。
新たに設置したのは、ダイキンの「EQX46XFV」。給湯省エネ事業の補助金対象商品です。ご検討の際は、下記の寸法を参考にぜひお気軽にお問い合わせください。