
大阪府守口市でパナソニック「HE-S37LQS」を設置~宅内を通って電気温水器を撤去~<エコキュート交換工事例>
エコキュート交換工事の様子や、それにまつわるトラブル事例を紹介するこのコーナー。今回紹介するのは、大阪府守口市にお住まいのU様邸で行った交換工事の様子。家屋脇の狭い通路に設置された電気温水器を撤去し、宅内を通ってエコキュートを搬入して交換しました。
【交換前設置EQ】
【交換前設置】メーカー:パナソニック
電気温水器:DH-46G4QUB
リモコン型式:DH-RQC4W(DH-RQC4M/DH-RQC45)
製品タイプ:角型 > フルオート > 標準圧 > 460
【交換後EQ】
メーカー:パナソニック
システム型式:HE-S37LQS
貯湯ユニット型式:HE-S37LQ
ヒートポンプユニット型式:HE-PS45L
リモコン型式:HE-TQWLW
製品タイプ:角型 > フルオート > 標準圧 > 370
電気温水器を撤去して宅内からタンクを搬入

今回交換工事に訪れたのは、大阪府守口市。大阪市に隣接するベッドタウンで、パナソニックの企業城下町として発展してきた地域として知られています。交換工事のご依頼を頂いたU様のご自宅は、閑静な住宅街に建つ一軒家。

既設の給湯器は、家屋脇の狭い通路に設置されています。

通路に沿って柵があり、周囲は隣家と密接しているため搬入経路を確保することができません。そこで今回は、玄関から宅内を通ってタンクの搬出入を行うことになりました。窓の外にある物置は、できるだけ端に移動させてもらいます。

玄関や部屋の入口、窓など搬入経路となる場所は事前に寸法を測り、タンクを持って問題なく通ることができるかどうか確認しておきます。

既設の給湯器は、パナソニックの「DH-46G4QUB」。2011年製の角型フルオートタイプの電気温水器です。電気温水器の寿命もエコキュートと同様で、10年を過ぎた頃から故障しやすくなります。今回は故障してぬるいお湯しか出なくなってしまったため、新しくエコキュートに交換することになりました。電気温水器からエコキュートへの交換は、省エネ効率がアップして電気代を節約できるのでおすすめです。
パナソニック「HE-S37LQS」を設置

まずは宅内の養生をして、電気温水器を撤去します。宅内を通ることを考慮して、できるだけ解体してから搬出します。

撤去後、基礎と配管を整え、エコキュートのタンクの設置位置に合わせてアンカーボルトを打ち込みます。

続いてエコキュートを搬入していきます。

電気温水器のときには貯湯タンクのみの設置でしたが、エコキュートでは新たにヒートポンプが加わります。タンクのすぐ横にヒートポンプの設置スペースを確保して取り付けます。

タンクとヒートポンプを運び入れたらそれぞれに配管や配線を繋ぎ合わせます。

最後に漏電対策のアース工事と試運転を行って、問題がなければ施行完了です。

新たに設置したのは、パナソニックの「HE-S37LQS」。無駄な追い焚きを繰り返さず、浴室内に人の動きを感知してから加熱を始める「AIエコナビ」など、省エネ性の高い機能を搭載した人気機種です。ご検討の際は、下記の寸法を参考にぜひお気軽にお問い合わせください。
1810mm × 幅600mm × 奥行き680mm