新潟県長岡市でパナソニック「HE-S37LQS」を設置~水漏れで故障したタンク撤去してEQを交換~<エコキュート交換工事例>

エコキュート交換工事の様子や、それにまつわるトラブル事例を紹介するこのコーナー。今回紹介するのは、新潟県長岡市にお住まいのO様邸で行った交換工事の様子。経年劣化により水漏れしてしまったタンクを撤去して新しいエコキュートに交換した例です。高さ約2mの位置に設置されたヒートポンプは脚立に乗って取り外して交換しました。

<交換工事概要>

【交換前設置EQ】

メーカー:コロナ

システム型式:CHP-HX371DA8

貯湯ユニット型式:CTU-HX371DA8

ヒートポンプユニット型式:CHP-458A

リモコン型式:RMP-DAD8/RBP-DAD8

製品タイプ:角型 > フルオート > 標準圧 > 370


【交換後EQ】

メーカー:パナソニック

システム型式:HE-S37LQS

貯湯ユニット型式:HE-S37LQ

ヒートポンプユニット型式:HE-PS45L

リモコン型式:HE-TQWLW

製品タイプ:角型 > フルオート > 標準圧 > 370

目次

水漏れで故障したタンクを撤去して交換

今回交換工事に訪れたのは、新潟県長岡市。県中央部に位置する市で、信濃川の豊かな水資源を活かした米や日本酒の生産が盛んなエリアです。交換工事のご依頼を頂いたO様のご自宅は、長閑な住宅地に建つ大きな一軒家。エコキュートの設置場所は家屋の裏側で、ヒートポンプは地面から約2m程の高い位置で外壁に備え付けられていました。降雪量の多い豪雪地帯でよく見られる設置方法で、深い積雪から室外機を守るための工夫です。

家屋に向かって左脇からの搬入経路は物置きが道を塞いでいるため、右脇の通路を通ってタンクの搬出入を行います。ただし入口付近の狭い部分では隣接している隣家の敷地も利用する必要があるため、お隣様に許可を頂いてから交換作業を行います。

既設のエコキュートは、コロナの「CHP-HX371DA8」。2008年に発売された 角型・フルオートタイプのエコキュートです。「E02」のエラーコードが表示されて故障してしまったとご連絡を頂いて、すぐに駆けつけ対応しました。

確認するとタンクから水漏れが起きていたためエコキュートの寿命も考慮してすぐに新しいものに交換します。使用し始めてから10年以上経過したエコキュートは内部や配管の劣化により水漏れのリスクが高まります。水漏れ時によくある故障症状や対処法などについてまとめた記事があるのでぜひ参考にしてください。

▶エコキュートが水漏れするとどうなる? 気になる修理代は?

パナソニック「HE-S37LQS」を設置

タンクから水抜きを行って下処理が済んだら、既設のタンクとヒートポンプを撤去します。高所に設置されているヒートポンプは脚立に乗って取り外し、運び出していきます。

続いて新しいエコキュートを搬入します。タンクとヒートポンプを設置してそれぞれに配管や配線を繋ぎ合わせます。

最後に漏電対策のためのアース工事と試運転を行って問題なく稼働することが確認できたら施行完了です。

新たに設置したのは、パナソニックの「HE-S37LQS」。専用アプリから操作して外出先から湯はりを行えることで人気の「スマホでおふろ」や、無駄な追い焚きを防ぐ「AIエコナビ」など便利な機能を多数搭載している人気機種です。ご検討の際は、下記の寸法を参考にぜひお気軽にお問い合わせください。

【製品寸法】

1810mm × 幅600mm × 奥行き680mm

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