
大阪府交野市でダイキン「EQ37WFV」を設置~足場を作成して塀を越えてタンクを搬出入~<エコキュート交換工事例>
エコキュート交換工事の様子や、それにまつわるトラブル事例を紹介するこのコーナー。今回紹介するのは、大阪府交野市にお住まいのM様邸で行った交換工事の様子。搬入経路が確保できない狭小スペースに設置されたエコキュートを交換するため、ブロック塀の上に足場を作成してタンクの搬出入を行いました。
【交換前設置EQ】
メーカー:ダイキン
システム型式:EQ46GFV
貯湯ユニット型式:TU46GFV
ヒートポンプユニット型式:RQW60GV
リモコン型式:BRC975A1
製品タイプ:角型 > フルオート > 標準圧 > 460
【交換後EQ】
メーカー:ダイキン
システム型式:EQ37WFV
貯湯ユニット型式:TU37WFV
ヒートポンプユニット型式:RQW45WV
リモコン型式:BRC083E1
製品タイプ:角型 > フルオート > 高圧 > 370
ブロック塀の上に足場を作成

今回交換工事に訪れたのは、大阪府交野市。大阪府の北東に位置するエリアで、市の面積の半分を山林が占めています。交換工事のご依頼を頂いたM様のご自宅は、住居が密集した場所にある大きな一軒家。
エコキュートは、ご自宅裏のブロック塀に囲まれた場所に設置されています。
家屋とブロック塀の隙間は非常に狭く、搬入経路を確保することができません。
そこで今回は、ブロック塀の上に足場を作成して塀の上からタンクの搬出入を行うことにしました。
既設のエコキュートは、ダイキンの「EQ46GFV」。2006年に発売された角型フルオートタイプのエコキュートです。「C52」のエラーコードが表示されて追い焚きができなくなってしまったというお問い合わせを受けて、交換対応させて頂くことになりました。
施工当日、まずは搬入経路を確保するためブロック塀の上に足場を組み立てます。
タンクを運び入れる際にぶつけて傷をつけないように、必要な箇所には養生も行います。
足場の完成です。重たいタンクを抱えて高所で作業することになるので、バランスを崩さないように慎重に行っていきます。
ダイキン「EQ37WFV」を設置

足場が組めたら、既設のエコキュートを撤去します。タンクはその場で解体してから運び出し、基礎や配管に問題がないかどうかを確認。新しいタンクの脚位置に合わせてアンカーボルトを打ち込みます。
設置の準備ができたら、いよいよ新しいタンクの搬入です。
通常の施工はスタッフ2人で行いますが、80kgほどの重さがあるタンクを上に持ち上げて運び入れるのは難しいので今回は3人で作業を行いました。
タンクが設置できたら配管や配線を繋ぎ合わせます。配管には凍結防止に保温材も巻きつけます。
ヒートポンプも運び入れて配管を繋ぎます。
最後にアース工事を行って漏電してないことを確かめます。
新たに設置したのは、ダイキンの「EQ37WFV」。年間保温給湯効率3.6の補助金対象商品です。ご検討の際は、下記の寸法を参考にぜひお気軽にお問い合わせください。
1825mm × 幅630mm × 奥行き730mm