【エコキュート交換工事施工例】大阪府大東市~足場を作成して狭小スペースに三菱「SRT-W375Z」を設置~
エコキュート交換工事の様子や、それにまつわるトラブル事例を紹介するこのコーナー。今回紹介するのは、大阪府大東市にお住まいのH様邸で行った交換工事の様子。狭小スペースに設置されたエコキュートを交換するため、階段に足場を作成した施工例です。
足場を作成してタンクを搬出入
今回交換工事に訪れたのは、大阪府大東市。大阪府の北河内地域に位置する市で、高度経済成長期によって住宅や工場が著しく増大し急速な人口増加と都市化を経験したエリアです。交換工事のご依頼を頂いたH様のご自宅は、閑静な住宅街にある一軒家で急な階段を上った先に家屋がある造りです。
今回交換するのは、奥行き幅が広い薄型のタンク。タンクを抱えた状態で角度の急な場所で切り返しができるように、階段に足場を作成してタンクの搬出入を行うことになりました。
階段をのぼりきった後もかなり細い通路を通る必要があります。
搬入経路内には障害物が多くタンクを持ち上げ避けて通る必要があるうえ、設置場所もかなり狭いので搬入出の作業は容易ではありません。通常エコキュートの交換工事はスタッフ2人で行いますが、今回は4人がかりで作業を行っています。
既設のエコキュートは、長府製作所の「EHP-3753GPXHT」。2019年2月には部品の提供が終了されている非常に古いエコキュートです。
三菱「SRT-W375Z」を設置
まずは既設のタンクを撤去します。搬入経路が狭いので、その場でできるだけ解体してから運び出しました。新しいタンクの脚位置に合わせてアンカーボルトを打ち込んだら、いよいよ新しいタンクを運び入れます。
作成した足場を使って、少しずつタンクを運んでいきます。上下左右ギリギリの幅を通るので、スタッフ4人で声を掛け合いながら少しずつ慎重に運び入れていきます。
タンクとヒートポンプが搬入できたら、それぞれに配管や配線を繋いでいきます。
配管には保温材を巻きつけて、凍結防止対策をしっかりと行っています。
最後に漏電対策のためのアース工事と試運転を行って施行完了です。
新たに設置したのは、三菱の「SRT-W375Z」。シンプルな機能が魅力の三菱Aシリーズのエコキュートです。ご検討の際は、下記の寸法を参考にぜひお気軽にお問い合わせください。