【代表松田の呟き】在庫バランスが崩壊! 代表自ら4tトラックでエコキュートを搬送して対応

年末を目前に朝晩の冷え込みが少しずつ厳しくなってきた12月初旬、私松田は大阪に向けてトラックを走らせていました。

今回は、繁忙期の師走に横浜~大阪間を4トントラックで往復した際の様子をお届けします。

目次

エコキュートの在庫バランスが崩壊

まずは、今回の旅の経緯からご説明します。

以前から何度かこのブログでもお話している通り、新型コロナウイルス感染拡大による半導体不足や東南アジア諸国のロックダウンの影響で、寒くなる冬の時期に需要が高まる「エコキュート」の在庫不足が現在深刻化しています。メーカーの生産が需要に追い付かない状況が続くなかで、政府が安定供給に向けた要請を発出するなど異例の事態となっているのです。

そのような状況下でもより多くのお客様にエコキュートをお届けするため、当社では在庫確保に尽力しています

とはいえ、メーカーに発注してから当社に納品されるまで非常に長い時間がかかります。通常は発注から納品まで3日~1週間程度のところ、現在は3~4カ月以上待たされることもあるのです。そのため在庫管理が非常に難しい状況です。

当社では全国に点在する支店間で連携を取りながら、日本全国津々浦々からのお問い合わせに対応しています。各支店からそのエリアで必要なエコキュートをメーカーに発注するのですが、納品までにタイムラグが生じてしまう現在の状況では当社が保有する在庫バランスがエリアにより偏ってしまうことがあります

エコキュートは設置スペースによって対応可能な型が限られます。たとえば薄型のエコキュートをお使いのお客様から交換工事のお問い合わせ頂いた場合、角型のエコキュートでは代替えできない可能性が高いのです。そのため、各エリアごとにあらゆる型のエコキュートを用意しておく必要があります。

今回は、前述した通り在庫管理が難しい現状の中で、関東エリアと関西エリアの在庫バランスに偏りが発生。関東エリアで薄型の在庫が不足しているのに対し、関西エリアでは角型の在庫が不足していました。社内全体で在庫バランスをとり少しでも多くのお客様に対応できるように、関東と関西の倉庫で一部在庫の入れ替えを行うことになったのです

このような経緯があり、今回のトラック旅はスタートしました。関東から角型のエコキュートをトラックに積み込み大阪の倉庫へ、帰りは大阪から薄型のエコキュートを積んで再び横浜の倉庫を目指します。

角形のエコキュートを積んで関東を出発!

旅のスタートは、倉庫での積込作業から。少しでも渋滞を避けるため通勤ラッシュを迎える前の早朝から倉庫に行き積み込みを行いました。じつは私、起業前は大手物流会社でセールスドライバーをしていたこともあり、フォークリフトの運転も朝飯前なのです。

関西の支店に届けるエコキュートを全て積み込んだら、いざ出発!

大きな渋滞に巻き込まれることもなく、冬晴れの空が広がる絶景を楽しみながら順調にトラックを走らせました。前回博多までエコキュートを届けた際はサービスエリアに立ち寄る時間さえも惜しまれましたが、今回は少し余裕を持って行くことができました。

横浜からひたすら西へ走ること約5時間…。

無事に大阪支店へ辿り着きました。

疲れた身体に鞭を打って(笑)、そのまま積み下ろし作業を行います。これで無事、関西エリアに角型の在庫が復旧しました

薄型のエコキュートを積んで再び横浜へ!

その日は大阪に一泊。翌朝、取引のある某メーカー倉庫へ行き、当社在庫分のエコキュートをピックアップしました。関東で在庫が不足していた薄型のエコキュートが中心です

積み込み作業が完了したら、横浜倉庫を目指して再びトラックを走らせます。当然観光などする間もありませんでしたが、高速道路から見えた「太陽の塔」が私にエールを送ってくれているように感じました(笑)。

行きと同様、サービスエリアに立ち寄って適度な休憩を挟みながら、ひたすら東に向かってトラックを走らせます。

そして夕方前に、横浜の倉庫へ到着。これで、関東エリアで不足していた薄型エコキュートの在庫も無事に復旧しました

在庫バランスを調整するため、代表である私が自ら買って出た今回のトラック旅ですが、輸送コストだけを考えても当社の負担はかなり大きいです。とはいえ、エコキュートをお届けすることで少しでも多くのお客様の「困った」にお応えするため最善を尽くすことが当社のモットーです。今回の在庫を活かしてより多くのお客様に喜んで頂ければ幸いです。

当社では今後もできる限りお客様のご要望にお応えできるよう尽力します。エコキュートの交換や設置でお困りの際は、ぜひ一度お問い合わせください。

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