大阪府富田林市で三菱「SRT-S375UZ」に交換~足場を作成して狭小スペースに薄型EQを設置~<エコキュート交換工事例>
エコキュート交換工事の様子や、それにまつわるトラブル事例を紹介するこのコーナー。今回紹介するのは、大阪府富田林市にお住まいのK様邸で行った交換工事。搬入経路や設置場所が狭小だった場合に、足場を作成して対応する際の施工例です。
搬入経路&設置スペースが共に狭小!
今回エコキュート交換のご依頼を頂いたのは、大阪府富田林市にお住まいのK様。ご自宅は立派な一軒家ですが、エコキュートの設置場所や通路がかなり狭いというご相談を受け、工事前に一度訪問して搬入経路の確認をさせて頂きました。
玄関の門から敷地内に入り、右側に進みます。そのまま塀で囲まれた家屋の周りを進んでいきますが、通路幅は大人1人がギリギリ通れる程度。薄型のエコキュートであれば、なんとか搬入できそうです。
とはいえ搬入経路の途中にはエアコンの室外機や出窓など障害物となりそうなものが多く見受けられたので、搬入出の際には工夫する必要がありそうです。
既設のエコキュートは、日立の「HHP-371WAT」。薄型のエコキュートですが、細い通路にギリギリ収まる形で設置されているのがわかります。
足場を作成してタンクを搬入出!
工事当日は搬入経路内に置かれている物の中で、動かせる物を予めどかして頂きました。その中で移動させるのが難しかったのが、エアコンの室外機。
エコキュートを運び出すにはこの室外機をかわす必要があるので、ここに足場を組んで室外機の上を通ってタンクの搬入出を行いました。
さらにもう一カ所、足場が必要な部分があります。出窓により通路幅が極端に狭くなっている場所です。
ここにもちょうど出窓のある位置に足場を作成し、狭くなった通路をなんとか通ることができました。
こうして既設のエコキュートを運び出したら、基礎や配管を確認していきます。
基礎と配管は問題なくそのまま活用できそうだったので、アンカーボルトを打ち込んで新しいエコキュートを設置する準備に入ります。
再び足場の上を通って、新しいエコキュートを運び入れます。
通路幅に余裕がないので少しでもふらついてしまうと、壁などにぶつけて本体に傷を付けてしまう恐れがあります。そのためスタッフ同士で声を掛け合いながら、少しずつ慎重に運んでいきます。
狭い通路を慎重に進み、ようやく設置位置に搬入することができました。
配管を繋ぎ合わせ、保温材や化粧テープを巻いて仕上げていきます。
交換前のヒートポンプが設置されていた場所は、タンクとの距離が近過ぎてメンテナンスなどがしづらい状況でした。そこでお客様と相談して、今回はヒートポンプの位置を変更させて頂きました。
機器の設置が完了したら、漏電対策のアース工事と試運転を行います。問題なく給湯できることを確認して工事は終了です。
今回新たに設置したのは、三菱の「SRT-S375UZ」。2020年に発売されたフルオートタイプのエコキュートで、お湯のニオイやヌメリを抑制する「キラリユキープ」や配管を自動で洗浄してくれる「バブルおそうじ」など便利な機能が多数搭載されています。ご検討の際は、下記の寸法を参考にぜひお気軽にお問い合わせください。