【エコキュート交換工事施工例】長野県茅野市~用水路脇に寒冷地仕様の三菱「SRT-WK375D」を設置~

エコキュート交換工事の様子や、それにまつわるトラブル事例を紹介するこのコーナー。今回紹介するのは、長野県茅野市にお住まいのT様邸で行った交換工事の様子。冬場にはマイナス15度を下回る寒冷地のエコキュートの交換工事を行いました。

<交換工事概要>

【交換前設置EQ】

メーカー:コロナ

システム型式:CHP-H3714AK

貯湯ユニット型式:CTU-H3714AK

ヒートポンプユニット型式:CHP-454K

リモコン型式:RMP-H4A/RBP-H3012A

製品タイプ:角型 > フルオート > 標準圧 > 370

 

【交換後EQ】

メーカー:三菱

システム型式:SRT-WK375D <寒冷地仕様>

貯湯ユニット型式:SRT-WTK375D

ヒートポンプユニット型式:SRT-MUK455-A

リモコン型式:RMCB-D5SE

製品タイプ:角型 > フルオート > 標準圧 > 370

目次

用水路近くに設置されたEQを寒冷地仕様に

今回交換工事に訪れたのは、長野県茅野市。八ヶ岳や白樺湖、蓼科高原、車山など観光資源を多く抱える諏訪地方中部の市です。非常に寒冷で、冬の気温はマイナス15度を下回る日もあります。今回工事に訪れたのも車道に雪が残る冬の日でした。

工事のご依頼を頂いたT様のご自宅は長閑な田園に佇む大きな一軒家で、エコキュートはご自宅の裏側に設置されていました。冬場の気温がもともと低いうえ設置場所のすぐ側に用水路があるということもあって、今回は寒冷地仕様のエコキュートを設置することになりました

既設のエコキュートは、コロナの「CHP-H3714AK」。2004年に発売された角型フルオートタイプのエコキュートです。「H03」のエラーコードが表示されたのをきっかけにご連絡を頂き、エコキュートの耐用年数(約10~15年)を考慮したうえ交換対応させて頂くことになりました。

三菱「SRT-WK375D」を設置

まずは既設のエコキュートを撤去して、基礎や配管に問題ないことを確認します。配管の保温材を巻きなおしてアンカーボルトを打ち込んだら、新しいエコキュートを運び入れます。

タンクとヒートポンプのそれぞれに配管や配線を繋ぎ合わせます。

最後に漏電対策のためのアース工事と試運転を行って、問題なく稼働することを確認して施工終了です。

新たに設置したのは、三菱の「SRT-WK375D」。2020年に発売された角型フルオートタイプのエコキュートです。三菱のエコキュートはNEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)と共同研究してきた寒冷地域での高効率わき上げ技術によって、寒冷地仕様の全機種で“外気温マイナス25℃での高効率運転”を実現しています。ご検討の際は、下記の寸法を参考にぜひお気軽にお問い合わせください。

【製品寸法】

1820mm × 幅630mm × 奥行き760mm

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