【エコキュート交換工事施工例】東京都多摩市「藤和シティーホームズ多摩落合」~宙吊りヒートポンプを交換して三菱「SRT-W305D」を設置~

エコキュート交換工事の様子や、それにまつわるトラブル事例を紹介するこのコーナー。今回は、東京都多摩市にお住まいのM様邸で行った交換工事についてご紹介します。天井から宙吊りに設置されたヒートポンプを撤去して、エコキュートを交換しました。

<交換工事概要>

【交換前設置EQ】

メーカー:ナショナル

システム型式:HE-30C3QVS

貯湯ユニット型式:HE‐30C3Q

ヒートポンプユニット型式:HE-UC45V

リモコン型式:HE-RQF7W/HE-RQV7W/HE-RQV7Z

製品タイプ:角型 > フルオート >標準圧 > 300


【交換後EQ】

メーカー:三菱

システム型式:SRT-W305D

貯湯ユニット型式:SRT-WT305D

ヒートポンプユニット型式:SRT-MU455-A

リモコン型式:RMCB-D5SE

製品タイプ:角型 > フルオート > 標準圧 >300

目次

宙吊りヒートポンプを交換!

今回エコキュート交換工事のご依頼を頂いたのは、東京都多摩市にあるマンション「藤和シティーホームズ多摩落合」にお住まいのM様。マンションの場合は、玄関や中扉、ベランダ口の寸法など、より細かく搬入経路の確認を行う必要があります。こちらは以前にも交換工事で訪れたことのあるマンションだったので、比較的容易に確認をとることができました

既設のエコキュートは、ナショナルの「HE-30C3QVS」。2006年に発売されたコンパクトフルオートタイプのエコキュートです。

特筆すべきは、ヒートポンプの設置位置。スペースの関係で、天井から宙吊りになっています。こちらの脱着作業があるため、今回はスタッフ3人で対応させて頂くことになりました(通常の交換工事は2人で行います)

まずは既設のエコキュートの撤去から。ヒートポンプはかなり重いので、スタッフ2人で本体を支えながら残りの1人が取り付け金具を外していきます。

無事にヒートポンプを降ろし、貯湯タンクとともに撤去ができたら、新たなエコキュートを設置するための準備に入ります。基礎となる地面を確認して、アンカーボルトを打ち込みます。配管などにあわせて金具を数枚挟んで高さを調整しています。

貯湯タンクとヒートポンプを運びこんだら、配管を繋げます。タンクとヒートポンプを結ぶ配管は、ヒートポンプを天井から吊るす前に繋ぎ合わせました。

配管が繋がったら慎重にヒートポンプを持ち上げて、再び天井に設置します。貯湯タンクまでの配管は壁に設置した化粧カバーの中を通して這わせました

最後に漏電対策のアース工事を行って施工完了です。

新しく設置したのは、三菱の「SRT-W305D」。2020年に発売されたフルオートタイプのエコキュートで、湯切れを防止しながら効率良く湯はりする「アシスト湯はり」やタンクのお湯を使わずに浴槽のお湯を保温する「ヒートポンプ保温」などスマート機能が付いた人気機種です。

ご検討の際は、下記の寸法を参考にぜひお気軽にお問い合わせください。

【製品寸法】

1800mm × 幅 600mm × 奥行き650mm

関連記事