【代表松田の呟き】値上がりも機能に差はない⁉︎ 今買うべきエコキュートとは

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エコキュート値上がりの背景

エコキュートのメーカー希望小売価格は、この2年くらいの間に全体で約25%ほど値上がりしています(当社仕入れ実績より)。主な原因は、新型コロナウイルス感染拡大や円安の影響によって海外から部品を調達するコストが激増していることです。メーカー各社は国内のサプライチェーンを強化するなど対策を講じているものの、人材不足や設備投資の遅れなど課題も多いのが現状です。

また、長期にわたるエコキュート不足により、需給バランスをとるために値上げを行う例もあります。多くのメーカーは二年に一度、バージョンアップした新型を発売すると共に値上げを行いますが、型番を一切変えることなく値上げだけを行ったメーカーもあったのです。

さらに、補助金制度の登場もエコキュートの値上げに拍車をかけました。「給湯省エネ事業」や「こどもエコすまい支援事業」といった補助金制度は、対象機種が高級商品のみに限定されています。これによりエコキュートの平均売価が上昇しています。

今買うなら旧型番のエコキュートがお得!

前述したように近年続いているエコキュートの値上がりは、多くがメーカーの都合に起因しています。この2年の間に新しい型番が発売されたメーカーも多いですが、ほとんどの場合は本体の性能に大きな進化はありません。にも関わらず、メーカー希望小売価格だけが上がっている状態です。2年ほど前の型落ち商品と最新モデルのエコキュートでは、価格の差こそあれど性能にはほとんど差がないのです

最新型の高性能モデルは補助金が利用できる場合もありますが、エコキュート交換にかかるトータルコストを考えれば補助金の利用は必ずしもお得だと言えません。補助金制度のからくりについては、実際にエコキュートが故障して交換する場合に補助金を利用した場合としなかった場合のトータルコストをシミュレーションして比較した記事もあるのであわせて参考にしてください。

▶【利用するorしない】どっちがお得!? 補助金を活用したエコキュート交換費用をシミュレーション

つまり現在エコキュートを購入する場合は、2年ほど前の型落ちモデルを選ぶのが一番お買い得だと言えます。値上がり前の価格で、最新モデルと性能の差がないエコキュートを購入することができるからです。yhs(株)では、最新モデルはもちろん旧型番のエコキュートも多数取り揃えています。エコキュートの交換をご検討の際は、ぜひお気軽にご相談ください。

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