【代表松田の呟き】政府が節電要請!今冬お得な節電プログラム&エコキュートの効果も解説

2022年11月1日、政府は全国の家庭や企業を対象に冬季の節電要請を正式決定。電力安定供給のため無理のない範囲で協力を求めています。そこで今回は、今冬国で実施される「節電プログラム」と節電に役立つエコキュートの活用法についてお話します。。

目次

政府が7年ぶりに冬の節電を要請

1日に正式決定された政府の節電要請の期間は、2022年12月1日~2023年3月末まで。数値目標は設けず、全国の家庭や企業に対して無理のない範囲で協力を求めます。政府による節電要請は今夏に続いて今年2回目となり、冬季の節電要請は15年度以来7年ぶりです

政府の見通しによると、電力の供給余力を示す予備率は最低限必要とされる3%は確保できるものの、災害による発電所の停止など不測の事態が起きれば電力需給が急激に逼迫する可能性も高いです。そこで、安定供給に万全を期すため今回の要請に踏み切ったのです。

政府支援の「節電プログラム」とは?

そんな中、政府は利用者の節電量に応じてポイントを付与する支援策を発表。節電要請期間中に対象となるプログラムとあって注目されています。

節電プログラムとは?

家庭や企業が効率的に節電に取り組めるように政府が行っている支援制度。節電に協力した家庭や企業には幅広く使えるポイントが付与されます。利用者は政府が認定した電力会社の節電プログラムに参加することで、ポイントを受け取ることができます。

内容

<参加特典>

節電プログラムに登録、参加した場合に付与されるポイントは次の通りです。

・(契約電力が50kw未満)の家庭   2000円

・(契約電力が50kw以上)の法人   20万円

このポイントは参加を表明するだけで必ずもらえるので忘れずに申請しましょう。

<追加ポイント>

また、実際に節電に成功することでもらえる追加ポイントもあります。一か月の電力使用量を前年同月と比べて3%以上減らした家庭には、月1000円相当(企業は月2万円相当)のポイントが上乗せされます

申請方法

契約している電気会社の案内に従ってください。申請の期限は2022年12月31日まで

※プログラムの参加には、ご自宅で契約されている電力小売事業者が国から採択されていることが必須条件です。詳しくは経済産業省のホームページで確認してください。

エコキュートで節電効果アップも!

このように節電意識が高まる中、確認しておきたいのが「家庭でできる節電対策」について。エアコンやヒーター、洗濯機など、それぞれ使い方を工夫することで消費電力を抑えることが可能です。

そんな中でも、とくに節電効果の高いのは「エコキュート」です。エコキュートはヒートポンプを使って取り込んだ外気と電気を併用することでお湯を湧かすので、ほかの給湯器に比べて圧倒的に電気使用量が少ないのが特徴。電気だけを使ってお湯を沸かす電気温水器と比べると、エコキュートの電気代は1/3程度になると言われています

▶参考(電気温水器とエコキュートの電気代を比較)

また、エコキュートは電気使用量が少ない深夜にお湯を湧かすので、電力需給に備えた節電対策としても非常に有効です

さらにより節電効果を高めるエコキュートの使い方をまとめた記事もあるので、ぜひ参考にしてください。

▶「エコキュートでより節約を目指すならやるべきこと」

石油や天然ガス、石炭などの調達リスクが高まる昨今の国際事情を考慮すれば、電力などエネルギーを効率的に利用することは今後ますます重要視されるでしょう。この機会に省エネ性の高いエコキュートに交換するのもおすすめです。エコキュートの設置や交換をご検討の際は、ぜひお気軽にご相談ください。

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