静岡県静岡市駿河区で三菱「SRT-S376」を設置~フェンスを外して隣の敷地からタンクを搬出入~<エコキュート交換工事例>

エコキュート交換工事の様子や、それにまつわるトラブル事例を紹介するこのコーナー。今回紹介するのは、静岡県静岡市駿河区にお住まいのS様邸で行った交換工事の様子。搬入経路を確保するため、フェンスを外して隣接する駐車場からタンクを搬出入してエコキュートを交換した例です。

<交換工事概要>

【交換前設置EQ】

メーカー:コロナ

システム型式:CHP-371D1A11

貯湯ユニット型式:CTU-371D1A11

ヒートポンプユニット型式:CHP-4511

リモコン型式:RMP-DA11/RBP-DA11

製品タイプ:角型 > フルオート > 標準圧 > 370


【交換後EQ】

メーカー:三菱

システム型式:SRT-S376

貯湯ユニット型式:SRT-ST376

ヒートポンプユニット型式:SRT-MU416-S

リモコン型式:RMCB-F6SE-T

製品タイプ:角型 > フルオート > 標準圧 > 370

目次

フェンスを脱着して隣の駐車場からタンクを搬出入

今回交換工事に訪れたのは、静岡県静岡市駿河区。県の南部に位置する同区は、温暖な気候が特徴のエリアです。区の東部に位置する丘陵地「日本平」は観光百選にも選ばれた人気の観光地で、富士山や駿河湾、南アルプスなどを一望できる絶景スポットとして知られています。交換工事のご依頼を頂いたF様のご自宅は、駿河湾の海岸沿いにある一軒家。

エコキュートのタンクは家屋正面脇の通路の奥の方にありました。目の前には駐車場があり、フェンスで仕切られたスペースにギリギリ収まる形でタンクが設置されています。ヒートポンプはタンクからすぐ側の家屋裏側に設置されています。通路幅は狭いうえ、途中に置かれた室外機や物置きが障害物となるため搬入経路を確保できません。

反対側から家屋裏を通る経路はさらに狭く、大人ひとりがようやく通れる程の幅しかないためこちらからもタンクを搬出入するのは困難です。

敷地内の通路からではタンクを抱えて運び出すことができないため、今回は隣接する駐車場の管理会社の方に許可を頂いて、隣の駐車場からタンクを搬出入することになりました。フェンスを脱着して作業を行います。

既設のエコキュートは、コロナの「CHP-371D1A11」。2011年に発売された角型・フルオートタイプのエコキュートです。故障して突然お湯が出なくなってしまったということでお問い合わせを頂いて、すぐに対応させて頂きました。エコキュートの寿命も考慮すると交換するのには最適なタイミングであるため、新しいエコキュートに交換します。

三菱「SRT-S376」を設置

既設タンクの水抜きなど下処理を行って、搬出の準備をします。準備が出来たらフェンスを外してタンクとヒートポンプを順に運び出します。搬出後、基礎や配管に問題がないかどうか確認して、新しいタンクの脚位置に合わせてアンカーボルトを打ち込みます。

続いて新しいエコキュートを運び入れます。タンクとヒートポンプが設置できたら、それぞれに配管や配線を繋ぎ合わせます。

漏電対策のためのアース工事を行い、最後に試運転を行って問題なく稼働することが確認できたらフェンスを戻して施行完了です。

新たに設置したのは、三菱の「SRT-S376」。栓を抜くと自動で配管掃除をスタートする「バブルおそうじ」や深紫外線がニオイやヌメリを防いできれいなお湯を保つ「キラリユキープ」など充実の機能が多数搭載されたハイグレードな三菱Sシリーズです。ご検討の際は、下記の寸法を参考にぜひお気軽にお問い合わせください。

【製品寸法】

1820mm × 幅630mm × 奥行き760mm

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