
宮城県栗原市でダイキン「EQ37WFHV」を設置~追い焚き配管を追加してセミオートからフルオートに交換~<エコキュート交換工事例>
エコキュート交換工事の様子や、それにまつわるトラブル事例を紹介するこのコーナー。今回紹介するのは、宮城県栗原市にお住まいのC様邸で行った交換工事の様子。追い焚き用のふろ配管を設置してセミオートからフルオートタイプのエコキュートに交換した例です。追い焚き配管にはヒーターバンドも施し、凍結防止対策も行っています。
【交換前設置EQ】
メーカー:コロナ
システム型式:CHP-461SA8
貯湯ユニット型式:CTU-461SA8
ヒートポンプユニット型式:CHP-A608A
リモコン型式:RMP-NA7/RBP-NSA7
製品タイプ:角型 > セミオート > 標準圧 > 460
【交換後EQ】
メーカー:ダイキン
システム型式:EQ37WFHV <寒冷地仕様>
貯湯ユニット型式:TU37WFHV
ヒートポンプユニット型式:RQW45WHV
リモコン型式:BRC083D1
製品タイプ:角型 > フルオート > 高圧 > 370
配管を増設してセミオートからフルオートのEQに交換

今回交換工事に訪れたのは宮城県栗原市。県の北部に位置し、岩手県や秋田県に隣接するエリアです。市のほぼ全域が豪雪地帯に指定されています。交換工事のご依頼を頂いたC様のご自宅は、山あいにある広々とした敷地の大きな一軒家。

エコキュートは、ご自宅裏の家屋脇に設置されていました。タンクのすぐ横に浴室の窓があります。

既設のエコキュートは、コロナの「CHP-461SA8」。2007年頃に発売された角型セミオートタイプのエコキュートです。エコキュートの寿命を超えて長く稼働していましたが、今回の故障を機に追い焚きができるフルオートタイプのエコキュートにしたいということで新しいものに交換させて頂くことになりました。

セミオートからフルオートに交換する際は、追い焚き時に浴槽からお湯を戻すためのふろ配管を増設する必要があります。浴槽のエプロンカバーを外して作業を行い、配管は2本セットになっているペアチューブのものに交換しました。
ダイキン「EQ37WFHV」を設置

既設のエコキュートを撤去します。基礎や配管に問題がないかどうか確認し、新しいタンクの脚位置に合わせてアンカーボルトを打ち込みます。

新しいエコキュートが設置できたら、タンクとヒートポンプのそれぞれに配管や配線を繋ぎ合わせます。今回新設した配管は浴槽から外のタンクへ繋ぐため外壁に穴をあけて通しました。また追い焚き配管には凍結防止のためのヒーターバンドを巻きつけ、ヒートポンプは架台の上に乗せて積雪対策も行っています。

最後に漏電対策のためのアース工事と試運転を行って施行完了です。

新たに設置したのは、ダイキンの「EQ37WFHV」。角型フルオート・寒冷地仕様のエコキュートで、快適なシャワーを楽しめる「パワフル高圧給湯」やスマホ連携で湯はりや追い焚きの遠隔操作ができる機能にも対応した人気の機種です。ご検討の際は、下記の寸法を参考にぜひお気軽にお問い合わせください。
1825mm × 幅630mm × 奥行き730mm