【エコキュート交換工事施工例】東京都あきる野市~セミオートからフルオートに交換&ダイキン「EQX37XFTV」を設置~

エコキュート交換工事の様子や、それにまつわるトラブル事例を紹介するこのコーナー。今回紹介するのは、東京都あきる野市にお住まいのM様邸で行った交換工事の様子。セミオートからフルオートタイプのエコキュートに交換するにあたって配管を延長&設置位置を変更した施工例です。

<交換工事概要>

【交換前設置EQ】

メーカー:ダイキン

システム型式:EQP18KSCV

貯湯ユニット型式:TUP18KSCV

ヒートポンプユニット型式:RQWP60KV

リモコン型式:BRC981B2

製品タイプ:角型 > セミオート > 高圧 > 180


【交換後EQ】

メーカー:ダイキン

システム型式:EQX37XFTV

貯湯ユニット型式:TUX37XFTV

ヒートポンプユニット型式:RQWX45XV

リモコン型式:BRC083F1

製品タイプ:薄型 > フルオート > 高圧 > 370

目次

基礎を新設してタンクの設置場所を変更

今回交換工事に訪れたのは、東京都あきる野市。東京都多摩地域西部に位置する市で、都心と比べると冬の冷え込みが厳しく、山間部に近い地域では積雪も多いです。交換工事のご依頼を頂いたM様邸は住宅街にある立派な一軒家。隣家との間が狭く、工事には注意が必要です。

エコキュートは隣家との間の通路に設置されていましたが、かなり狭くメンテナンススペースの確保も難しいためタンク位置の変更を希望されていました。また、今回は角型から薄型のタンクに交換するため基礎の修正も必要です。

そのためご自宅裏側の少し広いスペースに移設することにしました。

エコベースを使って基礎を新設します。

既設のエコキュートは、ダイキンの「EQP18KSCV」。2009年に発売された角型セミオートタイプのエコキュートです。今回は追い焚き可能なフルオートタイプのエコキュートに交換するため、配管の増設工事も必要です。

配管を増設してセミオートからフルオートに

増設するのは、エコキュートのタンクから浴槽まで繋がる「ふろ配管」。屋内では床下に入って作業していきます。

ユニットバスのエプロンを外して浴槽に接続します。

左側の写真が交換前(セミオート)で、右側が交換後(フルオート)です。交換後は配管の数が一本増えているのがわかります。これが追い焚きを行うための往き戻りの配管です。お湯を追い焚きする際は、この配管を通って一度貯湯タンクに戻ったお湯が温められて再び浴槽に戻る仕組みです。

循環口も併せてフルオート用に交換します。

ダイキン「EQX37XFTV」を設置

こうして設置の準備が整ったら、いよいよタンクを交換します。既設のタンクを撤去して新しいタンクの脚位置に併せてアンカーボルトを打ち込んだら、新しいエコキュートのタンクを運び入れます。

凍結を防ぐために保温材を巻きつけて配管を繋いでいきます。

続いてヒートポンプとタンクを配管で繋ぎ合わせます。

漏電対策のためのアース工事を行ったら、試運転をして問題なく稼働するかどうか確認します。

新たに設置したのは、ダイキンの「EQX37XFTV」。補助金対象の人気製品です。ご検討の際は、下記の寸法を参考にぜひお気軽にお問い合わせください。

【製品寸法】

1813mm × 幅1075mm × 奥行き438mm

関連記事