宮城県仙台市青葉区「ザ・レジデンス一番町」でパナソニック「HE-S37LQS」を設置~マンションベランダで水漏れしたEQを交換~<エコキュート交換工事例>

エコキュート交換工事の様子や、それにまつわるトラブル事例を紹介するこのコーナー。今回紹介するのは、宮城県仙台市青葉区にある「ザ・レジデンス一番町」にお住まいのK様邸で行った交換工事の様子。マンションのベランダで水漏れしてしまったエコキュートを交換した例です。

<交換工事概要>

【交換前設置EQ】

メーカー:パナソニック

システム型式:HE-K37BQS

貯湯ユニット型式:HE-K37BQ

ヒートポンプユニット型式:HE-PK45B

リモコン型式:HE-RQVBW

製品タイプ:角型 > フルオート > 標準圧 > 370


【交換後EQ】

メーカー:パナソニック

システム型式:HE-S37LQS

貯湯ユニット型式:HE-S37LQ

ヒートポンプユニット型式:HE-PS45L

リモコン型式:HE-TQWLW

製品タイプ:角型 > フルオート > 標準圧 > 370

目次

水漏れしてしまったエコキュートを交換

今回交換工事に訪れたのは、宮城県仙台市青葉区。東北地方の中枢的存在として栄える区で、人口も多いエリアです。交換工事のご依頼を頂いたK様のご自宅は、レストランやホテルなどが入った人気商業施設「仙台トラストシティ」の敷地内にある29階建てのマンション「ザ・レジデンス一番町」の一室。エコキュートはベランダに設置されているため宅内を通って搬出入を行います。

既設のエコキュートは、パナソニックの「HE-K37BQMS」。2008年に発売された角型フルオートタイプのエコキュートです。タンクから水漏れしていることに気付いたお客様がメーカーに問い合わせたところ、同機種の部品は既に製造が中止されているため修理はできないと言われそうです。パナソニックに限らず、発売から10年以上たっている機種については部品が揃えられず修理できないケースは多いです。今回はすでに15年以上が経過しており、水漏れをそのままにしておくのは危険なので交換させて頂きました。

before → after

 

タンク上部には転倒防止金具が取り付けられていましたが、こちらは外して防水化粧ネジで穴を塞ぎます。転倒防止金具は地震などの際にタンクが倒れないよう壁に固定するためのものです。東日本大震災以前はよく使われていましたが、震災後にこれが見直され現在は転倒防止策を壁ではなく基礎に頼る仕組みになっているので使われていません。

パナソニック「HE-S37LQS」を設置

既設のタンクを水抜きして、宅内を通ってエコキュートを運び出します。基礎や配管に問題がないかどうか確認して、新しいタンクの脚位置に合わせてアンカーボルトを打ち込みます。

新しいタンクとヒートポンプを設置し、それぞれに配管や配線を繋ぎ合わせます。

最後に漏電対策のためのアース工事をして試運転を行い、問題なく稼働することが確認できれば施行完了です。

新たに設置したのは、パナソニックの「HE-S37LQS」。角型フルオートタイプのエコキュートで、人の出入りを感知してからお湯を温める「AIエコナビ」など便利な機能を多数搭載した人気機種です。省エネ性が高く補助金対象製品にもなっています。ご検討の際は、下記の寸法を参考にぜひお気軽にお問い合わせください。

【製品寸法】

1810mm × 幅600mm × 奥行き680mm

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