【エコキュート交換工事施工例】石川県羽咋市~地震で傾いたタンクを撤去&三菱「SRT-S466」を設置~

エコキュート交換工事の様子や、それにまつわるトラブル事例を紹介するこのコーナー。今回紹介するのは、石川県羽咋市にお住まいのK様邸で行った交換工事の様子。能登半島震災で傾いてしまったタンクを撤去して新しいものに交換しました。

<交換工事概要>

【交換前設置EQ】

メーカー:三菱

システム型式:SRT-W463

貯湯ユニット型式:SRT-WT463

ヒートポンプユニット型式:SRT-MU603-AW

リモコン型式:RMCB-KD3/RMCB-BH3またはRMCB-BD3

製品タイプ:角型 > フルオート > 標準圧 > 460


【交換後EQ】

メーカー:三菱

システム型式:SRT-S466

貯湯ユニット型式:SRT-ST466

ヒートポンプユニット型式:SRT-MU516-S

リモコン型式:RMCB-F6SE-T

製品タイプ:角型 > フルオート > 標準圧 > 460

目次

地震で傾いたタンクを撤去

今回交換工事に訪れたのは、石川県羽咋市(はくいし)。石川県の能登地方にある市で、令和6年能登半島震災では大きな被害を受けたエリアです。交換工事のご依頼を頂いたK様のご自宅は、大通りに面した大きな一軒家。工事に向かう道中には地震で倒壊してしまった家屋もあり、同エリアの被害の大きさを感じました

エコキュートは敷地周りの広々とした場所に設置されています。

よく見るとタンクが傾いているのがわかります。また、水漏れしていて地面が濡れています。タンクが傾いただけなら問題ないだろうと考える人もいるかもしれませんが、このように故障を引き起こす場合も多いです。また転倒のリスクも高く危険ですので、異常がある場合はすぐにメーカーや施工業者に連絡してください。

既設のエコキュートは、三菱の「SRT-W463」。2017年に発売された角型フルオートタイプのエコキュートです。すでに故障してお湯が出ない状態だったので、新しいものに交換します。

三菱「SRT-S466」を設置

まずは既設のエコキュートを撤去して、基礎や配管をきれいに整えます。タンクの脚を固定するアンカーボルトをしっかりと打ち込み、新しいエコキュートを設置していきます。地震で傾いてしまったタンクをよく見ると、メーカーの施工基準を満たさないアンカーボルトが使われていました。災害などによる影響を最小限に抑えるためにも、このアンカーボルトは非常に大切です

タンクとヒートポンプが設置できたら、それぞれに配管や配線を繋いでいきます。

漏電対策のためのアース工事をしたら、問題なく稼働するかどうか試運転を行って確認します。

新たに設置したのは、三菱の「SRT-S466」。除菌効果の高い「キラリユキープPLUS」など便利な機能が多数搭載されたハイグレードタイプのエコキュートです。ご検討の際は、下記の寸法を参考にぜひお気軽にお問い合わせください。

【製品寸法】

2160mm × 幅630mm × 奥行き760mm

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