兵庫県神戸市垂水区で三菱「SRT-W436Z」を設置~足場を作成して狭小スペースのタンクを交換~<エコキュート交換工事例>
エコキュート交換工事の様子や、それにまつわるトラブル事例を紹介するこのコーナー。今回紹介するのは、兵庫県伊丹市にお住まいのT様邸で行った交換工事の様子。電気温水器をエコキュートに交換した施工例です。
足場を作成して搬入経路を確保
今回交換工事に訪れたのは、兵庫県神戸市垂水区。神戸市南西部に位置するエリアで、区内のほとんどが住宅地です。交換工事のご依頼を頂いたK様のご自宅は、住宅街の中心にある大きな一軒家。
既設の電気温水器はご自宅裏に設置されていますが、住居周りの通路は非常に狭くタンクの搬入経路を確保することができません。
家屋の裏側に回り込むための通路にはブロック塀があり、大人1人がギリギリ通れるくらいの通路幅です。
さらにフェンスがあって通ることができないため、このフェンスの上を通れるように足場を作成して搬入経路を確保します。
既設の給湯器は、三菱の「SRT-4668WFU-BL」。2004年に発売された角型フルオートタイプの電気温水器です。電気温水器の寿命を考慮すればかなり長くご使用されたようですが、エラー表示が頻繁に出るようになってしまったということで今回エコキュートへの交換工事のご依頼を頂きました。
三菱「SRT-W436Z」を設置
まずは電気温水器のタンクを撤去します。搬入経路が非常に狭いということもあり、既設のタンクはその場で可能な限り解体してから運び出しました。
既設タンクが撤去できたら基礎や配管を整え、新しいタンクの脚位置にあわせてアンカーボルトを打ち込みます。
続いて、作成した足場を使って新しいエコキュートを運び入れます。
足場の上でタンクの向きなどを少しずつ変えながら、ゆっくりと慎重に運び入れていきます。
搬出入時にタンクがぶつかってしまうと、エコキュートはもちろん家屋等にも傷が付いてしまう可能性もあるのでスタッフで声をかけ合いながら慎重に作業を行います。
タンクとヒートポンプが設置できたら、それぞれに配管や配線を繋ぎ合わせます。
最後に漏電対策のためのアース工事と試運転を行って施行完了です。
新たに設置したのは、三菱の「SRT-W436Z」。シンプルな機能が特徴の三菱Aシリーズのエコキュートです。ご検討の際は、下記の寸法を参考にぜひお気軽にお問い合わせください。