福島県岩瀬郡天栄村でダイキン「EQX37XFV」を設置~豪雪地帯で屋内に設置されたタンクを交換~<エコキュート交換工事例>

エコキュート交換工事の様子や、それにまつわるトラブル事例を紹介するこのコーナー。今回紹介するのは、福島県岩瀬郡天栄村にお住まいのI様邸で行った交換工事の様子。雪深いエリアでインナーバルコニーの奥に設置されたタンクと屋外のヒートポンプをつないで交換した例です。

<交換工事概要>

【交換前設置EQ】

メーカー:ナショナル

システム型式:HE-46K1XJS

貯湯ユニット型式:HE-46K1X

ヒートポンプユニット型式:HE-UK60J

リモコン型式:HE-RXC1W(HE-RXC1M/HE-RXC1S)

製品タイプ:角型 > フルオート > 標準圧 > 460


【交換後EQ】

メーカー:ダイキン

システム型式:EQX37XFV

貯湯ユニット型式:TUX37XFV

ヒートポンプユニット型式:RQWX45XV

リモコン型式:BRC083F1

製品タイプ:角型 > フルオート > 高圧 > 370

目次

インナーバルコニーに設置されたタンクを交換

今回交換工事に訪れたのは、福島県岩瀬郡天栄村。冬から春にかけて雪が多く降るエリアで、積雪量が1~2m程になることもある豪雪地帯です。交換工事のご依頼を頂いたI様のご自宅は、長閑な住宅地の一角に広い敷地を持つ一軒家。

家屋脇の通路をぐるりと回った家屋の裏側にエコキュートのヒートポンプが設置されていました。

ヒートポンプの前にある扉を開けるとインナーバルコニーのようなスペースが続いていて、その奥にエコキュートのタンクが設置されています。家屋内側にある屋根付きのスペースで天候の影響を受けにくく、二重構造の壁で防寒対策されています

既設のエコキュートは、ナショナルの「HE-46K1XJS」。2004年に発売された角型フルオートタイプのエコキュートです。エコキュートの耐用年数は通常10~15年と言われているのでかなり長く使われたのがわかります。突然お湯が出なくなってしまったというお問い合わせ頂いたため、当日すぐに交換対応させて頂きました。ご自宅正面から家屋脇の通路を抜けてタンクの搬出入を行います。

ダイキン「EQX37XFV」を設置

まずは水抜きなどの処理を行い、既設のタンクを運び出します。基礎と配管に問題がないかどうか確認してから、新しいタンクの脚位置に合わせてアンカーボルトを打ち込みます。

続いてエコキュートを運び入れます。保温材も新しいものに交換し、タンクとヒートポンプのそれぞれに配管や配線を繋ぎ合わせます。

今回はタンクとヒートポンプの設置場所が離れているため、延長タイプの配管を使用し外のヒートポンプと繋ぎます。

最後に漏電対策のためのアース工事を行い、試運転で問題なく稼働することを確認したら施行完了です。

新たに設置したのは、ダイキンの「EQX37XFV」。専用のスマホアプリの設定で気象警報を取得し自動で沸き上げを始める「気象警報緊急沸き上げ」や高圧シャワーがうれしい「パワフル高圧給湯」など便利な機能を多数搭載した人気機種です。ご検討の際は、下記の寸法を参考にぜひお気軽にお問い合わせください。

【製品寸法】

1825mm × 幅630mm × 奥行き730mm

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