
愛知県額田郡で三菱「SRT-W375」を設置~セミオートEQからフルオートに交換~<エコキュート交換工事例>
エコキュート交換工事の様子や、それにまつわるトラブル事例を紹介するこのコーナー。今回ご紹介するのは、愛知県額田郡にお住まいのM様邸で行った交換工事の様子です。セミオートからフルオートタイプのエコキュートに交換しました。
【交換前設置EQ】
メーカー:三菱
システム型式:SRT-HP373CF
貯湯ユニット型式: SRT-HPT373CF
ヒートポンプユニット型式:SRT-HPU453
リモコン型式:RMC‐HP3K/RMC‐HP38
製品タイプ:角型 > セミオート >標準圧 > 370
【交換後EQ】
メーカー:三菱
システム型式:SRT-W375
貯湯ユニット型式:SRT-WT375
ヒートポンプユニット型式: SRT-SU455-AW
リモコン型式:RMCB-D5SE
製品タイプ:角型 > フルオート > 標準圧 >370
浴室裏のタンクが故障&エコキュートを交換!

今回エコキュート交換工事に伺ったM様邸は1階に浴室がある一軒家で、浴室のすぐ裏側にエコキュートが設置されていました。

駐車場からご自宅の脇をぐるっと周ってエコキュートの搬入出を行います。

既設のエコキュートは、三菱の「SRT-HP373CF」。2004年に発売されたセミオートタイプのエコキュートです。とても長い間活躍してくれましたが、今回の故障を機に追い焚きができるフルオートタイプのエコキュートに交換されたいということで、当社で新しいエコキュートを設置させて頂くことになりました。
エコキュートのセミオートタイプとフルオートタイプの違いについて説明した記事もあるので、ぜひあわせてチェックしてください。
追い焚き配管を追加してフルオートのエコキュートに交換!

まずは既設のエコキュートを搬出、基礎や配管について確認します。

今回は、追い焚き配管の追加が必要です。セミオートとフルオートで異なるのがこの配管の数で、セミオートの場合は浴槽から貯湯タンクにお湯を戻すための追い焚き配管がありません。

そのため、セミオートからフルオートタイプのエコキュートに交換する場合、浴槽までの配管を1本増やす必要があるのです。

こうして新たにフルオートタイプの配管を設置したため、壁に新しく穴をあけて家の外に繋げました。穴の隙間から害虫などが入らないようコーキング(目地剤で隙間を塞ぐ作業)しています。

もともと使用していたセミオート用の配管は閉塞しました。

ここまでできたら貯湯タンク、ヒートポンプのそれぞれに配管を繋ぎ、保温材や化粧テープを巻いて仕上げます。

フルオートのエコキュートを新設したため、循環アダプターも交換しています。

最後に漏電対策のアース工事と試運転を行い、施工完了です。

新たに設置したのは、三菱の「SRT-W375」。2020年に発売されたフルオートタイプのエコキュートで、ふろ自動運転中に水位を感知して自動でお湯を足してくれる「自動たし湯モード」や、残り湯を循環してふろ配管の凍結を予防する「凍結予防運転」など便利な機能が搭載されています。
ご検討の際は、下記の寸法を参考にぜひお気軽にお問い合わせください。
貯湯タンク:高さ1820mm × 幅 630mm × 奥行き760mm