岡山県笠岡市でパナソニック「HE-S37LQS」を設置~足場を作成してタンクを搬出入~<エコキュート交換工事例>

エコキュート交換工事の様子や、それにまつわるトラブル事例を紹介するこのコーナー。今回紹介するのは、岡山県笠岡市にお住まいのS様邸で行った交換工事の様子。狭小スペースに設置されたエコキュートを交換するため、足場を作成してタンクを搬出入した例です。

<交換工事概要>

【交換前設置EQ】

メーカー:コロナ

システム型式:CHP-H3714A

貯湯ユニット型式:CTU-H3714A

ヒートポンプユニット型式:CHP-454A

リモコン型式:RMP-H4AD/RBP-H3AD

製品タイプ:角型 > フルオート > 標準圧 > 370


【交換後EQ】

メーカー:パナソニック

システム型式:HE-S37LQS

貯湯ユニット型式:HE-S37LQ

ヒートポンプユニット型式:HE-PS45L

リモコン型式:HE-TQWLW

製品タイプ:角型 > フルオート > 標準圧 > 370

目次

足場を作成して搬入経路を確保

今回交換工事に訪れたのは、岡山県笠岡市。県の南西部に位置する同市は、南部が瀬戸内海に面した港町でありながら 北部の市境付近には山々が連なる自然豊かなエリアです。交換工事のご依頼を頂いたS様のご自宅は、市の中心部から程近い閑静な住宅街に建つ一軒家。

敷地内にある細く長い通路を歩いていった先に家屋があり、正面玄関から家屋周りをぐるっとまわった裏側にエコキュートが設置されています。

搬入経路となる家屋まわりの通路は非常に狭いため、タンクを抱えたまま角を曲がることができません。

そこで今回は、通路の曲がり角からタンク設置場所までの経路に足場を作成し、その上を通ってタンクの搬出入を行うことにしました。

既設のエコキュートは、コロナの「CHP-H3714A」。2004年に発売された角型フルオートタイプのエコキュートです。エコキュートの寿命は通常10~15年と言われていることを考えると大変長く使用されたようですが、今回「E44」のエラーコードが表示されて故障してしまったため新しいものに交換することになりました。

パナソニック「HE-S37LQS」を設置

まずは水抜きなどの下処理を行い、既設タンクを搬出します。足場の上までタンクを持ち上げ寝かせた状態で進んでいき、曲がり角ではタンクを縦にして運び出します。外壁など周囲にぶつけないようスタッフ間で声を掛け合って慎重に作業を行います。

既設のエコキュートが撤去できたら、基礎や配管に問題がないかどうか確認して新しいタンクの脚位置に合わせてアンカーボルトを打ち込みます。

続いて新しいエコキュートのタンクを搬入します。設置場所手前で足場からタンクを降ろしゆっくりと運び進めます。

タンクが設置ができたらヒートポンプも運び入れ、それぞれに配管や配線を繋ぎ合わせます。

最後に漏電対策のためのアース工事と試運転を行って、問題なく稼働することが確認できたら施行完了です。

新たに設置したのは、パナソニックの「HE-S37LQS」。人の出入りを感知してから追い焚きする「AIエコナビ」などの便利な機能を多数搭載し、省エネ性に優れた人気機種です。ご検討の際は、下記の寸法を参考にぜひお気軽にお問い合わせください。

【製品寸法】

1810mm × 幅600mm × 奥行き680mm

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