宮城県富谷市で三菱「SRT-S375UZ」を設置~高出力一体型EQを解体して交換~<エコキュート交換工事例>
エコキュート交換工事の様子や、それにまつわるトラブル事例を紹介するこのコーナー。今回紹介するのは、宮城県富谷市にお住まいのN様邸で行った交換工事について。貯湯タンクとヒートポンプが一緒になった「一体型エコキュート」の交換を行いました。
一体型エコキュートを解体して搬出
今回エコキュートの交換工事に訪れたN様邸では、ご自宅脇の広々としたスペースにエコキュートが設置されていました。設置場所、搬入経路については共に問題ありません。
特筆すべきは、既設のエコキュート(コロナの「CHP-SIX1810A」)について。2009年に発売されたエコキュートで、高出力一体型という珍しいタイプです。 機器の小型化により本体設置面積を大幅に減らした一体型は省スペースという点では大変魅力ですが、設置に手間がかかる(現場で各ユニットを取付けて一体化する)点やメンテナンスが大変という点が弱点で生産中止となったエコキュートです。
現在はほとんど見かけることがなくなったタイプのエコキュートですが、エコキュートの交換に特化した当社では経験豊富な熟練スタッフが多数在籍しています。どのようなタイプのエコキュートについてもお任せください!
貯湯タンクとヒートポンプが一緒になったエコキュートの重量は180kg程度。このまま運び出すのは難しいので、まずはその場で解体します。上部と下部にあるそれぞれのナットを外して、タンク部分とヒートポンプ部分に分けます。
一体型エコキュートを二つに分解できたら、ヒートポンプから順に運び出します。
続いてタンク部分のパーツを搬出。通常のエコキュート交換工事と同様に、スタッフ2人で無事に運び出すことができました。
三菱「SRT-S375UZ」を設置
既設のエコキュートを撤去できたら、基礎と配管を確認。新設タンクの脚位置にあわせてアンカーボルトを打ち込みます。
設置の準備ができたら、新しいエコキュートを搬入します。寒いエリアなので、配管には凍結防止用のヒーターを巻きつけています。
排水の真下には受け皿を設置しましたが、他の配管が干渉していたため3cm程度のフレキ管を繋いで保温材で保護。
受け皿から排水口までは、塩ビ管で繋げています。
貯湯タンクとヒートポンプを配管で繋ぎ合わせたら設置は完了です。
漏電対策のアース工事と試運転を行い工事終了です。
新たに設置したエコキュートは、三菱の「SRT-S375UZ」。配管を自動洗浄してくれる「バブルおそうじ」や気になるニオイやヌメリを抑制する「キラリユキープ」対応の人気機種です。ご検討の際は、下記の寸法を参考にぜひお気軽にお問い合わせください。