群馬県前橋市青柳町でパナソニック「HE-NS37KQS」を設置~トラックから壁を越えて搬出入~<エコキュート交換工事例>
エコキュート交換工事の様子や、それにまつわるトラブル事例を紹介するこのコーナー。今回紹介するのは、群馬県前橋市青柳町にお住まいのS様邸で行った交換工事です。搬入経路を確保するためご自宅前につけたトラックの荷台から壁を越えてタンクの搬出入を行いました。
タンクを持ち上げトラックの荷台へタンクを搬出
今回エコキュートの交換工事に訪れたのは、群馬県前橋市青柳町にお住まいのS様のご自宅。閑静な住宅街の中にある大きな一軒家で、エコキュートはご自宅脇に設置されています。玄関門から敷地内に侵入し、突き当りの角を曲がった先にタンクが見えました。
ご自宅の正面側から脇の方へ続く通路は、大人1人がギリギリ通れるくらいの幅です。タンクを持って通るには細すぎます。そこで今回は、ご自宅前にトラックをよせて停め、ブロック塀の上からトラックの荷台に直接のせる形でタンクを運び出すことにしました。
既設のエコキュートは、ナショナルの「HE-K37AQS」。2007年に発売されたエコキュートです。
障害物を避けたりブロック塀の高さまでタンクを持ち上げたりするため、今回はスタッフ3人で搬出入の作業を行いました(通常の工事は2人)。
タンクを持ち上げたら、3人で声をかけ合って経路上にあるヒートポンプや物置などをかわしながら運んでいきます。
ブロック塀の近くまできたら1人がタンクの下側に潜り込み背中で支えるようにしながら、塀の上の高さまでタンクを持ち上げます。
タンクが塀の上に乗ったら、慎重に少しずつ外側へ押していきます。タンクの様子を見ながらスタッフも順番に塀の外側(トラックの荷台)に回り込みます。
そのまま少しずつタンクをスライドさせながら、トラックの荷台へおろしていきます。これで無事にタンクを搬出できました。
パナソニック「HE-NS37KQS」を設置
タンクを運び出したら基礎や配管を確認して、アンカーボルトを打ち込みます。
新しいエコキュートの設置準備ができたら、早速タンクの搬入です。
搬出作業を逆再生するように、先程と同じ要領で今度は設置場所までタンクを運び入れます。
どこかにぶつかると傷を付けてしまう恐れもあるので、ぶつからないよう慎重にタンクを運びます。
タンクとヒートポンプが搬入できたら、それぞれに配管を繋ぎ合わせて設置完了です。
最後に漏電対策のアース工事と試運転を行い、問題なく稼働するかどうかチェックします。
今回新たに設置したのは、パナソニックの「HE-NS37KQS」。おふろのお湯を抜くたびに配管を洗浄してくれる自動配管洗浄や、人の出入りを感知して効率良く保温を行う「AIエコナビ」など、便利な機能が多数搭載された人気機種です。ご検討の際は、下記の寸法を参考にぜひお気軽にお問い合わせください。