宅内の玄関で狭小スペースに設置されたタンクを交換 

今回交換工事に訪れたのは、新潟県新潟市中央区。新潟市の中心的役割を担う同区は日本海に面した信濃川沿いに位置するエリアです。温暖な気候で日本海沿岸都市の中でも比較的積雪が少ないのが特徴です。交換工事のご依頼を頂いたS様のご自宅は、閑静な住宅街に建つ大きな一軒家。

玄関扉を開けたすぐ正面に靴棚があり、その右奥にある狭いスペースの幅ギリギリに既設のタンクが収まっていました。タンクを搬出入する際に靴棚が障害物となるため、棚は一旦すべて取り外して玄関からの搬入経路を確保します。

タンクから伸びる配管は床を貫通させて外のヒートポンプと繋がれていました。そのため今回は、床下を開けて配管の交換作業を行いタンクとヒートポンプを繋ぎます。

既設のエコキュートは、三菱の「SRT-HP46WX8」。2013年に発売された角型・フルオートタイプのエコキュートです。追い焚きしてもお湯が温まらないというご相談を頂いて、対応させて頂きました。エコキュートの寿命も考慮すると今回の故障で買い替えるのが最適なタイミングであるため、新しいエコキュートに交換します。

三菱「SRT-S376」を設置

まずは既設のタンクとヒートポンプを撤去します。下処理など行ってからタンクを運び出したら、設置場所や配管に問題がないかどうか確認します。確認後、新しいタンクの脚位置に合わせてアンカーボルトを打ち込みます。

続いて新しいタンクとヒートポンプを運び入れて、それぞれに配管や配線を繋ぎ合わせます。配管まわりのすき間はコーキング剤で塞いで、ゴミや害虫の侵入防止対策を施しました。

最後に漏電対策のためのアース工事と試運転を行って、問題なく稼働することが確認できれば施行完了です。

新たに設置したのは、三菱の「SRT-S376」。清潔なお湯で入浴できる「キラリユキープPLUS」を搭載し、スマートフォンから湯はりや追い焚きなどが操作できる「MyMU」にも対応している人気機種です。ご検討の際は、下記の寸法を参考にぜひお気軽にお問い合わせください。