【エコキュート交換工事施工例】宮城県本吉郡南三陸町~揺れ止め金具を撤去してダイキン「EQ46WFHV」を設置~

エコキュート交換工事の様子や、それにまつわるトラブル事例を紹介するこのコーナー。今回紹介するのは、宮城県本吉郡南三陸町にお住まいのM様邸で行った交換工事の様子。揺れ止め金具を撤去して寒冷地仕様のエコキュートを設置した例です。

<交換工事概要>

【交換前設置EQ】

メーカー:ダイキン

システム型式:EQN46MFV

貯湯ユニット型式:TUN46MFV

ヒートポンプユニット型式:RQWN60MV

リモコン型式:BRC981D1

製品タイプ:角型 > フルオート > 高圧 > 460


【交換後EQ】

メーカー:ダイキン

システム型式:EQ46WFHV <寒冷地仕様>

貯湯ユニット型式:TU46WFHV

ヒートポンプユニット型式:RQW60WHV

リモコン型式:BRC083D1

製品タイプ:角型 > フルオート > 高圧 > 460

目次

揺れ止め金具を撤去&タンク脚を固定

今回交換工事に訪れたのは、宮城県本吉郡南三陸町。宮城県北東部の三陸海岸南部に位置する町で、2011年の東日本大震災では大津波により甚大な被害を受けたエリアです。交換工事のご依頼を頂いたM様のご自宅は、閑静な住宅街にある大きな一軒家。

エコキュートは家屋の裏側に設置されています。

既設のエコキュートは、ダイキンの「EQN46MFV」。2011年に発売された角型フルオートタイプのエコキュートです。被災後に設置されたエコキュートのようです。タンクから漏水があるとご連絡を頂き、お問い合わせの翌日すぐに駆けつけ交換対応させて頂きました。

ダイキン「EQ46WFHV」を設置

まずは、既設のタンクを撤去して基礎や配管に問題がないかどうか確認します。新しい脚位置に合わせてアンカーボルトを打ち込みます。

新しいタンクとヒートポンプを設置して、配管や配線を繋いでいきます。排水の処理もしっかりと行います。

交換前のエコキュートには転倒防止金具が設置されていたので、交換時に金具を撤去してコーキング処理を行いました。東日本大震災以前のほとんどのモデルに採用されていた転倒防止金具ですが、これではタンクを支えられないことが判明したため現在は使用されていません。現在販売されているエコキュートは、転倒防止を基礎に頼ることでより高い耐震性を実現しているためです。

最後に漏電対策のためのアース工事と試運転を行って施行完了です。

新たに設置したのは、ダイキンの「EQ46WFHV」。「こどもエコすまい支援事業」の補助金対象製品です。ご検討の際は、下記の寸法を参考にぜひお気軽にお問い合わせください。

【製品寸法】

2175mm × 幅630mm × 奥行き730mm

関連記事