物置きの上で旋回させたタンクを搬出入

今回交換工事に訪れたのは、東京都三鷹市。多摩地域東部に位置する同市は都心へのアクセスが良いことから東京都のベッドタウンとして人気のエリアです。大きな池と豊かな自然が魅力の「井の頭恩賜公園」や「三鷹の森ジブリ美術館」があることでも知られています。交換工事のご依頼を頂いたF様のご自宅は、閑静な住宅街に建つ一軒家。

今回の施工は、F様宅のお隣にお住まいの方からのご紹介です。以前当社で施工させて頂いたお客様で、当社の施工にとても満足したとご紹介頂いたようです。実際に施工させて頂いたお客様からのご紹介ということで、大変うれしい限りです！　ご紹介頂いたお客様にもご満足頂けるようしっかりと作業していきます。

まずは搬入経路を確認します。庭を通って家屋脇の通路を進むと、家屋裏の通路の奥にエコキュートが設置されていました。反対側からの経路は通路幅がかなり狭くタンクを運び出すことができないため、こちらのルートで搬出入を行う必要があります。

ところがこのルートにも一つ問題がありました。家屋の角にある物置きと外壁の間がタンクの幅より狭くなっており、このままではタンクを抱えて通り抜けることができません。

そこで今回は、タンクを一度物置きの高さまで持ち上げ、その上に預けるような形で旋回させてこの箇所を通り抜けることになりました。大きく重たいタンクを物置きの高さまで持ち上げて作業することになるため、スタッフを増員して声を掛け合いながらゆっくりと慎重に作業を行います。

既設のエコキュートは、ナショナルの「HE-K37AQS」。2007年に発売された角型フルオートタイプのエコキュートです。「F27」のエラーコードが表示されて故障してしまいました。15年以上使用されているのでエコキュートの寿命も考慮し、新しいものに交換します。

ダイキン「EQX37XFV」を設置

既設タンクの水抜きなど下処理を行い、タンクとヒートポンプを順に運び出します。タンクを撤去した基礎を確認し、新しいタンクの脚位置に合わせてアンカーボルトを打ち込みます。

続いて新しいエコキュートの搬入です。タンクとヒートポンプを運び入れ、それぞれに配管や配線を繋ぎ合わせます。

最後に漏電対策のためのアース工事と試運転を行って、問題なく稼働することが確認できれば施行完了です。

新たに設置したのは、ダイキンの「EQX37XFV」。お湯の冷め方を学習し、むだな追い焚きを減らして電気代を節約する「エコふろ保温」や深紫外線がお湯を除菌して気持ちのよいお湯で入浴できる「おゆぴかUV」など省エネ性が高く便利な機能を多数備えたダイキンエコキュートを代表するXシリーズです。ご検討の際は、下記の寸法を参考にぜひお気軽にお問い合わせください。