大分県中津市で三菱「SRT-S466U」を設置~セミオートの電気温水器をフルオートEQに交換~<エコキュート交換工事例>

エコキュート交換工事の様子や、それにまつわるトラブル事例を紹介するこのコーナー。今回紹介するのは、大分県中津市にお住まいのM様邸で行った交換工事の様子。経年20年の電気温水器をエコキュートに交換した例です。セミオートタイプからフルオートタイプに交換するため、ふろ配管の増設工事も行いました。

<交換工事概要>

【交換前設置(電気温水器)】

メーカー:三菱

システム型式:SRT-4668CF-BL

リモコン型式:RMC-8K/RMC-8B

製品タイプ:角型 > セミオート > 標準圧 > 460


【交換後EQ】

メーカー:三菱

システム型式:SRT-S466U

貯湯ユニット型式:SRT-ST466U

ヒートポンプユニット型式:SRT-MU516-S

リモコン型式:RMCB-F6SE-T

製品タイプ:角型 > フルオート > 高圧 > 460

目次

セミオートの電気温水器をフルオートEQに交換

今回交換工事に訪れたのは、大分県中津市福岡県に隣接する県の北西部に位置する城下町で、旧一万円札で有名な福沢諭吉の出身地としても知られています。交換工事のご依頼を頂いたM様のご自宅は、広い敷地の中に建つ一軒家。

電気温水器が設置されているのは、家屋の裏側で浴室に近い場所です。家屋周りの通路はタンクを運び入れるのに充分な広さがあり、搬入経路には問題ありません。正面から家屋の脇を通ってタンクの搬出入を行います。

既設のタンクは、三菱の「SRT-4668CF-BL」。2004年に発売された角型・セミオートタイプの電気温水器です。約20年間稼働しましたが、電気温水器の寿命は10~15年であるため、今回の故障を機に新しい物に買い替えます。買い替えるにあたって、ランニングコストの見直しとおふろの追い焚き機能を追加したいとご要望を伺ったため、今回はフルオートタイプのエコキュートに交換することになりました。電気温水器からエコキュートに交換することで電気代の削減が期待できます

セミオートからフルオートへの交換では、ふろ配管の増設工事が必要となります。追い焚き時にお湯を温め直すために、浴槽からタンクにお湯を戻す配管が必要だからです。浴槽のエプロンを外してふろ配管を増設し、 浴槽から床下を通して外のタンクに繋ぎます。

当社では「電気温水器からエコキュートへの交換工事」や「セミオートからフルオートへの交換工事」を多数行っています。それぞれの特徴や工事費用などを分かりやすくまとめた記事もあるのでぜひ参考にしてください。

▶電気温水器からエコキュートに交換するには?

▶セミオートとフルオートの違いとは? 必要な工事は?

三菱「SRT-S466U」を設置

まずは既設タンクの水抜きなど下処理を行ってから電気温水器を撤去し、基礎や配管に問題がないかどうか確認します。確認できたら新しいタンクの脚位置に合わせてアンカーボルトを打ち込みます。

続いてエコキュートを搬入します。電気温水器の時にはタンクのみでしたが、エコキュートに交換するにあたって新たにヒートポンプが加わります。今回はヒートポンプをタンクの隣に設置して、それぞれに配管や配線を繋ぎ合わせます。

最後に漏電対策のためのアース工事と試運転を行って、問題なく稼働することが確認できれば施行完了です。

新たに設置したのは、三菱の「SRT-S466U」。2ヵ所で同時に給湯してもシャワー圧が弱くならない「ハイパワー給湯」や、栓を抜くだけでふろ配管を自動洗浄する「バブルおそうじ」など便利な機能を多数搭載した人気の機種です。ご検討の際は、下記の寸法を参考にぜひお気軽にお問い合わせください。

【製品寸法】

2160mm × 幅630mm × 奥行き760mm

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