奈良県大和郡山市で三菱「SRT-S376」を設置~足場を作成して他店で施工NGの現場に対応~<エコキュート交換工事例>

エコキュート交換工事の様子や、それにまつわるトラブル事例を紹介するこのコーナー。今回紹介するのは、奈良県大和郡山市にお住まいのF様邸で行った交換工事の様子。電気温水器からエコキュートに交換しました。設置場所が狭く搬入経路の確保が難しいという理由で他店では施工を断られてしまったとご相談を頂いて、当社で対応させて頂きました。

<交換工事概要>

【交換前設置】

メーカー:コロナ

電気温水器:UWH-46S18AD2U

リモコン型式:RMH-4614AD2U/RBH-4614AD2U

製品タイプ:角型 > フルオート > 標準圧 > 460

 

 


【交換後EQ】

メーカー:三菱

システム型式:SRT-S376

貯湯ユニット型式:SRT-ST376

ヒートポンプユニット型式:

リモコン型式:SRT-MU416-S

製品タイプ:角型 > フルオート > 標準圧 > 370

目次

足場を組んでタンクを搬出入

今回交換工事に訪れたのは、奈良県大和郡山市。奈良盆地の北部に位置する市で、南部にはメーカーの工場も多い工業団地として知られるエリアです。交換工事のご依頼を頂いたF様のご自宅は、JR郡山駅近くの閑静な住宅街にある一軒家。

給湯器のタンクは家屋右側の通路を奥まで進んだ場所に設置されていました。隣家との間がフェンスで仕切られていて非常に狭いうえ、フェンス越しに設置されている隣家のエコキュートもかわす必要があります。

通路幅を確認してみるとフェンスと外壁の間はタンクの幅よりも狭いため搬入経路が確保できません。おそらくこれが他社で施工を断られた理由です。設置場所もタンクがぎりぎり収まる広さで、周囲との隙間がほとんどないので作業が難しいのは間違いありません。

そこで今回当社では足場を組んで高さを出し、その上を通ってフェンス上の高さまでタンクを持ち上げて搬出入することになりました。隣家のエコキュートにも傷を付けることがないように養生マットを巻かせて頂きました。

当社ではこのように搬入経路の確保が難しい現場でも足場を作成するなどしてエコキュートの交換を実現しています。他店で施工が難しいと断られてしまうような現場の工事実績も多数あるので、お困りの際はぜひ一度ご相談ください

既設の給湯器は、コロナの「UWH-46S18AD2U」。2008年頃に発売された角型フルオートタイプの電気温水器です。電気温水器からエコキュートに交換するにあたり、タンクのほかにヒートポンプを設置する必要があります。タンクのまわりにはヒートポンプを設置する場所を確保するのが難しいため、今回は家屋の正面側に設置することになりました。タンクと少し距離があるため長めの配線を用意しておきます。

三菱「SRT-S376」を設置

まずは既設のタンクを撤去します。設置場所が狭いため、作業スペースを確保するための足場も作成しています。

電気温水器のタンクが撤去できたら、基礎と配管を確認して新しいタンクの脚位置に合わせてアンカーボルトを打ち込みます。

続いて新しいタンクを運び入れます。足場を利用してフェンスの高さまでタンクを持ち上げ、少しずつゆっくりと搬入していきます。

設置できたら、タンクとヒートポンプのそれぞれに配管や配線を繋ぎ合わせます。

最後に漏電対策のためのアース工事を行って、試運転で問題なく稼働するのが確認できれば施行完了です。

新たに設置したのは、三菱の「SRT-S376」。深紫外線がヌメリやニオイを抑制してきれいなお湯をキープできる「キラリユキープ」などの機能を搭載した人気機種です。ご検討の際は、下記の寸法を参考にぜひお気軽にお問い合わせください。

【製品寸法】

2160mm × 幅630mm × 奥行き 760mm

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