トラックの荷台に足場を作成

今回交換工事に訪れたのは、兵庫県宝塚市。兵庫県南東部に位置する市で、宝塚歌劇団の本拠地としても全国的に有名なエリアです。交換工事のご依頼を頂いたS様のご自宅は閑静な住宅街にある大きな一軒家。

石垣の上に住居があり、階段を上って左側にエコキュートが設置されているのがわかります。

そこで今回はご自宅の目の前に横付けしたトラックの荷台に足場を作成し、そこからタンクの搬出入を行うことにしました。

既設のエコキュートは、ナショナルの「HE-37K3XWS」。2006年に発売された酸素入浴機能付きのエコキュートです。現在酸素入浴機能が付いたエコキュートは生産されていないので、今回は酸素供給チューブを閉塞して循環アダプターの交換も行います。

パナソニック「HE-NS46KQS」を設置

まずはトラックの荷台に足場を作成。フェンスを外して既設タンクの搬出を行います。

タンクの水抜きをして配管や配線を外したら、そのまま垂直に運び出します。

タンクが運び出せたら、基礎や配管を確認。凍結防止のため保温材などを巻いてきれいに整えます。続いて、新しいタンクの脚位置に合わせてアンカーボルトを打ち込みます。

ここまでできたら、いよいよ新しいエコキュートを運び入れます。スタッフ2人で協力して慎重に運んでいきます。

タンクとヒートポンプが設置できたら、それぞれに配管や配線を繋ぎ合わせます。

ここで浴槽内の循環アダプターも交換しています。

最後に漏電対策のためのアース工事と試運転を行ったらフェンスを元に戻して工事終了です。

新たに設置したのは、パナソニックの「HE-NS46KQS」。人の出入りを感知して効率的に保温を行う「エコナビ」対応の人気機種です。ご検討の際は、下記の寸法を参考にぜひお気軽にお問い合わせください。