フェンスを脱着して隣の敷地からタンクを搬出入

今回交換工事に訪れたのは、大阪府大阪市平野区。大阪府のほぼ中央に位置し東大阪市や八尾市と隣接する同区は、大阪市24行政区の中で最も人口が多いエリアです。交換工事のご依頼を頂いたT様のご自宅は、閑静な住宅街に建つ一軒家。エコキュートは家屋脇に設置されていました。

室外機が並ぶ家屋裏側の通路は非常に狭く、エコキュートのヒートポンプがギリギリ設置できるくらいの通路幅しかありません。

家屋周りの通路からはタンクを持ち運んで搬出入することが難しいため、隣の敷地の方に許可を頂いてタンク前にあるフェンスを一部脱着し、駐車場からタンクを搬出入することになりました。

既設のエコキュートは、ダイキンの「EQ37GFCV」。2006年に発売されたスリム型フルオートタイプのエコキュートです。長くお使い頂いたようですが、お客様から突然お湯が出なくなってしまったというご連絡を受けて、翌日すぐに駆けつけ交換対応とさせて頂きました。通常エコキュートの寿命は10～15年程とされていますから、今回は耐用年数を超えての故障と考えられます。

ダイキン「EQX46XFV」を設置

まずはタンクの水抜き等をして、既設のエコキュートを撤去します。基礎や配管を確認したら、新しいタンクの脚位置に合わせてアンカーボルトを打ち込みます。

新しいエコキュートを運び入れ、タンクとヒートポンプのそれぞれに配管や配線を繋ぎ合わせます。

漏電防止のためアース工事を行って、試運転で問題なく稼働することが確認できれば工事は完了です。

新たに設置したのは、ダイキンの「EQX46XFV」。スマホからの操作でお湯を沸かせる「無線LAN対応リモコン」や警報・注意報を受けて自動的に沸き上げを行う「気象警報緊急沸き上げ」など、便利な機能が搭載された人気機種です。ご検討の際は、下記の寸法を参考にぜひお気軽にお問い合わせください。