フェンスを外してタンクを縦向きのまま搬入！

今回工事に訪れたM様邸は、埼玉県春日部市にある一軒家。エコキュートはご自宅脇の通りに面した場所に設置されていました。

通りからの搬入が可能ですが、問題は設置スペースの狭さです。ご自宅とその周りを囲むブロック塀の間には、タンクがギリギリ収まる程度の幅しかありませんでした。この場合、搬出入時にタンクを横に倒したり、方向転換したりすることができません。タンクを垂直に持ち上げ縦向きの状態のまま運び出す必要があるため、今回はスタッフ4人で対応することになりました（通常は2人でタンクを横向きに持って搬出入を行います）。

既存のエコキュートは三菱の「SRT-HP37W1」。2006年に発売されたものなので、15年近くにわたり活躍してくれたようです。

三菱「SRT-S375A」を設置

ブロック塀のフェンスを外したら、スタッフ4人がかりでタンクを持ち上げ既設のエコキュートを搬出。基礎や配管を確認してから、新設タンクの脚位置に合わせてアンカーボルトを打ち込みます。

そして新しいエコキュートを運び入れます。上下左右にほとんど余白のない狭小スペースのため、少しふらつくだけでもどこかにぶつかって本体を傷付けてしまう可能性があります。そのようなことがないよう、4人で息を合わせながら慎重に運び入れました。

タンクとヒートポンプを無事に搬入できたら、それぞれに配管を繋ぎ合わせます。最後に漏電対策のアース工事と試運転を行い、施工完了です。

新しく設置したのは、三菱の「SRT-S375A」。時間の経過と共に気になるニオイやヌメリの原因となる菌の増殖を抑制する「キラリユキープ」や、配管を毎日自動で洗浄してくれる「バブルおそうじ」など、便利な機能が多数搭載された人気機種です。

ご検討の際は、下記の寸法を参考にぜひお気軽にお問い合わせください。