【エコキュート交換工事施工例】埼玉県飯能市~クレーンを使った搬出入で三菱「SRT-S375A」を設置~

エコキュート交換工事の様子や、それにまつわるトラブル事例を紹介するこのコーナー。今回紹介するのは、埼玉県飯能市にお住まいのN様邸で行った交換工事の様子。搬入経路が確保できない場所で、クレーンを使って搬出入を行った例です。

<交換工事概要>

【交換前設置EQ】

メーカー:三菱

システム型式:SRT-HP46WX5(寒冷地仕様)

貯湯ユニット型式:SRT-HPT46WX5

ヒートポンプユニット型式:SRT-HPT46WX5

リモコン型式:RMC-KD5/RMC-BD5

製品タイプ:角型 > フルオート > 高圧 > 460

 

【交換後EQ】

メーカー:三菱

システム型式:SRT-S375A

貯湯ユニット型式:SRT-ST375A

ヒートポンプユニット型式:SRT-SU455-SA

リモコン型式:RMCB-D5SE

製品タイプ:角型 > フルオート > 標準圧 > 370

目次

クレーンを使ってタンクを搬出入

今回交換工事に訪れたのは、埼玉県飯能市。埼玉県の南西部に位置する市で、近年ではムーミンのテーマパーク「メッツァ」が誕生したことでも話題になったエリアです。交換工事のご依頼を頂いたN様のご自宅は、崖の上に建つ大きな一軒家。

エコキュートはご自宅裏に設置されています。家屋周りの通路は非常に狭く、タンクを抱えて通ることはできません。さらにご自宅の裏側には土地がなく、まわり込むことができないためクレーンを使ってタンクを搬出入することになりました

既設のエコキュートは、三菱の「SRT-HP46WX5」。2010年に発売された角型フルオートタイプのエコキュートです。今回は「こどもエコすまい支援事業」の補助金を活用して、ご自宅のリフォームとあわせてエコキュートを交換することにしました。

正面の車道にクレーン車を停めて、ここからご自宅裏側に設置されたエコキュートを吊り上げます。

クレーン車の停車位置からエコキュートの設置場所までが遠いうえ家屋もあるので、クレーンの操縦にも技術が必要です。

周りにぶつかったりすることがないように、ゆっくり慎重に吊り上げます。

かなり高い位置まで持ち上げ、ゆっくりとおろします。

ヒートポンプが運び出せたら、タンクも同様に搬出します。

三菱「SRT-S375A」を設置

タンクとヒートポンプを搬出したら、基礎や配管に問題がないかどうか確認します。アンカーボルトを打ち込み、新しいタンクを設置する準備を行います。

設置の準備ができたら、搬出時と同様にヒートポンプとタンクをクレーンで吊り上げて運び入れます。

ぶつけて傷を付けないように、より慎重に作業を行います。

タンクとヒートポンプが設置できたら、それぞれに配管や配線を繋ぎ合わせます。

漏電対策のためのアース工事を行い、問題なく稼働することを確認します。

新たに設置したのは、三菱の「SRT-S375A」。配管を自動洗浄する「バブルおそうじ」や除菌効果のある「キラリユキープPLUS」といった便利な機能が多数搭載されたエコキュートです。ご検討の際は、下記の寸法を参考にぜひお気軽にお問い合わせください。

【製品寸法】

1820mm × 幅630mm × 奥行き760mm

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