【エコキュート交換工事施工例】東京都大田区~クレーンを使ってタンクを搬出入&三菱「SRT-S375U」を設置~

エコキュート交換工事の様子や、それにまつわるトラブル事例を紹介するこのコーナー。今回紹介するのは、東京都大田区にお住まいのS様邸で行った交換工事の様子。クレーンを使って狭小スペースに設置されたエコキュートを交換した際の工事の様子です。

<交換工事概要>

【交換前設置EQ】

メーカー:コロナ
システム型式:CHP-H3717A
貯湯ユニット型式:CTU-H3717A
ヒートポンプユニット型式:CHP-457A
リモコン型式:RMP-H7A/RBP-H7A
製品タイプ:角型 > フルオート > 標準圧 > 370

 

【交換後EQ】

メーカー:三菱
システム型式:SRT-S375U
貯湯ユニット型式:SRT-ST375U
ヒートポンプユニット型式:SRT-MU415-S
リモコン型式:RMCB-D5SE
製品タイプ:角型 > フルオート > 高圧 > 370

目次

クレーンを使ってタンクを搬出入

今回交換工事に訪れたのは、東京都大田区。東京都の区部南部に位置する特別区です。住宅都市であると同時に臨海部は京浜工業地帯に含まれる工業都市でもあり、23区最大の面積を持つ区です。交換工事のご依頼を頂いたS様のご自宅は、住宅街の中に佇む大きな一軒家。

エコキュートはご自宅の裏側に設置されています。ご自宅裏は高低差がある駐車場になっていて、駐車場から1m以上下の位置にエコキュートの設置面があります。

設置スペースは角型のタンクがギリギリ設置できる広さしかなく、自宅周りの通路もとても狭いためタンクを抱えて通るのは困難です。そこで今回は、裏の駐車場からクレーンでタンクを吊り上げて搬出入を行うことになりました

既設のエコキュートは、コロナの「CHP-H3717A」。2007年に販売されていた角型フルオートタイプのエコキュートです。「E28」のエラーコードが表示され湯はりができなくなってしまったというご連絡を受けて、交換対応させて頂くことになりました。

まずは水抜き等の処理を行ってから、既設のタンクを吊り上げて搬出していきます。

タンクが撤去できたら、ヒートポンプも同様にクレーンで吊り上げて運び出します。

基礎や配管を確認して、アンカーボルトを打ち込みます。

三菱「SRT-S375U」を設置

設置の準備ができたら、再びクレーンを使ってタンクを搬入していきます。養生マットでくるまれたタンクを慎重に吊り上げ、設置場所までゆっくりと降ろしていきます。

タンクの搬入ができたらヒートポンプも同様に吊り上げ慎重に搬入していきます。

タンクとヒートポンプが無事に設置できたら、それぞれに配管や配線を繋ぎ合わせます。

最後に漏電対策のためのアース工事と、問題なく稼働することを確認するための試運転を行って施行完了です。

新たに設置したのは、三菱の「SRT-S375U」。配管を自動洗浄する「バブルおそうじ」や2カ所同時の給湯も爽快な「ハイパワー給湯」対応の人気機種です。ご検討の際は、下記の寸法を参考にぜひお気軽にお問い合わせください。

【製品寸法】

1820mm × 幅630mm × 奥行き760mm

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