【エコキュート交換工事施工例】福岡県久留米市~セミオートの電気温水器からフルオートの三菱「SRT-S465A」に交換~

目次

エコキュート交換工事の様子や、それにまつわるトラブル事例を紹介するこのコーナー。今回紹介するのは、福岡県久留米市にお住まいのN様邸で行った交換工事の様子。セミオートの電気温水器をフルオートタイプのエコキュートに交換した施工例です。

<交換工事概要>

【交換前設置】

メーカー:三菱

電気温水器:SRT-4666CF-BL

リモコン型式:RMC-6K/RMC-6B

製品タイプ:角型 > セミオート > 標準圧 > 460

 

【交換後EQ】

メーカー:三菱

システム型式:SRT-S465A

貯湯ユニット型式:SRT-ST465A

ヒートポンプユニット型式:SRT-MU605-SA

リモコン型式:RMCB-D5SE

製品タイプ:角型 > フルオート > 標準圧 > 460

ブロック塀を乗り越えて電気温水器を撤去

今回交換工事に訪れたのは、福岡県久留米市。福岡県南部の筑後地方に位置するエリアで、福岡市、北九州市に次いで県内第3位の人口を誇る中核市です。交換工事のご依頼を頂いたN様のご自宅は、敷地周りをブロック塀で囲われた大きな一軒家。

電気温水器のタンクがあるのはご自宅脇で、家屋とブロック塀の隙間にギリギリ入る形で設置されていました。

既設の給湯器は、三菱の「SRT-4666CF-BL」。2001年に発売されたセミオートタイプの角型電気温水器です。電気温水器の寿命もエコキュートと同じく10~15年程度と言われているので、いつ故障してもおかしくないほど経年劣化が進んでいたのは間違いありません。今回お湯が出なくなり故障したのをきっかけに、ランニングコストの削減が期待できるエコキュートに交換することになりました

追い焚き配管を追加してセミオートからフルオートへ

今回は追い焚きに対応していないセミオートタイプの電気温水器からフルオートタイプへの変更となるため、追い焚き配管を追加する必要があります

ユニットバスのエプロンを外して、浴槽からタンクに繋がる配管に追い焚き用の配管を追加します。これで浴槽からタンクにお湯を戻すことで、追い焚きができるようになります。

この配管は床下を通って、タンクの側の壁にあけた穴から屋外に出します。

このとき、浴槽内の循環アダプターも交換しました。

また、電気温水器からエコキュートに交換する際に必要な専用ブレーカーへの交換も対応しています。

三菱「SRT-S465A」を設置

屋外ではエコキュート新設のための準備を行います。既設の電気温水器が撤去できたら基礎や配管を確認してから、新しいエコキュートの脚位置に合わせてアンカーボルトを打ち込みます。

タンクとヒートポンプが搬入できたら、それぞれに配管や配線を繋ぎ合わせます。

漏電対策のためのアース工事と試運転を行って施行完了です。

新たに設置したのは、三菱の「SRT-S465A」。清潔で快適なお湯を保つ「キラリユキープ」や配管を自動洗浄する「バブルおそうじ」など便利な機能が多数搭載された人気機種です。ご検討の際は、下記の寸法を参考にぜひお気軽にお問い合わせください。

【製品寸法】

2160mm × 幅630mm × 奥行き760mm

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