【エコキュート交換工事施工例】神奈川県横浜市神奈川区~狭小スペースにクレーンを使って三菱「SRT-W375Z」を設置~

エコキュート交換工事の様子や、それにまつわるトラブル事例を紹介するこのコーナー。今回紹介するのは、神奈川県横浜市神奈川区にお住まいのO様邸で行った交換工事について。搬入経路が確保できない場所にクレーンを使ってエコキュートを搬入した例です。

<交換工事概要>

【交換前設置EQ】

メーカー:三菱

システム型式:SRT-HP43WZ1

貯湯ユニット型式:SRT-HPT43WZ1  

ヒートポンプユニット型式: SRT-HPU60A1   

リモコン型式:RMC-HP4KD/RMC-HP4BD

製品タイプ:薄型 > フルオート >標準圧 >430


【交換後EQ】

メーカー:三菱

システム型式:SRT-W375Z

貯湯ユニット型式:SRT-WT375Z

ヒートポンプユニット型式:SRT-MU455-A

リモコン型式:RMCB-D5SE

製品タイプ:薄型 > フルオート >標準圧 >370

目次

クレーンを使ってエコキュートを搬出

今回工事のご依頼を頂いたのは、神奈川県横浜市神奈川区にお住まいのO様。一戸建てが建ち並ぶ住宅街の真ん中にありました。手前に見えるクリーム色をした外壁のお宅がO様の家です。

そしてエコキュートは、このご自宅裏に設置されていました。O様のご自宅は坂の途中に建っており、自宅横の道から覗き込んだ場所にエコキュートが見えます。

ここで問題となるのが、エコキュートの搬入経路です。隣家との隙間も狭く、下からご自宅の裏側へ周り込みタンクを運び込むことは困難です。そこで今回は、クレーンを使って上の道路からO様邸のご自宅裏にエコキュートを運び入れることになりました

既設のエコキュートは、三菱の「SRT-HP43WZ1」。2006年に発売されたエコキュートなので、15年近くにわたり活躍してくれたもののようです。

長い間お湯を沸かし続けてくれたエコキュートをクレーンで吊り上げます。

家屋にぶつからないよう慎重に作業しながら、少しずつ運び出していきました。既設のエコキュートが撤去できたら、基礎や配管を確認します。既設の基礎が貧弱だったため、今回は基礎を作り直しました。基礎ができたらアンカーボルトを設置して、新しいタンクを設置する準備を行います。

準備ができたら先程と同様にクレーンを使って、新しいエコキュートを運び入れます。

無事にタンクとヒートポンプが設置できました。

それぞれに配管を繋ぎ合わせていきます。

最後に漏電対策のアース工事と試運転を行ったら、施工完了です。

今回新たに設置したのは、三菱の「SRT-W375Z」。湯はりと同時に脱衣所や浴室の暖房を開始する「あったかリンク」や、過去の平均使用量に基づいてお湯を沸き上げる「かしこいわき上げモード」など便利な機能が多数搭載された人気機種です。ご検討の際は、下記の寸法を参考にぜひお気軽にお問い合わせください。

【製品寸法】

1900mm × 幅1120mm × 奥行き430mm

関連記事