<2022>最新版エコキュート在庫状況 メーカーの生産体制変化で在庫不足はどう変わる?【代表松田の呟き】

半導体不足などの影響を受けて在庫の逼迫が続くエコキュートについては、当ブログでもたびたび取り上げてきました。今回はエコキュート三大メーカーのうちの一社から生産体制に関する新たな発表があったので、業界全体の今後にどのように影響するのか、私なりの見解をお話したいと思います。

目次

P社がリモコンの納期遅延を発表

エコキュート三大メーカーのP社が、2022年2月21日に、エコキュートの別売りリモコンの納期について遅延を発表。エコキュートの貯湯ユニットやヒートポンプユニットの生産・供給に対してリモコンの納入が追い付かず、セットでの納品が難しいといった内容でした。

原因は、世界的に長期化している半導体不足。リモコンに使用されている半導体集積回路の部品サプライヤーにおいて設備トラブルが発生し、供給に遅れが生じているとのこと。

過去にも脚部カバーの供給が追い付かず、脚部カバーのみ後から納品するといったケースがありました。脚部カバーは本体の稼働に影響しないパーツなので後納品で対応することが可能ですが、リモコンとなればそうはいきません。リモコンがなければエコキュートを使用することができないので、リモコンが納品できないということはエコキュートの納品ができないということに等しいのです

該当部品の生産は現在既に再開していて、メーカーは遅延が発生したリモコンの納期短縮・出荷数確保に向けて尽力しているようです。とはいえ、該当商品について今後しばらく納期が長くなることは間違いありません。半導体不足やサプライチェーン崩壊によってただでさえ在庫確保に時間がかかる現状を考慮すれば、今回の発表に関する影響も小さくないと思われます。

M社、D社の生産体制は?

エコキュート三大メーカーのうち残りの2社についてですが、D社は安定稼働、M社は3月分を前年の180%増で生産しているという話を耳にしました。M社については一見エコキュートの生産体制が回復しているようにも見えますが、続く半導体不足の影響で今後はエコキュート以外の製品についてもさらに部品が必要となってくることを考慮すれば4月以降の生産体制に不安が残ります。

また、今回P社が発表した納期遅延の影響が出てくることを考えれば、エコキュート業界全体で需要に対して供給が追い付かない状態がまだしばらく続くことは間違いないと思います

当社の最新在庫状況

エコキュートの在庫逼迫が続くなかで、お問い合わせ頂くお客様からは「お湯が出ずに困っていて今すぐエコキュートを交換したいのに、他の施工店で3カ月待ちと言われた」などという声を多く耳にします。実際にお客様から依頼を頂いたタイミングでメーカーに発注したとすれば、工事までにそれくらいのお時間を頂くことになると思います。

しかし、エコキュート交換に特化した当社他社には真似できない圧倒的な在庫数を確保しているため、最短当日の交換工事が可能です

もちろんメーカーの生産が追い付かない分、お客様のご希望に沿う商品を用意できない場合や一部遅れが生じるケースもありますが、少しでも多くのお客様の「困った」を少しでも迅速に解決するため日々尽力しています。エコキュートの交換や設置をご希望の際は、ぜひ一度お気軽にお問い合わせください。

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