【緊急対応可】東北で震度6強、エコキュートの故障被害は? 高耐震のEQに即日交換も可能
2022年3月16日23時36分頃、宮城県と福島県で震度6の地震が発生。津波注意報が発令され余震の警戒が続くなか、東北新幹線の脱線や宮城城の石垣崩落など東日本各地で被害の報告が相次いでいます。当社でも宮城にある東北支店を中心に被害の確認を急いでいますが、転倒などによりエコキュートの交換が必要な場合は至急対応させて頂きます。
故障でお困りの場合、緊急対応致します!
今回の地震で被災された皆様にはお見舞い申し上げます。急湯デポ東北支店では、窓ガラスが割れるなどはあったものの、幸い倉庫に確保しているエコキュートの在庫に被害はありませんでした
そんな中、今回の地震で停電のあった宮城・福島のエリアではエコキュートが故障したという報告が相次いでいます。停電によりこれまで休むことなく稼働し続けていたエコキュートの電源が落ちてしまい、そのまま付かなくなってしまったというケースと揺れによる水漏れや基礎の破損が多いようです。現在同エリアからのエコキュート交換依頼が殺到しており、当社では関東など他エリアからスタッフを派遣し増員体制で対応させて頂いております。
半導体不足などの影響で現在エコキュートの在庫確保に苦戦している施工店も多いと思いますが、当社では現在も多くの在庫をご用意しています。
万が一エコキュートの倒壊、故障等でお困りの場合はぜひご連絡下さい。可能な限り早く対応させて頂きます!
福島県沖でM7.3の地震発生
3月16日昨夜23時36分頃、マグニチュード7.4の大きな地震がありました。震源は福島県沖で、宮城県と福島県では震度6強の揺れを観測。両県には津波注意報が発令されました。首都圏でも震度4の揺れが観測されているので、不安な一夜を過ごした人も多いのではないでしょうか。
揺れの強かった地域では、家屋の倒壊や土砂災害、雪崩が発生する危険性が高くなっているので警戒が必要です。余震の心配もあるので、十分注意してください。
エコキュートは災害時に活用可能!
災害時、一番重要になってくるのがライフラインの確保。エコキュートを設置している場合は、非常に活用できるのでぜひ覚えておきましょう。
貯湯タンクに貯めているお湯は、生活用水として使用可能です。タンクの容量にもよりますが満水時には300ℓ以上の水が入っていることを考えれば、数日分の非常用水は確保できそうですよね。メーカーや種類によって手順は異なりますが、水の取り出し方の手順を詳しく解説した記事もあるのでチェックしてください。
また、停電しても水道が止まっていなければお湯も使えます。自動湯はりや追い焚きはできませんが、タンク内にお湯が貯まっている分は給湯可能です。ただし高温でお湯が出る可能性があるので気を付けましょう。非常時にエコキュートを使用する際の注意点をまとめた記事もあるので、あわせて確認してください。
地震の後はここをチェック!
大きな地震が起きると、貯湯タンクの転倒や水漏れなど、エコキュートにトラブルが起こるケースがあります。これらのトラブルを放置すると故障の原因になります。地震後にはエコキュートに問題がないかどうか、下記のチェックリストを参考に確認を行ってください。
順に説明していきます。まずは、エコキュート本体を目視して水漏れなどがないかどうか確認します。ある場合には、どこがもれているのか確認してください。タンク本体やヒートポンプの機器内部から水が出ている場合は、エコキュートメーカに修理の依頼をする必要があります。
タンクやヒートポンプに繋がっている配管や、繋ぎ込んでいる部分から水が漏れている場合は、エコキュートを設置している施工店か水道業者に修理を依頼しましょう。どちらでも対応可能です。
また、水漏れを確認する際は水道メーターもあわせて確認してください。家中全ての水道の蛇口を閉めた状態でもメーターが動いている場合は、どこかで水漏れを起こしている可能性があります。水漏れ箇所はエコキュートに限りませんが、大きな地震が起きた際は確認しておきましょう。
続いて、エコキュートを設置している基礎(土台部分)を確認します。もしヒビなどが入ってしまった場合は、エコキュート設置業者に連絡してください。
これは、今回の震災で実際に被災されたお客様の基礎です。ひび割れしているのがおわかり頂けるかと思います。当社ではエコキュートを設置する際、基礎にしっかりと鉄筋を入れているのでヒビが入ってもタンクが倒壊することはありませんでした。当社で交換工事に伺った際に基礎が甘い場合は作り直すなどして対応していますが、施工店によっては基礎に鉄筋が入っていなかったり不安定な土台を使用しているケースもあります。その場合、地震を機にタンクが転倒してしまう恐れもあるので十分気をつけましょう。
上の写真のお客様は、基礎にヒビが入り水漏れしているとご連絡を頂きました。大きな揺れで基礎が割れたことにより、エコキュートが地面とは別の揺れ方をしたため、地面から出ている配管とその接続部分に負荷がかかり水漏れを引き起こしたようです。水漏れだけの場合は水道業者でも構いませんが、このようなケースの場合は水道業者ではなくエコキュートの設置業者に連絡をするのが良いでしょう。水漏れと一緒に基礎も修正を行います。
いずれの場合も被災した場合、復旧には費用がかかります。修理などを依頼する際は、ご家庭で加入している地震保険なども確認しておきましょう。
エコキュートの耐震性について
ここまでは非常時の使い方やトラブルチェックリストなど、地震が起きた際に確認して頂きたいことを紹介してきましたが、大きな地震の際、気になるのがエコキュートの耐震性についてだと思います。
2011年の東日本大震災の際にはエコキュートが転倒するケースが多発。一連の地震によってエコキュートが転倒、または傾いて故障してしまったという相談が96件寄せられたという国民生活センターの発表もあります。その後、販売業者や施工業者に設置基準等の見直しが求められました。
そのため、現在販売されているほとんどのエコキュートは高い耐震性が期待できます。
例えば三菱では、日本建築センター「建築設備耐震設計・施工指針」における局部震度法による設備機器の地震力に基づいて設計された耐震クラスSのタンクを採用。角型370Lタイプ以上の場合は、脚部に「タフレッグ」と呼ばれる幅広の脚を採用することでさらに耐震強度をアップさせました。
ダイキンでも角型370Lにおいては同じく耐震クラスS基準をクリア。貯湯ユニット本体の脚部とユニット支持部の補強により、耐震クラスS基準の約110%に耐震が強化されています。
さらにパナソニックでは、貯湯ユニット脚部を4本化。耐震強度を約1.3倍アップしました。
当社の施工について
また、タンクの転倒を防ぐために最も大切なのは施工です。タンクの総重量は満水時には500kgを超えます。そのエコキュートを支えるためには、しっかりとした基礎(土台)工事が欠かせません。そのため、当社ではエコベースによる工事を推奨しています。
また、交換工事を行う際に既設の基礎が傾いていたり欠けたりして不十分だと感じた場合は必ず修正工事を行っています。
たとえば、当社が交換工事を行ったこちらのエコキュート。交換前に設置されていたエコキュートはタンクが傾いていて不安定な状態でした。当然、耐震性が高いとは言えません。
そこでエコキュートを新設する際に、エコベースによる基礎を採用。新しく基礎を作り直したうえでタンクを設置しました。
このように基礎工事をしっかりと行うことで、当社では耐震性の高い施工を心がけています。実際にこれまでに設置したエコキュートの台数は2000台以上にのぼりますが、東日本大震災の時を含めて当社が施工したエコキュートで転倒したと報告を受けたものは一台もありません。安心して施工をお任せいただけると思います。設置や交換をご検討の場合はぜひ当社までご連絡ください。