エコキュートの年間給湯保温効率とは?メーカー別に数値を比較!

エコキュート
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施工管理部 大阪施工センター長(監修者)仲井 康朗

施工管理者 仲井 康朗 です。
給湯器工事に携わって10年。日々エコキュートの施工管理を行う傍ら、 お客様にエコキュートの情報をお伝えする当ブログの監修もしています。

保有資格
第二種電気工事士免状 第 164447号
液化ガス設備士免状 大阪府 142762005【LPG】
ガス簡易内管施工士資格証 15990024【都市ガス】
ガス可とう管接続工事監督者講習修了証 27130129【都市ガス】

エコキュートの交換や購入の際には、「年間給湯保温効率」もチェックしましょう。
重視する部分は個人によって様々ですが、省エネを重視するのであれば、年間給湯保温効率は一つの基準となります。
今回は、エコキュートの年間給湯保温効率とは何かをご紹介し、各メーカーの具体的な数値を比較します。
省エネに優れたエコキュートを探している方は、ぜひチェックしてください。

エコキュートの年間給湯保温効率とは?

年間給湯保温効率とは、「そのエコキュートがどのくらいの電力をかけてお湯を沸かすか」を示す数値です。
給湯にかかる電力が少なければ、当然ながら電気代は安くなります。

年単位で考えると、電気代に大きな差が生じるため、エコキュート選びでは重要なポイントになります。
年間給湯保温効率は、ホームページやカタログには必ず記載されているため、確認しましょう。

年間給湯保温効率が高いと何が変わる?

年間給湯保温効率は、数値が高いほど消費する電力が少なく、省エネに優れていることを意味します。
目安ですが、0.1変われば、年間約1,000円の差が生じると言われています。

例えば、年間給湯保温効率が3.6と4.2の製品を比較すると、その差は0.6です。
電気代は1年間で6,000円の差が生じ、年間給湯保温効率4.2のエコキュートの方がお得となります。
エコキュートの寿命はおおよそ10年と言われているため、年間給湯保温効率3.6と4.2の製品では、トータルで6万円もの差が発生することになるでしょう。

2022年12月現在、エコキュートの年間給湯保温効率は、3.0から4.0の間にある製品が多いようです。
3.0と4.0のエコキュートを比較する場合、年間で1万円、そして10年間では10万円変わることになります。

年間給湯保温効率と年間給湯効率の違い

エコキュートの性能表示は、風呂保温機能の有無によって、「年間給湯保温効率」か「年間給湯効率」に分かれます。

年間給湯保温効率は、風呂保温機能が付いているフルオートタイプのエコキュートが対象です。
そして年間給湯効率は、風呂保温機能が付いていない給湯専用のエコキュートやセミオートのエコキュートが対象です。

搭載機能が違うために算出方法が異なりますが、どちらも「どれだけ省エネ性能が優れているか」を示す基準となっています。

算出方法は?

年間給湯保温効率は、1年間で使用したお湯の総熱量(給湯熱量)と、風呂保温をしたときの保温熱量を、年間の消費電力量で割って100をかけたものです。
下記の式で算出されています。

年間給湯保温効率の式
年間給湯保温効率=(年間の給湯熱量+風呂保温をしたときの保温熱量)÷年間消費電力量×100

一方、年間給湯効率は、1年間で使用したお湯の総熱量(給湯熱量)を、年間の消費電力量で割り、100をかけたものです。
具体的には、下記の式で算出されています。

年間給湯効率の式
年間給湯効率=年間の給湯熱量÷年間消費電力量×100

JISやJRA、APF等の表記の違いは?

メーカーホームページや、エコキュートのカタログ等を見ていると、JISやJRA、APFといった表記を目にします。
それぞれの表記について、簡単にまとめると下記になります。

スクロール
表記 簡易説明
JIS
(年間給湯(保温)効率)
JISは日本工業規格のこと。2011年新たに制定された「JIS C 9220」の基準で、「風呂保温」の評価を含めて評価したもの。現在のエコキュートは、ほとんどこちらの表記。
1年間で使用する給湯と浴槽の保温に使用する熱量を、1年間で必要な消費電力で割った数値。
JRA
(年間給湯効率)
JRAは(社)日本冷凍空調工業会規格の一つ。2011年より前に使用されていた基準で、1年間で使用する熱量を、1年間で必要な消費電力で割った数値。
風呂保温の評価が含まれていないため、JRAでは高い年間給湯効率が、JISでは低くなることがある。
(例:EBS-HP46QTA。年間給湯効率(JRA):3.1、年間給湯保温効率(JIS):2.8)
APF
(年間給湯効率)
APFは(社)日本冷凍空調工業会規格の一つ。2006年に改正された省エネ法により、COPに代わって取り入れられた基準。
1年間で発揮した能力を、1年間で必要な消費電力で割ったもの。
JISと比較する際には、APFの数値をマイナスする必要がある。
目安としては、追い焚きありならAPF-0.7、追い焚きなしならAPF-0.5。
COP/中間期COP エネルギー消費効率。ホームページやカタログ等で、ヒートポンプユニットの項目に記載されていることがある。春秋等の中間期を基準に、ヒートポンプユニットの消費電力を割り出したもの。
年間の気温変化や貯湯タンクユニットの放熱等を考慮していないため、APFの方が実際の数値に近く正確。

エコキュートの年間給湯保温効率をメーカー別に徹底比較!

エコキュートのメーカーごとに、年間給湯保温効率をご紹介します。
エコキュートを選ぶときの参考にしてください。

各メーカーの年間給湯保温効率の最低値と最高値
三菱 2.5~4.2
パナソニック 2.7~4.0
ダイキン 2.7~3.6
日立 3.0~4.2
東芝 2.8~3.6
コロナ 2.8~4.0

三菱エコキュートの年間給湯保温効率を比較

年間給湯保温効率が高い機種TOP3
機種名 年間給湯(保温)効率(JIS)
SRT-P375UB
SRT-P375B
4.2(ホットりたーん使用時)
SRT-P465UB
SRT-P465B
4.0(ホットりたーん使用時)
SRT-S375U
SRT-S465U
SRT-S465
SRT-S375等
3.8
参考 三菱「家庭用エコキュートラインアップカタログ」

三菱のハイエンドモデルであるPシリーズは、風呂熱回収機能の「ほっとリターン」を使用することで、エコキュートでもトップクラスの4.2をマークしています。
シリーズ以外でも4.0に近い数値を出している機種もあるので、予算に応じてチェックしてください。

パナソニックエコキュートの年間給湯保温効率を比較

年間給湯保温効率が高い機種TOP3
機種名 年間給湯(保温)効率(JIS)
HE-JPU37KQS 4.0(ぬくもりチャージ使用時)
HE-JPU46KQS 3.9(ぬくもりチャージ使用時)
HE-JN46KQS
HE-N46KQS
HE-N46KQES等
3.6
参考 パナソニック「エコキュート | WEBカタログ」

パナソニックは、高効率でお湯を作れるように冷媒管の形状からこだわり、AIエコナビや真空断熱材等を用いて省エネに努めています。
風呂熱回収機能の「ぬくもりチャージ」を使用することで、HE-JPU37KQS ならば4.0、HE-JPU46KQSならば3.9と、非常に高い省エネ性を発揮します。

ダイキンエコキュートの年間給湯保温効率を比較

年間給湯保温効率が高い機種TOP3
機種名 年間給湯(保温)効率(JIS)
EQX37WFV 3.6
EQX46WFV 3.5
EQ46WFV
EQ37WFV
EQN46WFV
EQN37WFV等
3.3
参考 ダイキン「家庭用ヒートポンプ給湯機 総合カタログ」

ダイキンのエコキュートは、他メーカーよりも年間給湯保温効率はやや低くなるものの、それでも十分満足できる数値をマークしています。
「電力抑制機能」を搭載した機種は、電気代のピーク時にかかる電力を軽減してくれます。

日立エコキュートの年間給湯保温効率を比較

年間給湯保温効率が高い機種TOP3
機種名 年間給湯(保温)効率(JIS)
BHP-FV37UD 4.2
BHP-FV46UD 4.1
BHP-F37UDK 3.5
参考 日立「エコキュート2022-09」

日立のエコキュートには、高い年間給湯保温効率を誇る機種が多く存在しています。
貯湯タンクにウレタンクやウレタンフォームを用いている機種は、特にお湯が冷めにくい構造になっています。

東芝エコキュートの年間給湯保温効率を比較

年間給湯保温効率が高い機種TOP3
機種名 年間給湯(保温)効率(JIS)
HWH-X376HA-R
HWH-X466HA-R
3.6
HWH-B376HA-R
HWH-B466HA-R
HWH-B376HAN-R等
3.3
HWH-B566HA-R
HWH-B566HR-Z
3.0
参考 東芝「エコキュート総合カタログ」

東芝エコキュートも、他メーカーに劣らない年間給湯保温効率をマークしています。
近年の電力自由化を受けて、様々な電気料金プランに対応した、沸き上げ設定が可能な機種があります。
お湯の使用パターンも考慮し、無駄な沸き上げを防いでくれます。

コロナエコキュートの年間給湯保温効率を比較

年間給湯保温効率が高い機種TOP3
機種名 年間給湯(保温)効率(JIS)
CHP-HXE37AY5 4.0
CHP-HXE46AY5 3.9
CHP-HXE37AY5K 3.6
参考 コロナ「エコキュート総合カタログ」

コロナのエコキュートは、真空断熱材や、「ES制御」を搭載した機種があり、年間給湯保温効率が高められています。
ES制御は、省エネ保温や省エネ給湯回路等のことで、沸き上げと保温の効率をアップさせるコロナ独自の技術です。

まとめ

今回は、エコキュートの年間給湯保温効率について詳しく解説しましたが、いかがだったでしょうか。
エコキュートは、年間給湯保温効率の数値が高いものほど省エネ性能に優れています。
省エネや節約を気にされている方にとっては、メーカーや製品選びの重要なポイントになるでしょう。
それほど差がないと思っても、エコキュートの寿命である10年単位で考えると、その差は大きくなります。
各製品を比較検討して、ご家庭に合ったエコキュートを見つけてください。
yhs(株)は、エコキュートの交換を専門としています。
エコキュート交換の際はもちろん、できるだけ年間給湯保温効率が良い製品を選びたい場合も、ぜひお気軽にご相談ください。

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