エコキュートの故障が多いメーカーは?口コミ、壊れやすい条件についても解説!

一般的に、エコキュートの寿命は10~15年程度ですが、それより早く故障することはありえます。 
口コミやブログなどでも、「〇〇製のエコキュートが×年で壊れた…」といった話を目にすることもあるかもしれません。 
そこで、購入時や交換時に「エコキュートは故障が多いメーカーがあるのでは?」と、慎重になる方もいらっしゃるでしょう。 
では実際に、エコキュートに故障の多いメーカーはあるのでしょうか。 
エコキュートのメーカー選びに迷っている方に向けて、故障が多いメーカーの有無やエコキュートの選び方、メーカー別の特徴や口コミなどを詳しくご紹介します。 
設置後に気を付けたい、壊れやすい条件も併せて紹介しますので、ぜひチェックしてみてください。

メーカーの比較・口コミを知りたい方はこちら

目次

エコキュートの故障が多いメーカーは?

結論から言えば、「他のメーカーと比べてこのメーカーは故障が多い」といった偏りはありません。  
壊れやすさや故障しやすさには、メーカーによる差はほとんどないので安心してください。  
もちろん、製造方法やノウハウがメーカーによって異なるため、厳密に言えば若干の差はあります。  
しかし、大きな差ではありません。  

一つのデータとして、急湯デポの交換実績データをチェックしてみましょう。

メーカー毎の交換実績ランキング

1位三菱電機 エコキュート26.25%
2位パナソニック(Panasonic) エコキュート21.45%
3位ダイキン エコキュート16.81%
4位コロナ エコキュート11.92%
5位日立 エコキュート11.07%
6位サンヨー エコキュート4%
7位東芝エコキュート2.68%

上記の交換実績では、三菱とパナソニックの交換が多いことがわかります。  
では、これらメーカーのエコキュートに故障が多いかと言われれば、そうでもありません。  
三菱やパナソニックなどは、高いシェア率を誇るメーカーです。  
「高効率給湯器専門誌QTOPIAの推計(2019年度)」でも、三菱は30%、パナソニックは23%、といった高いシェア率が発表されています。  
照らし合わせると、使用する人が多いからこそ、その数に応じて交換比率も上がっていると言えます。  
人気メーカーに故障の多いメーカーはとくにないため、メーカーを狭めずに選んでも良いでしょう。

エコキュートの故障が多い季節は?

故障が多いメーカーに大きな差はないものの、冬場など気温の低い時期は故障によるご相談・交換のご依頼が多くなる傾向にあります。  
故障原因は様々ですが、冬は水温が低くなるため多くのお湯を作る必要があります。  
そのため冬場はエコキュートに負荷がかかり、故障する確率が高くなる傾向にあるといえます。  
あくまで目安となりますが、気温と相談件数を図表にしましたので参考にしてください。

※関東の特定の日付のデータを元に気温を作成しております。 
※相談件数は目安です。

故障が多いメーカーでエコキュートを選ぶより、寒冷地仕様のエコキュートを選ぶなど環境・ライフスタイルに合わしたエコキュートを選ぶことが大切です。  
つぎに、エコキュートの選び方について詳しく説明します。  

エコキュートの壊れやすい条件を知りたい方は壊れやすい条件をチェックしてみてください。

エコキュートはどう選んだら良いの?

故障が多いメーカーはないので、欲しい機能で選ぶのがお得

エコキュートに故障が多いメーカーや、壊れやすいメーカーというものはないため、自宅環境や欲しい機能を重視して選ぶのがお勧めです。  
エコキュートと一口に言っても、メーカーごとに様々な特徴があります。  
例えば日常的に入浴剤を使いたいのであれば、日立またはダイキンのエコキュートを選んでみてください。  
その他にも給湯やシャワーの圧力を高くしたいのであれば、三菱やダイキン・日立のエコキュートがお勧めです。簡単ではありますが、下記に各メーカーの代表的な特徴をまとめました。

毎日のバスタイムで入浴剤を使いたい・ダイキン  
・日立
清潔な水質にこだわりがある・三菱電機  
・東芝
給湯やシャワーの圧力は高め(強め)が好み・三菱電機  
・ダイキン  
・日立
省エネ効果のあるエコキュートを選びたい・パナソニック
地下水を利用する予定・パナソニック  
・ダイキン  
・日立
設置スペースに不安がある・パナソニック

「メーカーが色々あり過ぎてどこの製品にするか決められない!」という方はエコキュート人気6メーカーを比較、特徴や口コミ、お勧め商品‧価格まで解説で詳しく説明してますのでこちらもチェックしてみてください。  
 

エコキュートの交換・買い替えでお悩みの方は一度ご相談ください

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万が一の故障に備えて、保証も要確認

エコキュートの故障しやすさにメーカー差はないものの、保証内容には違いがあります。  
例として、急湯デポで交換実績が多い、三菱・パナソニック・ダイキンの保証期間をチェックしてみましょう。

■三菱・パナソニック・ダイキンの保証期間

保証内容三菱パナソニック/ダイキン
本体無料保証期間2年1年
冷媒回路無料保証期間3年3年
タンク無料保証期間5年5年

上記のように三菱は、パナソニックとダイキンよりも本体無料保証期間が1年ほど長くなっています。ただし、各メーカーによって保証内容には違いがあるので、注意が必要です。保証期間の長さだけで判断せず、その内容までしっかりとチェックしてみてください。

自宅環境に合ったエコキュートで故障リスクを少なく

エコキュートを選ぶ際には、住んでいる地域性も考慮する必要があります。  
例えば、冬に雪が積もるような寒い地域に住んでいるなら、凍結や積雪による故障リスクを少なくできる「寒冷地仕様」のエコキュートを選びましょう。  
また、海が近い地域に住んでいるのならば、「耐塩害仕様」の製品を選んでみましょう。  
特殊な加工がされているため、塩害による故障リスクを下げられます。  
メーカーのホームページも見ながら、自宅環境に合ったエコキュートを選ぶようにしてください。

エコキュートメーカーの特徴をさらに詳しく&口コミをチェック

クリックで各メーカーの特徴・口コミへ移動します。  

・三菱電機のエコキュート  
・パナソニックのエコキュート  
・ダイキンのエコキュート  
・コロナのエコキュート  
・日立のエコキュート  
・東芝のエコキュート

三菱電機の性能・機能

三菱のエコキュートは、綺麗なお湯を使いたい方にお勧めです。  
「Pシリーズ」や「Sシリーズ」には、「キラリユキープ」や、「バブルおそうじ」が搭載されています。  
「キラリユキープ」は、深紫外線を照射して菌の増殖を抑え、お湯の綺麗さを保つ機能です。  
「バブルおそうじ」は、入浴後に浴槽の栓を抜くだけで、マイクロバブルが配管内や熱交換器内の洗浄をおこなってくれます。  
深紫外線やマイクロバブルの力で、いつでも清潔なお湯が使えるでしょう。  
なお、マイクロバブルの力は入浴時にも活用されています。  
三菱のエコキュート「Pシリーズ」では、通常の約1/1000ほどの大きさのマイクロバブルを入浴中に使用できる「ホットあわー」機能が標準搭載されています。  
通常の入浴よりも肌をしっとりさせてくれると、美容意識の高い方に人気です。  
「Pシリーズ」は効率的に沸き上げをおこない、保温性を高める工夫もされており、省エネ性にも優れているエコキュートとなっています。

三菱電機の無料保証

保証内容期間と料金
本体保証期間2年
冷媒回路保証期間3年
タンク保証期間5年
延長保証期間と料金5年の場合11,880円(税込)  
8年の場合25,562円(税込)  
10年の場合31,220円(税込)  
※延長保証制度もあり
サポート・故障時には24時間365日受付可能な「三菱電機システムサービス」に相談できる  
・WEBサイトからの出張修理の問い合わせも可能

出典

三菱電機のエコキュート・良い口コミ

 

30代女性

エコキュートを購入するにあたって、どこのメーカーが良いのかカタログで比較検討しました。様々に魅力的な機能はありましたが、エコキュートを導入する最大のメリットはコストパフォーマンスだと思っています。  
結局、私は年間給湯保温効率の数値(3.8)と優れている、三菱電機のエコキュートを選びました。もう少し大きい数値の製品もありましたが、本体価格を踏まえて考えると、コストパフォーマンスは三菱電機が一番優れていると感じます。  
「いかに安い電気代・購入費でコスパ良くお湯が沸かせるのか」「効率よく保温できるのか」というところを重視するならば三菱電機ですね。

三菱電機のエコキュート・悪い口コミ

30代男性

以前は東芝製のエコキュートを使っていました。三菱のエコキュートに交換して、基本的に満足はしているのですが、待機中のリモコン表示が時刻だけなのが気になります。とくに寒い時期はお湯切れを起こしやすいため、常に残量を把握しておきたいのに、わざわざリモコンを操作しないとチェックできないのが不便です。バックライトを付けっぱなしにする設定もあるようですが、エコではないなと思って設定していません。お湯の残量については、エコキュートを使っている人ならば気になるポイントだと思うので、そこだけは改良して欲しいですね。

三菱エコキュートの特徴・価格を見る

パナソニックの性能・機能

パナソニックのエコキュートは、他メーカーと比べて省エネの面で優れています。  
例えばフルオートタイプに搭載されている「エコナビ」は、人が浴室に入ってきたことを感知し、お湯を温め始める機能です。  
従来の製品と違い、浴室不在時に余分な保温をおこなわないため、省エネにつながります。  
また、「ぬくもりチャージ」は、残り湯の熱を再利用できる機能です。  
入浴後に不要となったお湯を沸き上げに利用できるため、沸き上げにかかるコストを抑えられるでしょう。  
バスタイムを快適に過ごす機能も、多数搭載されています。  
中でも「温湯セレクト」は、入浴する前に好みの温度を設定できる機能です。  
「子どもが入る前には少しぬるめ」「その次に入る大人は熱め」と、好みの温度を選べます。

パナソニックの無料保証

保証内容期間と料金
本体保証期間2年
冷媒回路保証期間3年
タンク保証期間5年
延長保証期間と料金5年の場合11,524円(税込)  
8年の場合25,666円(税込)  
10年の場合29,700円(税込)  
※長期安心修理サービスが契約可能
サポート・「修理ご相談窓口」「長期あんしん修理サポートセンター」で休日も修理依頼が可能

出典

パナソニックのエコキュート・良い口コミ

30代男性

浴室のリフォームをすることになり、どうせならばエコキュートを設置しようと、自分なりにメーカーを比較検討しました。最終的に日立とパナソニックが候補に残り、エコ機能や省エネ性の高さからパナソニックを選びましたが、後悔のない選択になったと思います。気になっていたエコキュートの水圧もまずまずで、不便さを感じることはありません。さらにスマホから遠隔操作できるところも気に入っています。非常時にはタンクの中に入っているお湯を使えるのも、この時代にマッチしていると思います。もっと早く交換すれば良かったです。

パナソニックのエコキュート・悪い口コミ

30代男性

リモコンの操作性にやや不満があります。パナソニックのエコキュートはメニューパネル式が採用されていて、普段使用する際にはとくに問題はありません。ただ、特定の機能を探そうとすると、どこにあるのかわかりにくく、ちょっと面倒だと感じることがあります。もう少しシンプルでわかりやすい配置にするか、自分でカスタムできる仕様になっていると良いですね。

パナソニックエコキュートの特徴・価格を見る

ダイキンの性能・機能

ダイキンのエコキュートは、快適なバスタイムを求めている方に適しているでしょう。  
フルオートタイプなら、入浴前にお湯の温度を細かく設定可能な「温浴タイム」を搭載しています。  
また、別売のアダプターが必要ですが、高い温浴効果を得られる「マイクロバブル入浴」や「ウルトラファインバブル入浴」などの機能を利用できる機種があります。  
さらに、入浴剤が使用できる点も注目です。  
通常、フルオートタイプのエコキュートには、入浴剤に多くの制限があります。  
しかし、ダイキンのエコキュートは対応範囲が広く、にごり湯タイプの入浴剤も使用可能です。  
「スマQフルオートタイプ」ならば、タブレットを利用することで、リモコンのそばまで行かなくても給湯器の操作ができるところも特徴になっています。家事のスキマ時間を利用して、お風呂の操作を簡単におこなえるでしょう。

ダイキンの無料保証

保証内容期間と料金
本体保証期間1年
冷媒回路保証期間3年
タンク保証期間5年
延長保証期間と料金10年で30,800円(税込)  
保証期間の10年は回数・上限額が無制限で無料
サポート・故障時は24時間365日専門スタッフに相談できる  
・エコキュート本体の修理は夜間や休日対応も可能

出典

ダイキンのエコキュート・良い口コミ

30代女性

バスタイムが快適になるだけでなく、壊れにくく耐久性にも優れているという口コミを見て、ダイキンを選びました。まだ購入したばかりで具体的な耐久性は不明ですが、操作性や性能には満足しています。とくに操作は簡単になるようにまとめられているので、私のように初めてエコキュートを使う人にも優しい設計になっていると思います。予想外に役立っているのがチャイルド設定ですね。子どもがエコキュートに興味津々で、操作パネルを触りたがることが多いのですが、この機能のおかげで安心できます。

ダイキンのエコキュート・悪い口コミ

40代男性

ダイキンのエコキュートは取扱説明書を見なくても直感的に操作できるところが良いのですが、欲を言うならば液晶画面が少し小さめなので、大きい方が良かったです。もう少し大きければ、もっと使いやすいのに……。お年寄りだと一層使い勝手が悪く感じられるかもしれませんね。  
それから、ダイキンエコキュートには、様々な機能があるのがメリットだと思います。  
ですが個人的な後悔として、一部使わない機能もあるので、もう少し我が家に必要な機能について考えれば良かったかなと思っています。水圧の強さは満足です。

ダイキンエコキュートの特徴・価格を見る

コロナの性能・機能

コロナのエコキュートは、災害に備えた作りになっているのが特徴です。  
転倒防止対策を施されて耐震性が高められていたり、断水時や停電時にもお湯を使えるように配慮されていたりと、緊急時においては安心材料の一つになるでしょう。  
ステンレス管を採用したことで、耐腐食性や耐久性も上がっています。  
また、貯湯タンクユニットには「汚れんコート」が施されており、雨の多い地域でも汚れが付きにくく安心です。  
コロナのエコキュートは比較的薄型ではありますが、新型は290kPaと高圧でパワフルな給湯が可能なのも嬉しいポイントと言えるでしょう。

コロナの無料保証

保証内容期間と料金
本体保証期間2年
冷媒回路保証期間3年
タンク保証期間5年
延長保証期間と料金5年の場合11,880円(税込)  
8年の場合25,520円(税込)  
10年の場合31,130円(税込)  
※延長保証制度もあり
サポート修理の依頼は24時間365日「コロナ サービスセンター修理受付専用ダイヤル」で受付可能

出典

コロナのエコキュート・良い口コミ

50代男性

以前からコロナのエコキュートを使用していて、現在2代目です。14年ほど使用していた初代と比べ、色々な機能が追加されていて技術の進歩を感じます。とくに浴室への入室時間が記録されたり、便利な機能がアプリと連動をしていたりするので、家族の多い我が家では大活躍しています。アプリを入れておけば、遠隔でお風呂のお湯張りもできますよ。高齢者や子どものいる家庭や、家が広くて浴室とリビングが離れている家庭ではかなり嬉しい機能だと思います。こんなに便利に進化しているのならば、もっと早く買い替えれば良かったです。

コロナのエコキュート・悪い口コミ

40代女性

適温になるのはすごく早く、使い勝手は良いですね。ただ、水道直圧式ではないので、水圧がちょっと弱い気がしています。自分は慣れてしまいましたが、物足りない人もいるかもしれません。モニターのライトも早く消えるので省エネではありますが、「不便を感じる人と、そうでない人でわかれるかも?」というのが正直な感想です。細かな部分が気になりますが、おおむね満足しています。

コロナエコキュートの特徴・価格を見る

日立の性能・機能

通常のエコキュートでは、お湯の飲用は推奨されていません。  
しかし日立のエコキュートは水道直圧給湯を採用しているため、そのまま飲めるのが最大の特徴になっています。  
水道直圧給湯はシャワーの水圧も強く、浴室とキッチンで同時にお湯を使ったとしても、ストレスを感じることがないでしょう。  
日立エコキュートの中でも、人気が高いのがフルオートタイプの一部に搭載されている「ナイアガラ倍速湯張り」機能です。  
通常の2倍のスピードで湯張りできることから、夕方の慌ただしい時間でも、入浴までスムーズにできると人気を集めています。  
さらに日立は、高硬度の水道水や井戸水にも対応可能なエコキュートが揃っているのも特徴です。

日立の保証

保証内容期間と料金(ナイヤガラタフネス以外の機種)期間と料金(ナイヤガラタフネス)
本体保証期間1年5年
冷媒回路保証期間3年5年
タンク保証期間5年5年
延長保証期間と料金・7年の場合23,000円(税込)  
・10年の場合31,300円(税込)
・5年の場合無償  
・10年の場合22,000円(税込)
サポート「新・長期サポート保証」(有償)を利用することで修理回数が無制限  
・修理の依頼は「家電ビジネス情報センター」で受付可能

出典

新・長期サポート保証より

日立のエコキュート・良い口コミ

30代女性

最近の電器メーカーの中では日立がお気に入りなので、エコキュートも同メーカーを選びました。欲しい機能はもちろん、便利だと思う機能も付いていて満足しています。私は長野県に住んでいるのですが、とくにタンクの性能の良さを感じています。タンクの断熱性が優れているのか、いつも温かいお湯が使えます。以前は別メーカーのエコキュートを使っていたのですが、交換したことで電気代が10%ほど安くなりました。さらに昼間のお湯切れもなくなり、日立エコキュートの性能の良さを感じています。

日立のエコキュート・悪い口コミ

30代女性

シャワーが高圧だからか、水道代が以前よりも増えてしまいました。シャワーヘッドを節水型にしたり、そもそもの使い方を見直したりしなければな……と感じています。水圧が高くて快適なのは良いですが、水圧弱めのエコキュートを使用していた方は、同じ時間入浴するのは避けた方が良いでしょう。  
また、リモコンも直感で操作できるところは良いですか、他メーカーと比べてデザインがちょっとやぼったいなと感じました。他メーカーはもっとスタイリッシュなのでうらやましいです。エコキュートの機能としては湯張りが早く、高圧のお湯が出るので不満はありません。 

日立エコキュートの特徴・価格を見る

東芝の性能・機能

東芝のエコキュートには、「節水湯張り」や「省エネアシスト保温」、省エネ目標設定を定められる「エコチャレンジ」など、他メーカーにはない様々な機能が搭載されています。  
これらの機能を使い、省エネを目指すことが可能です。  
光タッチリモコンも現在東芝のみで、スタイリッシュな外観から人気になっています。  
太陽光発電システムと連携できる機種もあり、太陽光発電の余剰電力を活用すれば、昼でもお得に沸き上げできるでしょう。  
プレミアムやハイグレードといった機種にもなれば、「銀イオンの湯」も付けられます。  
銀イオンによる高い除菌・防臭効果を発揮してくれるので、いつでも清潔なお湯を使いたい人にお勧めです。いつもより入浴する機会が少なかった日の翌日も、安心して沸かし直しができます。

東芝の無料保証

保証内容期間と料金
本体保証期間5年
冷媒回路保証期間5年
タンク保証期間5年
消耗部品2年(減圧弁、逃し弁、ミキシングバルブ、電磁弁(簡易ホッパー)、ポンプ、電動弁、水位センサー、銀イオン発生ユニット)
延長保証期間と料金8年の場合18,700円(税込)  
10年の場合26,400円(税込)
サポート・本体の無料保証期間が5年と長い  
・故障の際には365日(9:00~20:00)「東芝電気給湯機ご相談センター」に相談できる  
・点検・補修専用窓口「東芝エコキュート専用受付センター」もあるので、不具合の相談が365日(9:00~18:00)可能

出典

東芝のエコキュート・良い口コミ

30代女性

東芝のエコキュートについている「銀イオンの湯」という機能が決め手になり、購入を決めました。  
機材を使って測定したわけではないので実感で話になりますが、二度目のお湯張り時にぬめりを感じられず、清潔感のあるお湯が出るようになった気がします。  
この実感を得られただけでも、購入する価値がありました。東芝のエコキュートを選んで良かったです。

東芝のエコキュート・悪い口コミ

30代男性

他のメーカーにはない、タッチパネル式のリモコンは悪くないのですが、操作のコツをつかむまでに少し時間がかかりました。指から散った水が当たっただけで操作判定になってしまうようで、「そんな操作していないのに…」となることがしばしばありました。  
タッチパネル式に慣れていない世代だと、操作が難しく感じられるかもしれません。ただ、凹凸がないのでお手入れは簡単です。浴槽を洗うついでにサッと拭くだけで、いつもピカピカの状態を保てます。それ以外は使い勝手よく、技術の進歩を感じています。

東芝エコキュートの特徴・価格を見る

エコキュート設置後、故障の多い少ないに関わる条件は?

エコキュートに故障の多いメーカーはありませんが、設置後の扱い方や状況次第で、寿命より早く故障してしまうこともあります。  
ここで、故障につながる条件について学びましょう。  
「どのようなとき、あるいはどういう状況下だと壊れやすいのか」という点を少しでも知っておけば対策が取れるでしょう。  
また、もし対策が難しい事例が起こったとしても、冷静に対処できるはずです。

壊れやすい条件-シチュエーション編-

エコキュート内部が不衛生

もし設置から数年間一度もエコキュートを清掃せずにいると、垢や汚れが蓄積し、  
それが原因でお湯が濁ってしまったり、最悪の場合故障を引き起こしてしまうことがあります。  

汚れがある程度溜まってから清掃業者に依頼することも一つの手ではありますが、  
なるべく清潔なお湯を毎日使うためには、設置者自身が出来る範囲で日ごろからお手入れを  
しておくことが大切です。  

自力でできるお手入れとして挙げられるのは、  

・浴槽回り(循環口や風呂釜など)の清掃  
・タンク内の水抜き  

の主に2つです。  
浴槽回りの清掃については、当コラム内の別記事である「エコキュートから黒いカスや青い水が出る!?その原因や正体を探ろう!」にて詳しく紹介していますので、気になる方は是非  
そちらも読んでみてください。  
タンク内の水抜きは、できれば年に2、3回の頻度で行うことが推奨されています。  
水抜きの方法はメーカーごとに若干異なる場合があるので、気になる方は各メーカーの説明書またはHPにてご確認ください。

エコキュートの交換・買い替えでお悩みの方は一度ご相談ください

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現在の機種の型番や設置搬入経路確認のための写真があれば正確なお見積りが可能です。

エコキュート周辺に物がある

エコキュート周辺に段ボールや粗大ごみなどの物が置いてあると、ヒートポンプユニットの吸込口と吹出口が塞がれ、正常に稼働しなくなってしまう可能性があります。  
故障のリスクを下げるためにも、エコキュートの近くには物を置かず、常にある程度のスペースは保っておくことを心掛けておきましょう。

沿岸部にエコキュートを設置している

地域によって多少の差はあるものの、沿岸部に設置したエコキュートは、  
塩害の被害を受けるリスクが必然的に高くなります。  
特に塩害被害を受けやすい地域に設置した場合は、潮風によって運ばれた塩や砂がエコキュートの内部まで入り込んでしまい、それが原因で故障してしまうこともあり得ます。  
そういった事態を避けるためには、お住いの地域に適したモデルのエコキュートを  
事前にしっかり選んでおくことが大切です。  

ちなみに近年では「塩害対応モデル」を販売する大手メーカーが増えているものの、  
メーカーによっては「塩害対応モデルは受注生産のみ」というケースがあり、  
その場合は完成するまで約2~3ヶ月は待つ必要があると言われています。  
そのため、沿岸部にお住いの方はエコキュートを設置したい時期を先に設定し、  
そこから逆算してなるべくお早めに計画を立てられることをお勧めします。

1ヶ月以上家を空けている

長期の出張や旅行などの理由により、エコキュートを設置している家を1ヶ月以上空ける際には注意が必要です。  
もしエコキュートの電源を切らずに長期間外出してしまうと、繰り返される保温と沸き上げで光熱費が無駄になるだけではなく、タンク内のお湯もどんどん古くなり、汚れが蓄積されてしまいます。  
さらに寒冷地の家を長期間空ける場合は、たとえエコキュートの電源を落として出かけたとしても、タンク内に水が残っているとそれが原因で配管内が凍結する可能性があります。  
やっとの思いで帰宅したら、汚れまたは凍結が原因でエコキュートが故障していた…  
という展開は中々ショックが大きいですよね。  
この事態を避けるためにも、長期の外出前は必ずエコキュートの電源を落とし、  
タンク内の水は抜いておくことを覚えておきましょう。  
外出から戻った際のエコキュートの使い方は、水抜きの方法と同様に各メーカーの説明書またはHPにてご確認ください。

壊れやすい条件-天候&自然災害編-

豪雨などによる冠水

日本では近年、特に夏場において甚大な豪雨被害に見舞われる地域が少なくありません。  
そして豪雨の影響を受けるのはエコキュートも例外ではなく、「エコキュートが冠水した」という事例は例年少なからず発生しています。  
万が一住宅に設置しているエコキュートが冠水、または浸水した場合は、たとえ水が引いたとしても絶対にそのまま通電しないでください。  

「ぱっと見は問題なさそう」だと思っても、エコキュートの内部に湿気が残っていたり、泥や塩分などが残っていた場合には、漏電からの発煙や発火を引き起こす危険性があります。  
そのため、水害を受けた後は決して自力で何とかしようとはせず、状況が落ち着き次第専門業者に依頼し、点検を行ってもらうようにしましょう。  
いずれにせよ、一度冠水したエコキュートを再び使うのは大変危険なので、可能であれば新しい製品に交換されることをお勧めします。  
メーカーの保証期間内であれば交換費用が免除、または減額される可能性もあるので、  
困った時は一人で悩まず、お気軽にメーカーまたは当社にご相談ください。

落雷

今後、技術の向上によって変わる可能性は十分にありますが、現時点でのエコキュートはほぼ屋外設置に限られています。  
そのため、落雷による被害を受けるリスクもゼロではありません。  
エコキュートは落雷を受けると内部で過電流が発生し、その影響で配線回りが損傷することによって、多くの場合は故障に至ると言われています。  
雷が落ちるタイミングは予測不可能ですし、エコキュートよりもまずは自分の身を守ることを第一に考えてしまいますから、対策を取るのは中々難しいですよね。  
しかし、もしエコキュートの故障原因が落雷だった場合には、火災保険が適用されて  
補償を受けられる可能性が高くなります。  
火災保険には大きく分けて2種類あり、1つは「建物のみに適用」、  
もう1つは「建物と家財に適用」という内容になっています。  
前者の場合はエコキュートの故障は残念ながら保険適用外になりますが、後者の場合は適用となるため、交換費用または修理費用が補償されることになります。  
「エコキュートの設置をしたい」と思ったら、万が一の事態に備えるためにも、  
ご加入済みの火災保険の内容を一度見直しておくと良いでしょう。

猛暑日

ここ数年の日本の夏における猛暑日は私たち人間にとってだけでなく、  
エコキュートにも大きなダメージを与える可能性があります。  
何日も猛暑日が続いてしまったことでお湯を沸かすヒーターが高温になってしまい、  
それが故障を引き起こす原因となることも少なくありません。  
また、「暑さの影響でタンクが割れて漏水した」という事態も過去に発生しています。  

とはいえ、猛暑が原因でエコキュートが故障するケースはそれほど多いわけではありません。  
また、エコキュートの性能は耐熱性を含め年々向上しているため、今回他に挙げた  
「壊れやすい条件」ほど気にする必要は無いとも言えます。  

とはいえ、そうは言っても  
「猛暑日の多い地域に住んでいるから心配」  
「何であれ故障のリスクはなるべく減らしたい」  
と思われる方もやはり多いのではないでしょうか。  
猛暑による故障リスクをなるべく減らしたい場合は、エコキュートはなるべく直射日光の入らない日陰に設置するなどの工夫を予めしておくことをお勧めします。

まとめ

エコキュートに故障の多いメーカーがあるか、メーカーごとにどう違うのかなど、詳しく見ていただきましたがいかがだったでしょうか。  
エコキュートは、メーカーによって故障しやすい、壊れやすいといった傾向はありません。  
ただ、メーカーによってエコキュートの性能は異なり、保証内容や期間にも違いがあります。  
性能はもちろん、万が一トラブルが発生したときも想定して保証までしっかり選ぶことが大切です。  
また、設置後の対応次第で故障リスクが上がる可能性もあるので、壊れやすい条件に当てはまっていないか、設置後もチェックすることをお勧めします。  
エコキュートの交換や買い替えの際には、ぜひ急湯デポにご相談ください。

この記事の監修者

施工管理部 大阪施工センター長

仲井 康朗

施工管理者 仲井 康朗 です。

給湯器工事に携わって10年。日々エコキュートの施工管理を行う傍ら、お客様にエコキュートの情報をお伝えする当ブログの監修もしています。

保有資格

  • 北海道 / ⻘森県 / 第二種電気工事士免状 第 164447号
  • 液化ガス設備士免状 大阪府 142762005【LPG】
  • ガス簡易内管施工士資格証 15990024【都市ガス】
  • ガス可とう管接続工事監督者講習修了証 27130129【都市ガス】県 / ⼭形県 / 島根県 / 沖縄県

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