
エコキュートの脚部カバーとは?交換費用から役割まで解説!
エコキュートの脚部カバー、または脚部化粧カバーは通常、本体費用に含まれていますが、業者によっては別売りオプションとして提供されることもあります。
別売りの場合、追加費用が発生するため、導入時や交換時に取り付けるかどうか迷う方も多いです。
しかし、脚部カバーは基本的に取り付けることをお勧めします。
ここでは、エコキュートの脚部カバーの役割、取り付けのメリット、交換費用について詳しく解説します。
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エコキュートの脚部カバーの役割とメリット
エコキュートの脚部カバーには、主に3つの役割とメリットがあります。
- 脚部と配管の保護
- 凍結防止の保温
- エコキュートの外観を整える
脚部と配管の保護
脚部カバーの役割は、エコキュート脚部と配管の保護です。
脚部カバーが取り付けられていない貯湯タンクユニットの下部は、脚部や配管がむき出しの状態です。
そのままでも問題なく稼働しますが、取り付けておけば、風雨等で脚部や配管等の汚れを防げます。
さらに、ネズミや猫などのいたずらや侵入も防ぐことができます。
メンテナンス時に過度な汚れで嫌な思いをしなくて済み、配管や脚部を長く守ることができます。
凍結防止の保温
脚部カバーを取り付けることで、凍結防止の保温効果も見込めます。
凍結が心配される地域では、基本的に凍結防止処置が施されています。
それでも、特に寒い地域では、一時的に凍結してしまうことが考えられます。
出勤前で急いでいるときや寒さで震えているとき等は、僅かな時間も惜しく感じられます。
脚部カバーを設置しておけば、冷たい風が直接配管に当たらないため、凍結防止効果が高まります。
エコキュートの外観を整える
脚部カバーの設置が、エコキュートの外観を整えることにつながります。
先述の通り、貯湯タンクユニットの下部は、脚部と配管がむき出しです。
エコキュートを屋外に設置するため、設置場所によって、人にエコキュートが見えることがあります。
ごちゃごちゃとした配管周りが見えてしまうことに、抵抗を感じる方も多いのではないでしょうか。
脚部カバーは、メーカーによって脚部化粧カバーという名称を付けられている通り、エコキュートの外観を整えてくれます。
脚部カバーを設置することで、貯湯タンクユニットをすっきりした印象にできます。
ガス給湯器にはなぜカバーがない?
エコキュートのオプションに脚部カバーが用意されているように、実はガス給湯器にも、専用のカバーが用意されていることがあります。
しかし、あまり見かけない理由は、ガス給湯器の設置位置が関係していることにあるでしょう。
ガス給湯器は、エコキュートと同様に配管がむき出しですが、壁のある程度高い位置に設置可能です。
地面と離れているため汚れにくく、生物にいたずらされる心配があまりありません。
エコキュート同様、カバーがなくても稼働に支障がないため、設置しない方も多いようです。
エコキュートの脚部カバーは購入するべき?
エコキュートの脚部カバーは、購入した方が良いでしょう。
脚部カバーを購入しなくても、エコキュートの稼働にはそれほど影響はありません。
しかし、汚れの付着による不衛生や、雨風や紫外線による経年劣化、生物のいたずらなどの問題を、脚部カバーは軽減してくれます。
後から設置する手間を考えると、買い替えや交換といった機会に、まとめて取り付けた方が良いといえます。
脚部カバーが必要なケースと不要なケース
脚部カバーは、購入しておきたい方と、なくても良い方とでわかれています。
必要なケース
脚部カバーが必要なのは、下記のようなケースに該当する方です。
- エコキュートを長持ちさせたい
- エコキュートの配管が近隣住民に見えてしまうのが気になる
- 雨風の影響が大きい家に住んでいる
- 小動物を見かけることが多い
脚部カバーは、エコキュートを長持ちさせたい方や、配管周りを近隣住民に見られるのが気になる方には必要です。
また、雨風が吹き込んで汚れやすい家や、ゴミや葉っぱ等が溜まりやすい家にお住まいの方だと、重要度は高くなるでしょう。
また、自然が多く、付近に猫やネズミ等の小動物を見かけることが多い方にも必要です。
不要なケース
脚部カバーが不要なのは、屋内にエコキュートを設置している方や、上記の必要なケースに該当しない方です。
エコキュートの設置場所は一般的に屋外ですが、寒冷地やマンションのように屋外に設置できない場合、屋内仕様のエコキュートを選択することがあります。
屋内であれば、風雨に晒されたり、生物にいたずらされたりする心配はありません。また、近隣住民に見えることもなく、家族が気にしないのであれば、脚部カバーは不要と言えます。
ただし、脚部や外観を保護する目的を考えると、取り付けておく方が良いでしょう。
後からでも脚部カバーは付けられる?
基本的にエコキュートの脚部カバーは、後からでも取り付け可能です。
専門知識や専門工具を必要とせず、自分でも説明書とプラスドライバー等があれば取り付けられることが珍しくありません。
ただし、施工状況によっては取り付けられないこともあります。
例えば、エコキュートの配管は、貯湯タンクユニットの前方からご自宅がある後方に向けて配置することが多いです。
しかし、脚部カバーを設置しないことを前提に、業者が配管を前方や横に向けて配置している場合があります。
その場合は、配管が邪魔になるため、脚部カバーに加工を施す必要があります。
壁との距離次第では、ドライバーが入らず、ネジが取り付けられないこともあり得ます。
自分で取り付けられない場合は、設置した業者に相談することをお勧めします。
脚部カバーの取り付け、取り外し方法
脚部カバーの取り付けや取り外しの方法は、メーカーや機種等によって異なるため、説明書を参照しながらおこなってください。
例として、パナソニックエコキュートの脚部カバー(AD-HEH44N-C)の取り付け、取り外し方法を見ていきましょう。
パナソニックエコキュートの脚部カバーは、主に貯湯タンクユニットの前後左右に対応した「飾り板」「横上飾り板」「取付ネジ」で構成されています。
飾り板は、エコキュートの壁に面している部分に関しては付ける必要がありません。
また、フタが付いており、取り外すことで配管の状況に合わせることができます。
- 配管状況に合わせて、飾り板のフタを外しておく
- 前飾り板を固定するための横飾り板をネジで固定
- 設置状況に応じて、左右や後方の飾り板をネジで固定(壁に接している面は不要)
- 前飾り板をネジで固定
お手入れや点検で脚部カバーを取り外す際は、全てを外す必要はありません。
例えば、パナソニックエコキュートの脚部カバー(AD-HEH44N-C)の場合、前飾り板を固定しているネジをドライバーで緩めて手前に引くだけで取り外せます。
脚部カバー以外のオプションは何がある?

脚部カバー以外にも、エコキュートの別売りオプションは様々なものがあります。
主なものは、下記の通りです。
- リモコン
- 浴槽アダプター
- ヒートポンプ用防雪カバー
- ヒートポンプ用防雪架台(高置台や防雪屋根等)
雪が積もるような寒冷地では、防雪カバーや防雪架台等も、設置した方が良いオプションです。
個人の方が後から設置するのは、エコキュートにつながる配管の長さを調節する必要があるため、難しいといえます。
必要かどうかわからない場合は、業者に相談するのがお勧めです。
エコキュートの脚部カバーの交換費用
ここでは、脚部カバーのみの交換費用と、エコキュート本体と脚部カバーをプラスした場合の交換費用を見てみましょう。
脚部カバーのみの交換費用
エコキュートの脚部カバーのみの交換費用は、9,000~16,000円が相場です。
3,000円程度で済むこともありますが、販売者やメーカー、型番等によりけりです。
インターネット通販を利用して購入する場合は、基本的には相場ほどの費用はかかると考えると良いでしょう。
また、脚部カバーのみを取り付けてくれるかどうかは業者によって対応がわかれるため、場合によっては自分で設置する必要があります。
エコキュート本体+脚部カバーの交換費用
エコキュート本体と脚部カバーやリモコン等をまとめて交換する場合、工事費込みで35~60万円ほどが相場です。
業者によっては、脚部カバーやリモコン等のオプションを、セット価格で安くしていることがあります。
安く購入できるのであれば、脚部カバーはぜひ取り付けておきたい付属品です。
また、脚部カバーは型番が合わないと設置できませんが、セットで購入すれば型番が合わないということもありません。
まとめ
この記事では、エコキュートの脚部カバーの役割やメリット、取り付け方法や交換費用等解説しましたが、いかがだったでしょうか。
脚部カバーは必須ではないものの、あれば便利な付属品です。
エコキュートの交換時にセットで安くなっているのであれば、ぜひ積極的に取り付けを依頼しましょう。
急湯デポは、基本的にエコキュートに脚部カバーやリモコンをセットにして販売しています。
できる限りお安い価格で特急交換を承っておりますので、エコキュートの交換はぜひ急湯デポにご相談ください。