エコキュートが壊れたけど交換するお金がない!お湯を使えるようにするための対処法を解説!
エコキュートが壊れてしまった場合、急な出費でお金が用意できず、修理や交換に踏み切れない方もいるかもしれません。この記事では、「エコキュートが壊れたのにお金がない…」とお困りの方に向けて、お金がないときの対処法や、修理や交換を安く抑える節約術等についてご紹介します。
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エコキュートが壊れた!?お金がない場合の対処法とは
エコキュートが壊れたのか念入りに確認
まずは、エコキュートが本当に故障しているか確認しましょう。
リモコンに表示されている英数字はエラーコードといい、動かなくなった原因を知らせてくれるものです。
取扱説明書やメーカーホームページ等を見れば、エラーコードに応じた対処法がわかります。
エラーコードの表示がない場合も、自分で対処できることがあります。
例えば、一部のシャワーや蛇口が使えないときは、給湯温度が低いか、給湯栓が閉まっていることがあります。
その場合は、給湯温度を上げるか、給湯栓を開くことで解決します。
シャワーが凍結によって使えない場合は、配管にぬるめのお湯をかけて、配管を温めれば解決することがあります。
ただしお湯をかける方法は元栓の劣化や管の破裂を招くこともあります。
可能であれば自然解凍を待ったほうが安心でしょう。
故障症状については、「すぐ解決!エコキュートの故障症状・原因や寿命、修理や交換費用まで徹底解説」の記事でも詳しく解説していますので、ぜひチェックしてください。
様々な保証期間が残っていないかチェック
エコキュート購入時に付けた、保証期間もチェックしてみてください。
購入時にはメーカー保証が付いており、保証期間内であれば、修理や交換等が安く受けられます。
メーカー保証期間は、エコキュート本体やヒートポンプ等、部品ごとに1~5年と分かれ、5~10年に延長できるケースもあります。
保証についてわからない場合は、サポートセンターに問い合わせると良いでしょう。
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メーカー名 | お問い合わせ先 | 電話番号 |
---|---|---|
三菱 | 三菱電機お客さま相談センター | 0120-139-365 |
ダイキン | ダイキン コンタクトセンター | 0120-881-081 |
東芝 | 東芝電気給湯機ご相談センター | 0120-1048-19 |
日立 | 家電ビジネス情報センター | 0120-3121-19 |
パナソニック(三洋電機) | パナソニックお客様相談センター | 0120-878-695 |
コロナ | コロナ/サービスセンター | 0120-919-302 |
また、エコキュートを設置した業者の保証も付けている方は、そちらの残り期間もチェックしてみてください。
火災保険が使えるか確認する
自然災害でエコキュートが壊れた方は、火災保険が使えるかどうかも確認しましょう。
例えば、落雷が原因で故障した場合、住宅用の火災保険が適用されることがあります。
火災保険に入っている方は、どのようなケースであれば適用されるか、契約や保証の内容について確認してみてください。
火災保険が適用されるケースについては「落雷でエコキュートが故障!? もしもの時の火災保険について補償内容や適用ケースを解説」の記事で詳しく解説していますので、ぜひチェックしてください。
エコキュートの寿命は10年。経過しているなら交換を検討
エコキュートは10年ほどで寿命を迎えるため、設置や交換から10年経っているのであれば、交換を検討しましょう。
修理をしても良いかもしれませんが、寿命に近いエコキュートは、経年劣化によって様々な箇所に不具合が出てくると予想できます。
今後立て続けに不具合が出るようであれば、修理を重ねるよりも、交換する方が安上がりなことがあります。
懐に余裕がない場合も、最終的な金額を見据え、交換を検討してみてください。
実はエコキュートはローンや分割払いでも購入可能です。
詳しくはエコキュートはローン・分割払いで購入できる?実際にかかる費用から具体的な手続きまで解説を参考にしてみてください。
エコキュートを交換か修理か見極めるポイント
エコキュートを交換か修理か見極めるポイントは、2つあります。
経過年数
1つ目は、経過年数です。
上述した通り、エコキュートは10年ほどで寿命が訪れます。
「まだ使い始めて5年も経っていない」というようなときには、修理してしまって良いでしょう。
不具合が出ている部品にもよりますが、5年なら保証期間内で安く済ませられる可能性があります。
しかし、8年や10年等、寿命に近い場合は、今後も不具合が出る可能性があります。
その場合は、交換が必要と考えることができます。
修理費と交換費の比較
2つ目は、修理費と交換費の比較です。
業者に点検してもらうと、修理と交換どちらが必要なのか、また、何が原因でいくらかかるのかがわかります。
数千円や数万円で修理できるのであれば、修理してしまっていいかもしれません。
しかし、修理費が10~15万円等、高く付いてしまうようであれば交換がお勧めです。
エコキュートは、35~60万円ほどで交換できることがあります。
購入したいエコキュートの交換費と比較して、交換してしまった方がお得と感じたときは、交換に踏み切ってみましょう。
エコキュートの修理や交換にかかる費用の目安
エコキュートの交換費は、35~60万円が目安です。
リーズナブルな機種からハイスペックな機種まで分かれており、また、工事の内容によっても金額に差が生まれます。
一方、修理に関しては、下記を目安として考えてみてください。
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種類 | 修理費用の目安 | 症状 |
---|---|---|
お湯まわりに関する修理 | 約18,000円~66,000円 | お湯が出ない、お湯が貯まらない、お湯の温度が一定にならない等 |
水漏れに関する修理 | 約16,000円~68,000円 | 貯湯タンクやヒートポンプからポタポタと水が出ている |
異音に関する修理 | 約24,000円~37,000円 | 運転中にこれまで聞こえなかった音がする |
ヒートポンプユニットに関する修理 | 約55,000円~188,000円 | ヒートポンプユニット内部が故障しているが、パーツ交換含む対応で修理が可能 |
エコキュート本体の 交換費用目安 (工事費込みの価格) | 約350,000~600,000円 | エコキュートの全体的な交換 (施工店やタンク容量、機種、機能等によって異なります) |
ガスやリースはどうなの?
ガスとエコキュートの比較
エコキュートが壊れた場合、ガス給湯器に戻すという選択肢もあります。
ガス給湯器の購入や交換にかかる費用は、エコキュートよりも安いことが多いです。
具体的には、ガス給湯器が15万円程度、エコキュートが35~60万円程度です。
そのため、エコキュートの初期費用がネックという方は、ガス給湯器に戻すことを検討して損はないでしょう。
ただ、ランニングコストの面で見ると、エコキュートはガス給湯器よりもお得です。
契約している電気料金プランにもよりますが、年間で3~5万円変わることがあります。
長く使うほどランニングコストに差が出るため、その点ではエコキュートがお勧めです。
エコキュートからガス給湯器に戻すメリットやデメリットについては、「エコキュートやめたい…」ガス給湯器に戻すメリットとデメリット」の記事でより詳しく解説しています。
興味がある方は、こちらもぜひチェックしてみてください。
リースと購入の比較
エコキュートは、購入するだけでなく、リースを利用する方法もあります。
リースは、リース会社が月額〇円という利用料で中長期の貸し出しをおこなうもので、初期費用をおさえられることがメリットです。
また、貸し出し期間中は、リース会社による無償の修理サービスを受けられることもあります。
エコキュートを購入したいけれどお金がないという方にとっては、ありがたく感じられるのではないでしょうか。
ただし、リースは、利用できる機種が限られていることがあります。
希望通りの機種が取り付けられないことがある点に、注意が必要です。
また、リースは契約期間が10年近く設定されていることがあります。
月額5,000円の利用料でも、10年使用すれば60万円です。
トータルでは高くなってしまうことがあるため、その点にも気を付けましょう。
リースと購入の違いについては、「【リース vs 購入】エコキュートをお得に導入するならどっち?」の記事でも、詳しく解説しています。
興味がある方はこちらもぜひチェックしてみてください。
お金がないときにエコキュートが壊れたら。安く抑えるための修理・交換術
- 修理・交換費が安い業者を探す
- 複数の業者に見積もり依頼を出す
- 支払い方法を確認する
- 業者に部品交換で済むかを確認する
- 補助金を活用する
修理・交換費が安い業者を探す
業者を探す段階では、「修理費や交換費が安い業者か」という点に注目しましょう。
業者によって修理費や交換費は異なり、安い業者を見つけられれば出費を抑えられます。
また、修理費や交換費が安い業者を探すときは、工事費込みで探すのがポイントです。
エコキュートの本体価格のみ記載されていると安く見えますが、交換には電気工事などの工事費が発生します。
工事費込みで比較しないと、最終的に金額が高くなり、損をしてしまうこともあります。
複数の業者に見積もり依頼を出す
ある程度業者を選べたら、見積もり依頼を複数の業者に出してみましょう。
見積書の金額を比較して、適正なものかを調べるためです。
一社にのみ見積もり依頼を出すと、その一社から示された修理費や交換費を比較できず、高いか安いかがわかりません。
エコキュートの相場に詳しい方でなければ、その金額が適正かどうかは判断できず、損をしてしまうこともあると思います。
お金がないときに出費を増やさないために、適正な金額がどうか比較してみてください。
支払い方法を確認する
エコキュートの修理や交換時には、支払い方法も確認してみてください。
業者によっては、一括払い以外にも、ローンや分割払いに対応しています。
ローンや分割払いを利用すれば、エコキュートの修理費や交換費を、月々無理なく支払っていくことができます。
業者に部品交換で済むかを確認する
業者に見積もりを取ってもらうとき、部品交換で済むか確認してみるのも一つの手です。
エコキュートが壊れてしまったと一口にいっても、その原因は様々です。
場合によっては、センサー類や弁類等、消耗部品の交換だけで済むことがあります。
エコキュートを設置してから8~10年等、寿命に近い場合は交換がおすすめです。しかし5~7年等だと判断に迷うことがあると思います。
業者の判断も参考に、まだしばらく使えそうだと判断できる場合は、部品交換のみで様子見するのも検討してみてください。
補助金を活用する
エコキュートを交換する方は、補助金の活用も検討してみてください。
エコキュート交換の際には、国や自治体の補助金を活用できることがあるためです。
例えば、国がおこなっている給湯省エネ2024事業では、基本額8万円、条件を満たせば最大18万円の補助金を受け取れます。
ネックとなっていた交換費用を抑えられるため、補助金制度の活用を考えてみましょう。
なお、補助金を申請するには、様々な条件があります。
より詳しくは、「知らないと損!エコキュートの買い替え・交換で使える補助金をご紹介!」の記事もチェックしてみてください。
良心的な業者を探すためのポイント
エコキュートを修理や交換を依頼する業者を探すときには、ポイントを押さえましょう。
現在は、ガス会社や電気会社等もエコキュートの交換に対応しています。
多数の業者から良心的な業者を見つけるために、下記のようなポイントを見て比較してみてください。
- 10年サポートは「製品」と「工事」も対象になっている
- サポート利用時の修理代(部品代・出張費を含む)は無料
- 修理回数、修理上限金額に制限がない
- 24時間365日対応の窓口がある
- ホームページが定期的に更新されている
- 住んでいる場所が対応エリアに入っている
- エコキュートの在庫がある
- 施工実績が豊富
- 詳しい商品知識・対応力がある
- 口コミで高評価を得ている
これらのポイントを確認して、良心的な業者を探してみましょう。
補助金の申請を考えている方は、補助金申請も可能な業者かどうかも重視して選んでみてください。
業者選びのポイントについて、より詳しくは「エコキュート業者選び【10大ポイント】損をしないための選び方とは?」で解説しています。
興味がある方は、こちらのコラムもチェックしてみてください。
まとめ
この記事では、エコキュートが壊れたのにお金がないという方のために、お金がないときにできる対処法や、修理や交換で安く抑える方法等について解説しました。
エコキュートが壊れてしまったように見えても、自分で対処できることがあります。
また、壊れていても、保証期間内であれば、メーカーや業者の保証を利用して費用を抑えることもできます。
ローンや分割払い、補助金の活用等、安く抑える方法はあるため、慌てずに修理や交換に進んでみてください。
急湯デポは、エコキュートからエコキュートへの交換を専門としています。
価格をできる限り抑えていることや、在庫が豊富で最短1日でも交換できること等が強みです。
ローンや分割払いも可能ですので、エコキュートが壊れてお困りの方は、ぜひ急湯デポにご相談ください。